温故知新No2

静岡県の牧之原市から、盆栽、野球審判、蕎麦打ち、おやじバンド、その他徒然なるままに、ブログしています。

2016 牧之原市の熊本地震支援

2016-04-19 20:00:29 | 日記・エッセイ・コラム
東海地震が叫ばれて50年にもなるが、皮肉にもその東海では何も起きず、阪神、東日本、そして九州が犠牲となる。
こんなことはいたたまれない気持ち。
もちろんこちらで起こっては困るが、阪神などにしてみれば、正に想定外の不意打ち。

こちらは犠牲、いやあえて言うなら死を覚悟に忍び寄る地震を相手に、それでもとにかくできることはと、防災対策を講じている。

おそらく、市民の防災組織体制、公共施設の耐震、備蓄資材、災害対応の計画やマニュアルなど、この静岡県では当然のように出来上り、防災に対する対応は、全国でもトップクラスであろう。

ところが、そんな地域には地震がこなく、こんな地震はあり得ないという地域で残念ながら起きている。
とにかく、日本列島、もともとは各種プレートの寄せ集まりで出来上がった島。
数億、数万年単位でプレートの移動とそこでの断層の亀裂を考えれば、大地震が起こることは不思議ではない。
しかし、なんでこの時に立て続けにと、不思議に感じる。

とにかく起こったものは仕方がない。
あとは、人力で支援するしかない。

牧之原市は、いつでも九州への支援ができるよう、物資、人的に準備をしている。
一部近隣の市は、緊急支援という名のもとに独自に物資、人員を被災地に送っている。
実はこれは正式に国や被災地から要請があったのではなく、失礼ながら現地の実情を無視した逸脱。

おそらく心底からの支援の温情で、いたたまれず行動に出ていると思うが、現場では全国からの膨大な物資とは裏腹に、それをさばく人員不足で、その物資が末端にまで行き届いていないというのが現状。

牧之原市としても、いたたまれない気持ちはどこの市町にも負けないほど高ぶっているが、やはり支援体制のルールがある。
東日本大震災での検証と教訓を冷静に見れば、やはり、道筋を立てた支援要請ルートと供給ルートががっちり組んでしっかりとした、そして現実的、効率的な支援ができる。

牧之原市は、その現実的な支援として、フードバンクで市民、そして牧之原市のパワーを現地に届ける。
現地からの食糧の不足、その中でも味噌汁やおかずといった副食を被災者が最も求めているというレアな情報を入手し、さっそく被災地に確実に送れるNPO法人フードバンクふじのくにを通し、「おかずとなる缶詰」「カップ麺」「即席みそ汁」を以下で受け付け現地に届ける。

支援できる方がいれば、ぜひご参加を!


1受付期間
 平成28年4月19日(火)から4月末日まで(予定)
2受付時間
 午前8時15分から午後5時まで(水曜日は午後7時まで)
3受付場所
  相良庁舎1階ロビー
  榛原庁舎2階市民ラウンジ
  さざんか1階ロビー
4受付する食料
  おかずになる缶詰
  カップ麺
  即席みそ汁
5受付方法
  受付場所に設置した回収ボックス
6受付できないもの
  (1) 賞味期限が1カ月未満のもの
  (2) 賞味期限が明記されていないもの
  (3) 開封されているもの
  (4) 破損で中身が出ているもの












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