まつたけ山復活させ隊運動ニュース

 松茸は奈良時代から珍重されてきたが、絶滅が心配される.松茸山づくりは里山復活の近道であり里山の再生は松茸復活に繋がる.

まつたけ十字軍運動NEWSLETTER-216号-

2007年06月26日 |  マツタケの林地栽培 
昭和30年代を擬して整備されたアカマツ林シりーズ
マツタケの発生
岩手県岩泉町



香川さん! 元気ですか?
ブログを借りて、御礼を!
香川さんから、元気で散歩に励んでいると・・・コメント欄をどうぞ!


京まつたけ復活・里山再生

第97回(6月26日)活動報告

 今日は、さわやかとは全く正反対の、雨はいつ降り出すんだろうと心配な天候で、山から帰ってきた皆さんの衣服はびしょ濡れである.フィールドワーカーとしても、不愉快の一語だろう!
そんな中、小豆島で、里山再生運動を、僕たちと同じコンセプトでやろうと、お出でになった山口正敏さん、米沢節さんと森川茂雄さんを約束の国際会館に三輪さんが迎えに行ってくれた.玉城山で、マツタケ発生環境整備作業を実際に体験していただく.
 ボランティア活動に参加されている方の目が輝いていると感心をされていた.お帰りなって、香川県小豆島で是非マツタケ山づくりのグループ誕生を期待しよう.小豆島の美味しい魚をご馳走になりに出かけたいものだ.
 
参加者(敬称略)は、三品、鎌田、周田、前田、橋本(敏)、大久保、松浦、中城、三輪、渡辺、河村、岡阪、加藤、阿閉夫妻、斉藤(和)、林屋、吉川、三原、玉城、有山、ツトムチャン、榎本、大島、中廣、村上、小吹、宮崎、佐久間、内山、健吾(6548)、猫田、まり子と筆者で合わせて37名.

 猿害を免れた、もちろん皆さんが造った砦の効果であろうが、キュウリ、トウガラシ、ナスなどの収穫で、野菜サラダの材料になった(6506,6528,6529).でも、後で分かるのだが、色づいたモモは、きっちりとやられていた(6552).旨いものだけ選んでいるのか? 
京都のあちこちで、サルにシカにイノシシなどの獣害を耳にするが、プロの農家や林家は泣いている.行政も手を打っていると思いたいが、これで良いと思っている被害者はいない.

話を元に戻して、この野菜サラダと、キスの煮物に豆腐(6532)、豚汁風味噌汁.ご飯が、本日の昼食でした.賄いを担ってくれた方々ありがとう(6511,6514,6518,6526).

 三原さんが、ヤーコンの苗を植える(6513).茶畑を見回る林屋さんの話で、写真6523のように、ウンカとスリップスの害がでているとのこと.もちろん、無農薬なので、これは仕方がないが、茶の木が死ぬことはない.
「ウンカは黙認、サルには怒る」とはどういうことかと、問われそうだが、ウンカの被害は、今始まったことではなく、何故、サルなどの獣害が、ここまでひどくなったのかという問題を忘れることは出来ない.
 
 中居さん!石臼は、猫田さんが柄をつけ(6541)、取り付けた場所が悪いと本人が言っていたが、中城さんが、臼の目立てというらしいが、溝を切り直してくれた(6546).麦が乾燥したら、粉にする.そば、うどんの収穫や味は、いかがなものかな.
地元の佐久間さんと内山さんが芋の苗を植えている(6547).秋には、マツタケは、極めて不確実だが、この芋は、食卓を飾るだろう.

宮崎さんが、澤田山班と玉城山班の活動を写真で送ってくれた.

 皆さんの活動は、このブログの左下にあるBookmarkのまつたけ十字軍運動写真集(Nikon:今週の活動風景)、まつたけ十字軍運動活動風景(Yahoo)で見ることが出来る.

<皆さんの活動の様子を見る>
それらを覗くにはパスワードが必要.
Bookmark中のまつたけ十字軍運動写真集(Nikon)をクリックすると、ニコンオンライン写真集の画面に飛ぶ.その画面の右上にパスを入れるところがある.そこに10ji(半角英数)を入れる. これでOK. スライドショウが見やすい.
もう一つ、まつたけ十字軍運動活動風景(Yahoo)をクリック.Yahoo Japan のフォトに入る. IDはmatsutake40, パスワードはtricholoma(すべて、半角英数).フォトアルバム内の「アルバムを見る」をクリック.画面が変わり、“まつたけ十字軍”の文字をクリックでOK.両者とも必要な写真は、右クリックで保存されたい.

<お知らせ>
1)2007年6月29日(金)午後7時~8時30分
京都・水と緑をまもる連絡会が今年も里山シリーズ「いま、東山の植生を考える」の講演を企画した。
記念講演  「いま、東山の植生を考える」
講師 主原憲司氏 北山の自然と文化をまもる会 幹事
場所 ひと・まち交流館 第1会議室(河原町正面バス停すぐ)

2)7月15日(日)夕刻からビールパーティ. 恒例になりつつある、祇園祭 太子山町内会(会長 松浦輝雄氏)からお招きを受けている.


3))アイディアの域を出ていないテーマもあるが、園部町・八木町などのアカマツ林での活動、第2ベースキャンプ設営、陶芸窯づくりなどが、今、上がっているが、それぞれに課題があり、実行に移す意味があるのかどうか十分検討されねばならない.第101回(7月26日)にでもお考えをお聞かせ下さい.

<メール便り>
1) 森田美保子さんから
すっかりごぶさたいたしております。火曜日、水曜日は所用がありますので、まつたけ十字軍に参加できませんが、7月7日参加させていただきます。新しい方と一緒に参ります。よろしくお願いいたします。

 
寄付等の振込先: 氏名: まつたけ十字軍 代表 吉村文彦
銀行名: 京都銀行 山科中央支店
口座No.: 普通預金 3698173 
主 催 団 体
吉村 文彦(マツタケ生態学者)
まつたけ十字軍運動 本部(http://blog.goo.ne.jp/npoiroem/)    
〒607-8421 京都市山科区御陵岡ノ西町38-27、 075-581-8932, 090-6227-4305
大月 健(代表)
京都大学マツタケ研究会(京都大学農学部図書室気付、大月 健 090-4280-3334)
共 催 団 体
NPO国際環境微生物応用研究機構、香川理化学研究所、NPO市民環境研究所
コメント
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