十勝有機野菜ネットワークの主催で農家の研修施設にもなっている川西町の
大平原交流センターを会場に、生産者が自慢の野菜を持ち寄りホテルシェフが
調理した料理を頂ける昼食会が行われた。
会費1000円で一応食べ放題となっていたが料理に対して人が多く全部を
味わう事は出来なかったものの、初の試みとしては成功裏に終わったと思う。
今有機野菜に関心を持つ人も増え、予想を上回る人が参加したからだろう。
レッドムーンのぺペロンチーノはジャガイモとパスタの取り合わせが面白く
ジャガイモの新しい食べ方を発見、豚肉とメークインの煮込みも有機ジャガイモの
甘さに驚き、水菜の青臭さと茎の力強さを感じた。それでいて後を引く美味しさだ。
有機農業には勇気が必要だと言われる。ある生産者は苦労話として数年前は
畑からたった一つの白菜しか収穫出来なかったと昔を振り返っていた。
挨拶に立った7軒の生産者は殆ど移住者だというのも意外でこの十勝に根を張り
有機農業に情熱を燃やしている。
私達消費者も目利きになり安心安全な物を選んでいきたい。