温故知新No2

静岡県の牧之原市から、盆栽、野球審判、蕎麦打ち、おやじバンド、その他徒然なるままに、ブログしています。

2016 牧之原市の熊本地震支援No3

2016-04-26 20:22:14 | 日記・エッセイ・コラム
今の牧之原市の花めぐりを朗々と伝えている場合ではなかった。

今、熊本地方は激甚災害でまだまだ人並みの生活を送れる場合ではない。

そんな過酷な状況を見るにつけ、静岡県から、牧之原市からいつその逆の立場にならないとも限らないといういたたまれない状況で、できる限りの支援をする。

職員の派遣、支援物資の送達という形でその第1陣が終えた。
何とかやれやれと思っていた今日の朝には、次の職員派遣要請があった。

もともと、第1次の募集の段階で10数人を超す職員の応募があり、牧之原市は県内でも断トツの派遣可能職員数。職員の意欲に喜び、要請に応えしっかりと派遣職員を送りだす準備をしていたところだが、そこで急きょ別の派遣事案が発生。

実は、過去鎌倉時代にさかのぼる数百年前からのご縁で姉妹都市縁組をしていた熊本県人吉市が、地震による直接的な被害はないものの、耐震能力不足の市役所庁舎では今後事務をする状況ではないということで、このゴールデンウィーク期間中に各組織を庁舎から引越するということが分かった。

こうなると、姉妹都市縁組のご縁から、牧之原市としても何らかの支援をしなければならない。

ということで、今日は、朝から新たに発生した、熊本人吉市の支援のための職員人選などでバタバタした。
そんな急きょの応援職員の募集であったが、しかし、驚きは一度募集の声をかけると、次から次へと派遣要員枠が埋まっていくこと。
計画する人吉市への災害応援は、5月1日から3日までの第1陣と5月2日から4日までの第2陣。
第1陣には副市長も加わる。
こんなゴールデンウィーク期間はゆっくりと遊びに、家族サービスにと考えるが、悲惨な熊本の、人吉の事情を考えると、自発的に人吉市の引越しを手伝いたいと思う職員が、素早く手を挙げてくれたことは、大変誇りに思う。

ここで、乾坤一擲、牧之原市のパワーを人吉市の災害支援に発揮する。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする