田舎に住んでる映画ヲタク

「映画大好き」の女性です。一人で見ることも多いけれど、たくさんの映画ファンと意見交換できればいいなぁと思っています。

キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン(Killers of the Flower Moon)

2023年11月18日 16時46分23秒 | 日記

Killers Of The Flower Moon Movie Review

With Killers Of The Flower Moon, Martin Scorsese Wanted To Understand ...

Calling All Scorsese, DiCaprio and De Niro Fans: The Full 'Killers of ... 

 マーティン・スコセッシ監督がレオナルド・ディカプリオ、ロバート・デ・ニーロ、ジェシー・プレモンス、リリー・グラッドストーンら豪華キャストを迎え、実話を基に描いた西部劇サスペンス。

1920年代、オクラホマ州オーセージ郡。先住民であるオーセージ族は、石油の発掘によって一夜にして莫大な富を得た。その財産に目をつけた白人たちは彼らを巧みに操り、脅し、ついには殺人にまで手を染める。

ジャーナリストのデビッド・グランがアメリカ先住民連続殺人事件について描いたベストセラーノンフィクション「花殺し月の殺人 インディアン連続怪死事件とFBIの誕生」を原作に、「フォレスト・ガンプ 一期一会」などの脚本家エリック・ロスとスコセッシ監督が共同脚本を手がけた。(映画.comより)

 

 

<2023年10月29日 劇場鑑賞>

 監督は巨匠マーティン・スコセッシ、主演はレオナルド・ディカプリオ、そのおじ役はロバート・デ・ニーロともなると、見る前から腰が引けますね(笑)。どんな重厚な作品なのかと。また、題材は実話だともなれば。

 結論から言います。私のような素人のおばさんに言われたくはないでしょうが、”見たことがある感じの映画”の範疇に収まってしまっていたと思います。アメリカの原住民を狭い地域に追いやって、そこで生活するように制限したのは白人たちです。それなのに、その狭い地域で石油が出てしまった。「しまった~!」と思っても後の祭り。あとから考えられる方法としては、ネイティブ・インディアンの女性と結婚して死後その財産をぶんどるか、原住民たちを次々殺して財産をぶんどるか、です。又は男であれば、精神的に追い詰めて病気にしてしまい、判断力が鈍ったと周囲に思わせて、取り分をぶんどるか。そして、そのいずれの方法も実施されます。さも地域に貢献しているかのような名士を装って。

 その名士がデ・ニーロであり、彼を頼ってやって来て、ちゃっかり利用されてしまうのがディカプリオなわけです。事件は凄惨なものでした。今現在生きている私としては「そんなに連続で人が死ぬなんて不自然でしょう。疑われると思わなかったのかな」と素直に不思議に思いました。捜査されても逃げ切れると思っていたのか。それほど現地の人たちをなめ切っていたのか。自分が名士になり切れていて疑われないと思っていたのか。どちらにしても、思い上がっていたとしか考えられません。ひどいものですね。

 ところで、この事件がFBIを作るきっかけになったらしいですね。映画内でもその初代長官フーバー氏の名が出てましたが「それってディカプリオじゃないですか」と思って吹き出しそうになりました。知ってて起用したのか、単なる偶然か。素人にはわからないですけど。俳優さんたちはみな素晴らしかったし、映画自体はよくできていたと思います。ただ、少し長かったかな。

 

 

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