この所十勝地方は冷え込みが厳しい。
帯広の隣町では-27度を記録し帯広でも-20度が
続いている。寒い時期の定番と言えば鍋。
友人から新鮮な生鱈を頂いた。チゲ鍋がお薦めとの
アドバイスに従って下拵えに取り掛かる。
私は切り身で売られている鱈は匂いが苦手だが
さすがに生きがいいのか殆ど匂わず白子や鱈子も
新鮮そのもの。身は透明感があり締っている。
皮のぬめりが生臭さの原因なので表面をきれいにし
塩を振り更に熱湯にくぐらせ冷水にとる。
下拵えがちょっと面倒だけどその差は歴然。
昆布出汁にキムチを加え豆腐、ニラ、鱈とアラも加える。
淡白な鱈とキムチがよく合い体も温まる。
最後は韓国のトッポギ(餅)を煮込んで美味しさ倍増。
鍋のスープには旨みのエキスがギュッとつまっている。