オチャサイズのブログ

お茶の効能を運動に取り入れたエクササイズです。

第42回厳選・源泉温泉 古川温泉 「たんぼの湯」

2015年11月17日 | 厳選・源泉温泉

温泉仲間から 「近くに好きそうな温泉があるよ」 って言われてやって来た場所が 飛騨市役所 ・・・ 
飛騨ってめっちゃ遠いやん って思われるかもしれませんが、うちらは130キロなんて近所みたいなもんなんです。

それにしても、こんな場所に本当に温泉なんかあるんかい?
役所に用事がある人が行き来して の感じがまったくしませんわ。


「市役所のすぐ側にあるので行けばわかる」 としか聞かされておらず、駐車場をウロウロしていると・・・ たぶんあれかな?
めっちゃ住宅ぽいけど、敷地のすぐ隣にそれらしい建物がありました。


おおっ やっぱココだ! 間違いありません、ここが今回紹介する 古川温泉 「たんぼの湯」です。

役所の横ってのは抜きにして、この雰囲気だけでマニアックな匂いがプンプン・・・ 
このところ正統派が続いたので、久しぶりのガジェットな温泉に期待が高まります。


玄関で料金500円を払ってワクワクしながら奥に進むと、えっ! 只今 準備中! ヾ(・ε・。)ォィォィ
入れるようになるまであと30分ほどかかるらしいので、その間 湯舟を見ながら待つことにしました。 贅沢だ!


うぉ! まず最初に目に入ったのが茶色く変色した浴槽です。 
湯舟はとても狭く、3~4人が浸かればいっぱいになるサイズがポツんと1つだけ・・・ これを見ただけで十分満足。

浴槽を染め上げたと思われる源泉が、ドボドボと注ぎ込まれています。


湯面にはこんな風にアブラ模様が浮かんで、いかにも体に効きそうな感じがします。
秘湯好きがこんなお風呂を見ちゃうと、お湯はまだ溢れていませんが、笑みだけは自然に溢れますね・・・

もう一度言いましょう・・・ もうこれを見ただけで十分満足。


そしてついに キターっ 宿の方からOKがでました。
これが 田んぼの湯 のお風呂です。 いかにも濃厚そうな茶褐色のお湯が特徴です。

タイルとのコントラストが美しく、こんなに赤いのは 以来かな・・・?


透明度は限りなくゼロに近く、このように沈めた腕がほとんど見えません。
さっぱりとした肌触りで想像していたよりも刺激もなく、口に含むと鉄錆の味がします。


泉質:中性低張性冷鉱泉 温度:12.8度 PH:6.9 
源泉の温度が低いので加熱はしていますが、湯舟のお湯は循環は使用せずかけ流し。

効能: 神経痛、婦人病、冷え性など。 また、子宝の湯としても広く知られているそうです。


温度は40度ほどと適温・・・ こんな色の温泉に浸かっていると (現実離れして) ホントに気持ちがイイなぁ。
華やかな豪華な温泉旅館よりも、こういった温泉の方が個性があって何倍も楽しいです。 

家庭のお風呂では決して味わうことが出来ないのが、こういったジャンルの温泉の面白さ(醍醐味)なのです。 キッパリ!


古川温泉 たんぼの湯・・・ 今は住宅地でその面影すら感じることができませんが、もともとはこの辺りは田んぼで、その中で湯が湧いたのが名前の由来だそうです。
濁り湯好きや、マニアックなお風呂を好む方に ぜひオススメの一湯です。

体が芯からあったまる感じでいつまでもポカポカしていたので、この寒い時期にはピッタリ。
高山の帰りに ひとっ風呂どうですか?(キモト)

(注)もちろんタオルも茶色に染まるし、上がり湯(かけ湯)をちゃんとしてこないと 体を拭いた後でも下着に色が付いちゃいますゾ。

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