温故知新No2

静岡県の牧之原市から、盆栽、野球審判、蕎麦打ち、おやじバンド、その他徒然なるままに、ブログしています。

最近の読んだ本No2

2006-06-21 21:10:43 | 日記・エッセイ・コラム

昔、源氏鶏太氏のサラリーマン物を探していた頃は、足繁く書店に通い、購読リストとにらめっこしながら未購読を探すのに、時間を費やしたものだ。

今では、インターネットを利用すれば、一発で検索してくれ、その場で購入できる。

とても便利になった。しかし、あの時の、むしろ読んだことのないものをようやく探し出したときの喜びは、今のネット通販では味わえないであろう。

よく書店にはいつも大勢の客がいるが、おそらく、読みたい本を探し出したときの喜び、あるいは、目的はなく、タイトルに引かれ手に取ってみたら、今のあなたが読みたい本はこれだよ!と逆に本から教えられる喜びを求めているからなのかもしれない。

時間がなく、しかも効率的に自分の求める本を捜すのは、インターネットが一番である。

前回のブログで、同じ内容の本を数冊同時に読んでいるというものは、おそらく、最近の私の本の購入方法が、もっぱらインターネットであり、そこで本探しをすると、同じ傾向の本が数冊見つかり、つい複数購入してしまうのが理由であるからだと思う。

また、インターネット側も読者の購入欲を上手くそそる商売をする。P1010001_2

たとえば、本を検索し、ほしいものが見つかると、その画面に、おせっかいにもこの本を購入した人は、他にこのような本も購入しています、と画像入りで数冊紹介してくれる。

そうすると、こちらもつい中身を見てしまい、まあ、文庫本1冊では送料がもったいない、1冊も2冊も同じだと考えてしまい、手を出し気がついたら4,5冊購入している。

もともと検索した同じ傾向の本であるため、購入には、後悔はないが、ネット通販の思う壺にはまったと、自分の優柔不断さ(?)を反省してしまうとともに、ネット通販の恐ろしさを感じてしまう。

コメント
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