ソフトキャンディをハードキャンディで包み、さらにシュガーコーティングした三層構造をもつユニークなチューイングキャンディ「メントス」が生まれたのは、今から約65年前の1934年のこと。
もともとは、オランダにあるキャンディメーカー ヴァンメレ社の、“フルーツキャラメルのレシピを使って糖衣がけのミント味キャラメルを作ろう”というアイデアから生まれました。そしてオランダ国内で発売されるや、あっという間に . . . 本文を読む
先週末、普段乗ってるクルマの停まっている姿をふと眺めてみたら、どういうわけか思わず笑ってしまうほど明らかに『シャコタン』になっていて、えーっ、何故に? とすっかり驚いてしまった。
それにしても車高が低くても『シャコテイ』ではなく『車高短』と言うのは何でだろうといったことはさておき、思えば今のクルマの前の前に乗っていたシトロエンは、まるで猫のごとく停車すると徐々に車高を落とし始め、レッカー移動不可 . . . 本文を読む
昨日の夜中、ピーター・バラカン司会のNHKの番組「Weekend Japanology」の再放送を観ていたら香川の特集で“讃岐うどん”を紹介していた。
そして番組の中で登場していた香川のおじさんが話す流暢で的確な英語の解説はとても面白くて思わずうどんが食べたくなった -------- 。
ということで、今日は何かと話題になっているらしい(?)この映画を。
思い切りベタな出会いで知り合う小西真奈 . . . 本文を読む
1947年1月15日、ロス市内の空地で若い女性の惨殺死体が発見された。スターの座に憧れて都会に引き寄せられた女性を待つ、ひとつの回答だった。漆黒の髪にいつも黒ずくめのドレス、だれもが知っていて、だれも知らない女。いつしか事件は〈ブラック・ダリア事件〉と呼ばれるようになった――― 。ロス・アンジェルスを舞台としたジェイムズ エルロイによる“暗黒小説”4部作の第1作。
読もう読もうと思いつつ、つい後回 . . . 本文を読む
雑誌「pen」 でこの前『広告デザイン2』と銘打って久々広告特集をしていたので、ついでに前から紹介したいと思っていたサイト 『 THE COOL HUNTER 』http://www.thecoolhunter.net/home/で見つけた小ネタを二つ。
まずは世界で3番目の規模の宅配ピザチェーンだという PAPA JOHN'S PIZZA の秀逸なこの作品を。
作ったのはペルーの Saatch . . . 本文を読む
バスクでは昔から鱈漁が盛んだった。そしてバスク人は、かつてコロンブスがアメリカ大陸を発見する以前よりニューファウンドランド沖まで出かけていって鱈をとり、塩漬けしてヨーロッパへ持ってきていたと言われている。そんなことから今でもスペインでは鱈を使った料理は非常に多いんだそうだ。
この前、友人とともに老舗スペイン料理店「カサ・デ・リヴ」で修行していた石浦くんが独立開業した「アロス」へ。
そこで食べた「 . . . 本文を読む
自分が若い頃に現実から逃げ出したキム・ロッシ・スチュワート演じる父親ジャンニ。
その現実とは恋人の死と引き換えに障害を持って生まれてきた息子パオロの存在とそんな息子を見捨てたという事実。
そして15年という時間を経てそれまで避けてきた現実を直視するべく息子のパオロと会うこととなるジャンニ。
最初、自分自身で正直になれず戸惑うばかりのジャンニが、後ろめたい15年の空白を何とか埋めようと葛藤しつ . . . 本文を読む
シネモンドでいつのまにか上映されていた小津安二郎監督作品「お早よう」。
前に観たのは、確かロンドンにあるNFT(National Film Theatre )だったと思うけれど、金沢でも映画館でこうした映画がちゃんと上映されるというのはやはり嬉しいものだ。
思えば黒澤作品はさておき、小津をはじめ溝口健二や成瀬巳喜男といった海外でも評価の高い監督の作品は、若い頃は観たい映画がそうした評価の定まって . . . 本文を読む
動画圧縮・再生ソフトの開発で有名な米DivX社が今月から試験的に運用している動画投稿・共有サービスのサイト「Stage 6 」が話題となっている。
YouTubeより遥かに高画質で、ハイビジョン動画もアップ可能だというこのサイト、例えば来年公開予定の新海誠監督作品「秒速5センチメートル」の予告編など見てしまうと、その画質の良さに思わず圧倒的されてしまう。
おまけにダウンロードしたければワンクリ . . . 本文を読む
目黒 考二(めぐろ こうじ、1946年10月9日 - )は、日本の小説家・評論家。2001年まで本の雑誌の元発行人を務めていた。釜焚きの達人でもある。読書に関する本を数冊上梓している。明治大学文学部卒業。
極度の活字中毒で、その生態は椎名誠著の『もだえ苦しむ活字中毒者 地獄の味噌蔵』(本の雑誌社、角川文庫刊)で明かされている。斯の書によれば、「連続性視覚刺激過多抑制欠乏症」であるとされる。
フリー . . . 本文を読む
ナチスの暴虐が席巻するフランス。そこに生きる二人の天才レーサーにイギリス情報部の密命が下った―。 その運転技術を駆使し、レジスタンス組織を援護せよ。名車ブガッティを駆り、強大な敵の手を逃れ続ける誇り高き男たち。だが組織に潜む裏切り者の手が迫っていた…。雄々しいロマンティシズムの脈打つ英国正調冒険小説。
(裏表紙の紹介解説より)
1920年代の短いプロローグのあと、2001年、オーストリアの湖底で第 . . . 本文を読む
先日、イタリア人と親しくしている友人とともにスタバに行ってカプチーノを注文したところ、「あらイヤだ。カプチーノは午前中に飲むもので、午後に注文するのは日本人とアメリカ人くらいなものなのよ」なーんて言われてしまった。
もともとこの店はシアトルのコーヒーチェーンだし、そんなこと言われてもなんなんだかなぁーと思わないでもなかったけれど、とにかく世の中的にはそういうことになっているんだそーだ(?)。
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「同時多発テロ」と言われたあの衝撃的な事件から5年。
あの日4番目にハイジャックされたユナイテッド航空93便。その旅客機の乗員と乗客らが経験したであろう未曾有の恐怖を『ボーン・スプレマシー』のポール・グリーングラスが、遺族ら関係者に行った膨大なインタビューをもとに自ら脚本も手掛けて描いた力作。
全国的に晴天だったあの日の朝、テロの恐怖を微塵も感じさせない平穏な日常の風景が描かれる前半。
何気 . . . 本文を読む
かつては一流企業の総合職というバリバリのキャリアウーマンだった寺島しのぶ演じる35歳のヒロイン・優子。
しかし、両親の死とともに精神に変調をきたし会社を退社、そして「松子」みたいに夢を見ることなく、両親が残してくれた遺産をもとに淡々と暮らしていたーーーー。
とにかく優子が出会う男たち、彼らがなんと言うかとにかくそれぞれがどうしようもない連中ばかりで、その情けなさについつい心惹かれてしまった(苦笑 . . . 本文を読む
北西の風で一掃された人気のない海岸沿いの町を通り過ぎる間、ブルース・スプリングスティーンがスピーカーと僕の頭の中で鳴っていた。
トラニのカテドラルの前に車を停めて、僕は海を見ながら煙草に火をつけた。ハーモニーは耳と魂の中できしんだ音をたてていた。
“ The River ” by Bruse Springsteen
肉団子をキッチンタオルで包み、バルサミコ酢を使ってサラダを作った。それか . . . 本文を読む