この時期、金沢市の南部から東の方を見渡すと 一際ピンク色に染まった山が目に付きます。
そこは 「高尾城址」 加賀守護・冨樫氏の城があった場所です。
家が近くなので馴染みのある山で、昔は木が1本も生えておらず通称 ハゲ山 の愛称で呼ばれていました。
子供の頃は雑木が生い茂り、人を寄せつけない所でしたが、草をかき分け道なき道を虫と格闘しながら登ったもんです。
小学校では危険な場所のため「立入禁止」だったんですがね・・・
そう言えば今の子供はそんなことして遊ばないね。
そんな ハゲ山(城山)も 今は登山道が整備され頂上には 見晴らし台 が完成!
山の斜面には 桜の木 が植えられ、隠れた 桜の名所 になっています。
ここから見てもそのスケールの大きさがわかるでしょ。
懐かしい! ココに来るのも実に35年ぶり、もちろん桜を見には初めてです。
奇しくも子供の頃に登ってたルートと全く同じなので ちょっと感動。
あの頃この辺は泥濘があって足元はドロドロ・・・ 靴を汚してよく叱られたものです。
あんなに苦労した斜面も今はちゃんと整備されているのでお子さんでも容易に登ることができます。
懐かしさを噛みしめながら「見晴らし台」に到着。
そして、圧巻! の一言。
この壮大な桜模様と、金沢市内を一望できる この景観は実に素晴らしい。
金沢市(石川県)で これだけの桜を一度に見れるところって他に無いんじゃない?
近くにこんなイイ場所があったなんて 今まで知らなかったなぁ。
今日は日曜日とあって多くの家族連れやカップルがお弁当を広げていました。
これから益々人気が出そうな予感がするので、花見リストに追加しても損はありませんよ。
今年は、まだ時間がありますので、近くを通った時は立ち寄ってみてください。(キモト)