朝投稿した高校野球の1年生大会の審判を無事終え、今くつろいでいる。
やはり、高校生の野球の審判2試合はきつい。この時期、さまざまな野球の試合があり、審判も全員を動員し対応。したがって、地元から他地区へ出る派遣の審判は、試合の数だけ審判員を割り当てると、地元の試合を消化できなくなり、2人も3人もいけないため、行くからには一人2試合ぐらい審判をしてくる。
それにしても、考えてみれば、今日は早めの昼食を摂った後の11時30分から16時30分までほぼ立ちっぱなし。
しかも今日は蒸し暑く、陽が強い中での審判。時々そよぐ風がとても気持ちよく感じた。
でも、夏の県大会本番は、もっと暑く、陽ざしが強いだろう。今のうち体力をつけておかなければ・・・。
今日の試合は、1年生ながらさすがにこの地区を勝ち進んできたベスト4。
中学の軟式ボールから離れ硬式球になったばかりは、肩も弱く、体もみるい(当地区の方言で、標準語では、初々しい、成熟していないかな?)ものであるが、今日のチームはやはり違った。
肩、バットスウィング、守備のフットワークなど、将来が頼もしいプレーヤーばかりと感心した。
今日の私の審判内容は、いいとこあり、一方物足りないの2面があった。この時期、やはり、審判の動きも、よっぽど日ごろの活動をこなしている者でない限り、中途半端。
でも、昨年の感覚が、今日1日で何とかよみがえってきたような気がする。
今日のいいところは、私が2塁審判のとき、ランナー1塁で、ライト前のテキサスヒット性のあたりをライトが好守したときである。
1塁ランナーは、ヒットになるものと思い1塁ベースを飛び出したが、フライを捕られたため、1塁に帰塁しなければならないが、ライトの好捕のあとの1塁への送球によりランナーもアウトとなったケース。
このとき、私は、2塁審判のポジションからこのケースを事前に想定し、躊躇することなく、ライトからの送球と飛び出していたランナーとをしっかり確認し、送球が早く1塁に返球されたため、アウトをタイミングよくコールした。
1塁審判がライトフライのジャッジのため1塁を空けた時の2塁塁審のカバーの典型を教科書どおりできた。これが、今日の一番いいところ。
逆に良くなかったところは、ランナーが2、3塁間に挟まれランダウンプレーが始まったとき、明らかにランナーがスリーフィートライン(ランナーが走塁できるエリア)を越え、野手がタッチをしたときである。
この場合、講習会では、アウトのコールの後、ラインアウトをさらにコールし、手を横に広げるサインをしなければならないが、単にアウトの宣言をしただけであった。
いずれにせよ、アウトに変わりがなく、試合自体はそのまま進んでいったが、選手の記録上は、単なるアウトとは違い、ラインアウトをスコアーにつけるべきものである。
あれほど、講習会では、実技で教えていただいたのが、やはり、その場になるととっさにはその動作が出ない。
こんなミスが、夏の県大会に出ないよう、今日の反省を修正するよう、また明日から審判活動に励むしかない。