【No2:六角柳】
山もみじにつづいて六角柳を植え替え。
柳は、水分を常に求め、したがって、冬でも春でも秋でも水の受け皿に常に浸っている。
そんな六角柳の成長は旺盛で、根の部分は、簡単に鉢からとれないほどびっしりと根がこびりついて、剥がすのに一苦労する。
【写真↓:今回植え替えの六角柳。挿し木3年生。植え替え昨年】
【写真↓:昨年植え替えての1年目、発育旺盛な柳は、根が鉢にとどまらず、底穴からもはみ出て、水の受け皿に達している。】
【写真↓:鉢から出したくても、簡単には手で抜けなく、へらで鉢と根の間に隙間を入れる。】
【写真↓:鉢の周りをぐるぐる根が回る】
【写真↓:今までの鉢は、大きさもまだちょうどいいので、再利用。これでも、常滑の山秋の製品。】
【写真↓:底穴に網をかけ、固定用の針がねを底から出す。】
【写真↓:あらためて、鉢に土を入れ準備をしておく】
【写真:密集する根は、本来なら根気よくほぐしながら、切りつめていくのだが、今回は、いきなり、根の束を切り刻んで、詰めていく。盆栽教室の講師が見たら、びっくりするかもしれないが、柳は成長が旺盛なので、無理な作業も大丈夫】
【写真↓:中には、太い根が育っていた。太い根は根張り造りのためには。邪魔である。】
【写真↓:幹から出ている太い根は、極力切る】
【写真↓:あんなに鉢の中に密集していた根を大胆に切り取り小さくする。こんなに根がさみしくなったが、すぐに成長していく。】
【写真:針金で固定】
【写真↓:今回植え替えの六角柳】
【写真↓:六角柳の親木。8~9年たっている。この枝から挿し木で増やしていった。】
【写真↓:昨年20数年ぶりに花を咲かせた甲州野梅。でも今年はまったく花をつけなかった。植え替えで、来年は咲かせるぞ!】