まつたけ山復活させ隊運動ニュース

 松茸は奈良時代から珍重されてきたが、絶滅が心配される.松茸山づくりは里山復活の近道であり里山の再生は松茸復活に繋がる.

まつたけ山復活させ隊 NEWSLETTER 930

2014年07月22日 |  マツタケの林地栽培 


 近畿地区も21日梅雨明けとなりました.山遊びで体調を整えるのはいかがでしょう! 帰宅後のビールが旨すぎるのも困りますね.
 7月26日(土)は、まつたけ山復活させ隊第449回活動日です.午前10時に京都市左京区岩倉 村松138-20 香川山(自称:下記の§活動拠点へのアクセスを御参照下さい)にお集まり下さい.
 いよいよ真夏です.とても暑い日が続きます. 熱中症に罹らないように、マダニ・マムシなどに咬まれないように、事故のなきようあせらず無理せず、マツタケ山づくりを楽しみましょう! ツキノワグマ出現の可能性があります.歩行中・作業中の遭遇に注意しましょう!   活動報告は、三輪 新造さんが、当日夜、ブログにて行います.

まつたけ山復活させ隊暑気払い 8月1日(金)開催
 以前にも、お知らせしましたが、まつたけ山復活させ隊は、先月6月25日をもって10年目に入りました.仲間は、生物学的にも9年の歳月を重ねたことになります.里山にも自分の健康にもよいことを続けていますが、私たちの体力・気力は上向きで推移することはありません.私たちは、強い使命感を持ってマツタケ山づくりに取り組んでいますが、肉体の衰えを自覚する必要がありましょう.

 8月1日(金)450回活動日に、山の健康を更に願い、又、参加者の皆さんの体力・気力を充電させる、恒例ですが、暑気払いを行います.最近参加を見合わせておられる方、昔は参加したんだよという方、未だ参加したことがないという方、などなど多くの皆さんが参加下さることを切に願い上げます.下記お知らせに詳細があります.御覧ください.
 また、来年、6月25日(木)に祝10周年記念会を開催する予定です.これも楽しみです. 

 現在(7月18日)、開催数は例会が448回で、他に、私たちは各地のマツタケ山づくり団体と交流することが必要と考え番外活動を行っていますが、そんな番外活動が29回あり、合わせて477回の開催となっています.総参加数は17767人(37人/回)となります.例会の参加者数などを下記に載せました.
 
開催年 開催数 参加者数/年 参加者数/回
2005  25         0521     21
2006  48         1348     28
2007  51         1667     33
2008  49         1748     36
2009  48         1475     31
2010  48         1590     33
2011  50         1618     32
2012  51         1542     30
2013  50         1558     31
2014  28         0772     28   注:2月14日(426回)大雪予報で開催中止を含む

 すでに述べたように、開催年だけ歳を重ねることによって、参加しづらくなることがあるように思えます.例えば、連れ合いの状態、自分の肉体的衰えなどが影響しています.他には、発言者本人はたわいない発言と思っているが、その発言に強く傷つけられ参加を断念した例などもあります.
 データ解析は別の機会に譲って、私たちは、山づくり作業を楽しむ術をすでに学んでいるはずです.事故のないように楽しく山づくり作業ができるように心がけ下さるよう再度お願いします. 
 
☆前回の活動の様子とちょっと思ったこと☆
 前回は、食事当番の作業軽減を狙った、その通りになっているかどうか常に悩みつついますが、男厨派料理の日でした.回を重ねると期待も生まれるように思えます
.7月の当番が抜けていましたが、川崎さんの担当快諾で、美味しい夏野菜(全部自前のもの)カレーをいただいた.
写真1 メインシェフの川崎さん 写真2 カレーと野菜サラダ 

 

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【新しい林業を作りだそう!!】 里山は、実に宝の山である.ダイアモンドもカットされ磨かれねばただのにぶい石に過ぎない. 
           
山の通年型立体活用の原型を作りたいと思っている.
 
 山の上と尾根筋はアカマツ林でまつたけ栽培、中腹の人工林帯では葉わさび、モミジガサなど山菜の栽培.広葉樹林帯では食用キノコ(アミタケ、ホンシメジ)の林地栽培も可能だ.クサソテツ(コゴミ)、オオバギボウシ(ウルイ)、ワラビなど山菜栽培の適地もある.里山林によくあるリョウブの若芽の天麩羅人気が急上昇中だ.タラノキ、コシアブラを凌駕する勢いである.
 山裾は草地化しヤギを飼育する.やぎ乳販売もその規制がとっぱわれる日も近い.若い山羊の肉は素晴らしい.ヤギ肉のジンギスカンも美味い.畑や水田に、山のあるいはヤギ糞の有機物を与えて作物を栽培する.いってみれば縄文風循環型農林業の営みである.
 ちょっと大きな資本が要るが、バイオマス発電装置を集落近くに設置する.林家は除間伐材を持ち込み運搬費を得る.持山も手入れが進む. 

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☆お知らせ

1)7月26日(土)「里山再生と岩倉焼とマツタケ」 JIDF共催 ≪第1回 開催≫ 下記活動日に詳細があります. 
 
2)まつたけ山復活させ隊暑気払い 
       午前中、マツタケの碑詣.小原 & 松本 & 櫻井(プロプレイヤー)の生演奏(唱歌合唱・歌謡曲・ジャズ)とケーシー有山トークショウ
 日時 8月1日(金)活動日 午前10時~
 場所 香川山BC
 会費 3000円 中高生は2000円、小学生は1500円 以下は無料
        例年通りにリッチな食材を用いた野外パーティー.酒類は供されませんので必要な方は持ち込んで下さい.持ち寄り願い上げます. 

3)10月4日(土)全国植樹祭 石川県地域リレー 能登町植樹祭 参加者募集
  私たちのメンバー中山吉男氏がパネル展示 5名の参加者募集、10月3日能登町うつし荘宿泊 宿泊費は中山さんの負担  まつたけ山復活させ隊 吉村まで

4)10月4日(土)「里山再生と岩倉焼とマツタケ」 JIDF共催 ≪第2回 開催≫ 下記活動日に詳細があります.

5)10月6日(月)~7日(火)岩手県立大野高校収穫祭(洋野町) 参加者は現在6名、6日夕~7日の行動は決定、後は未定. 
                                         申込みはまつたけ山復活させ隊 榎本さんまで
  5日(日)
  6日(月)3:00~4:00 大野高校 講演会 6:30~ 懇親会(教員・PTA 大野キャンパス)  大野キャンパス泊 
  7日(火)8:30~ 久慈平岳 キノコ調査 12:30~ 校庭 収穫祭バーベキュー 夜:八戸 寿司 大野キャンパス泊
  8日(水)8:30~ 宮古・山田・岩泉へ   まつたけ集荷場見学 2ヶ所(山田、岩泉)  龍泉洞ホテル愛山泊
  9日(木)8:30~ マツタケ山見学(?)           JR盛岡駅か花巻空港へ      帰京
  
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§活動場所:京都市左京区岩倉村松町138-20 香川山 (京都バス停留所「岩倉村松」から北東へ450m徒歩6分) 
 活動開始は午前10時頃から、終わりは午後4時頃.自由参加可能 ただしコアータイム昼食時は必ず参加のこと.
アクセス:
京都バスの「岩倉 村松行き」に乗車.
このバスに乗車するには、
ア)JR京都駅七条口から(バス停「C6」番、所要時間約60分)
イ)阪急京都線四条河原町駅から(四条河原町交差点河原町通り北へ上ル東側)40分
ウ)京阪本線出町柳駅から(加茂大橋東詰め北へ上ル西側、約30分)
エ)京都地下鉄烏丸線国際会館から(3番出口からバスターミナル1番)約15分
(地下鉄烏丸線はJR京都駅、烏丸四条、烏丸御池、国際会館などに停車)

§参加費は無料;ただし、消耗品費は皆さんの浄財カンパで成り立つ、或いは必要に応じて徴收.メンバー参加者には、現在、食材費+消耗品費として400円を徴収.登録外参加者・見学者などは要500円(施設利用代などを含む).

§参加や見学希望の方は、ブログ画面左にあるカテゴリーから「まつたけ山復活させ隊とは」を左クリックでご覧下さる様にお願いします.
内容
まつたけ山復活させ隊の活動について 
§1 我々のまつたけ山再生運動とは? 
§2 まつたけ山復活させ隊に参加するには 
§3 私達のマツタケ山造り(作業方法の特徴)
§4 こんな活動をしています! 
§5 今年の予定と目標?

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まつたけ山復活させ隊活動日

予定日  2014年7月~12月
回  開催日  報告担当者  男厨シェフ

449 7月26日 土 三輪
450 8月01日 金 宮崎  暑気払い(3000円)
451 8月09日 土 内田         松本
452 8月22日 金 榎本
453 8月30日 土 三輪
454 9月05日 金 宮崎
455 9月13日 土 内田        小原
456 9月19日 金 榎本
457 9月27日 土 三輪
458 10月03日金 宮崎
459 10月11日土 内田
460 10月17日金 榎本
461 10月25日土 三輪       松浦
462 10月31日金 宮崎
463 11月08日土 内田 京都造形芸術大学 環境学受講生 マツタケ山づくり体験
464 11月14日金 榎本
465 11月22日土 池内
466 11月28日金 三輪     内田
467 12月06日土 宮崎
468 12月12日金 内田
469 12月20日土 榎本  忘年会(3000円)
470 2015年1月10日土 池内

里山再生と岩倉焼とマツタケ JIDF共催
≪第1回 開催≫
【月 日】 2014年7月26日(土)
【時 間】 10時~
【会 場】 香川山BC(京都市左京区岩倉村松.まつたけ復活させ隊:下記活動場所参照) 
【テーマ】 玉城山・澤田山の松茸山再生活動と、香川山BCの岩倉焼活動
       ・玉城山・澤田山のまつたけ復活させ隊定例活動
        ・岩倉焼行ってこい帰ってこい窯の活動。        
       ・参加者も加わって岩倉焼の器を用いた復活させ隊の昼食会。
【定 員】 30名 
【参加費】 昼食代(一般500円)
【一 般】 参加可能※ 申し込みは陶芸班世話人内田(090-2459-7528)に連絡の上、お手数ですが、食材準備の都合のためまつたけ山復活させ隊吉村に電話(090-6227-4305)もしくは下記メールアドレスにて連絡下さい.

≪第2回 開催≫
【月 日】 2014年10月4日(土)
【時 間】 13時~20時
【会 場】 遊狐草舎(京都大徳寺北東角 今宮通り大宮)TEL.075-493-9369
【テーマ】 まつたけ山復活させ隊/2014
      ”里山の再生と岩倉焼を語り、京町屋でまつたけとおいしいお酒を味わう”
        ・展示 ( 里山再生活動状況、岩倉焼ほか。13時~17時)
        ・シンポジウムと岩倉焼の器で松茸の秋を愉しむ会(17時~20時)
【ゲスト】 (未定) 
【定 員】 定員なし(展示会)、30名(シンポジウムと松茸を愉しむ会) 
【参加費】 無料(展示会)、松茸を愉しむ会の参加費は1万円(当日徴収).参加希望者はまつたけ復活させ隊陶芸班 内田 (TEL:090-2459-7528)に連絡下さい.
          注:天候不順でマツタケが得られない時には、他のキノコを使用します.参加費はかなり安くなります.

≪第3回予告≫
【月 日】 (2014年12月予定)
【時 間】 (未定)
【会 場】 香川山BC(京都市左京区岩倉村松.まつたけ復活させ隊) 
【テーマ】 松茸山再生とまつたけ山復活させ隊の2015年を語る
【ゲスト】 未定
【定 員】 30名 
【参加費】 昼食代(一般500円)
【一 般】 参加可能※ 申し込みは陶芸班世話人内田(090-2459-7528)に連絡の上、お手数ですが、食材準備の都合上、まつたけ山復活させ隊吉村に電話(090-6227-4305)もしくは下記メールアドレスに連絡下さい.                 
       ※お問合せ・お申込みは担当:まつたけ復活させ隊陶芸班 TEL:090-2459-7528(内田)          
 

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§カンパありがとう!  
  
§カンパお願い: 運営は皆さんのカンパで成り立っています!
         みやこ松茸・里山復活! 京都の文化・景観を守るために、里山林整備に努力しています.
   
カンパの振込先
 氏名:  まつたけ十字軍 代表 吉村文彦
 銀行名: 京都銀行 山科中央支店 口座No. 普通預金 3698173

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§主 催
まつたけ十字軍運動
代表 吉村 文彦(マツタケ生態学)
京都市山科区御陵岡ノ西町38-27
090-6227-4305 miyakomatsutake@gmail.com

香川理化学研究所
代表 香川 晴男

§共 催
京都大学マツタケ研究会
代表 大石 高典

 

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