飛行機が飛ぶ前は、いろんな課題があるがそれを何とか乗り越え早く開港しろと願っていた。
しかし、いざ開港すれば、今度は次の杞憂が・・・。
それにしても、県はおっとりしている。
経営改善を進める会社が、赤字路線を廃止するのはいたって簡単な理論。
それに対して、それを支援するどころか、赤字の補てんはしませんと強引なトップ自らの強硬姿勢。
そうなると、方程式は、当然に「では撤退します。」である。
それに対して県は寝耳に水と言って右往左往している。
こんな事だから、最後まで反対する地権者、あるいは立木所有者を生み出す体質を指摘されるのである。
ここは、県に意地があれば、路線廃止を何としてでも、阻止するほどの意気込みを見せてほしい。
まさか、県は、「いいさ、FDAがちょうどその路線をカバーする。」と考えるものなら、県民の心知らず!
県民そろって高揚する開港の祝賀ムードを、一瞬に凍らせる路線廃止は、さすがに開港3カ月では早すぎる。
今回のJALの静岡空港撤退は、今はJALが国交省有識者会議に提示した素案。
しかし、JALの経営改善を至上の命題とすれば、静岡空港撤退は当然の選択肢。
それを、いかに存続させるかの手腕が今、新知事に求められている。