昨日近江町市場へ行って買い物をしていたときにふと目に留まったのが「小いわし」の皿。
そういえば前から一度これを使って「オイルサーディン」を作ってみたかったなあと思い出し、二皿分購入。
そしてネットでいろいろレシピを見ながら実際に作ってみた。
最初に頭と内臓を取り除いて
通常より少し薄めの(といっても水500ccに対して塩40gというのは結構なものでした)塩水に漬け込むこと2時間弱
. . . 本文を読む
先日オバマの就任演説の日に観たブライアン・デ・パルマ監督の最新作。
タイトルにある redact とは「…を編集する」という意味があり、redacted となっているので「編集された」ということなのだろう。
とにかくアメリカ政府に限らず多くの国の政府にとって『不都合な真実』は隠蔽され、都合の良い出来事がマスメディアを通して知らされるというのは今さら改めて言うことでもないかもしれない。
この . . . 本文を読む
昨日の夜は古くからの友人二人とグランドハイアットで待ち合わせして「 MAKINO 」のマキノくんから教えてもらった元麻布のにあるワインバー&レストランへ。
店名の「Bon Pinard 」とは、「安くて美味しいワイン」という意味だそうで、ワインの値段はすこぶる良心的。
ちなみに六本木からでも広尾からでも結構歩かなきゃならないという決して便利な立地ではなく、しかも平日の夜だというのに着いてしばらく . . . 本文を読む
今や全国区となっているご存知富山名産の「鱒寿司」。
決して嫌いではないけれど、個人的にはその味わいとコストパフォーマンスとがどちらかというと一致することが少なく、自分から積極的に買いに走るということはあまりなかった。
そんな中、昨日仕事で魚津に頻繁に行くという知り合いの人からいただいた「鱒寿司」、そのあまりの美味しさにすっかり感動。
「鱒寿司」はそのほとんどが富山市内で作られているそうで、 . . . 本文を読む
今日は県外から仕事でやってきた知人と手っ取り早くということで、久しぶりに事務所近くの回転寿司へ。
実は金沢という街は聞くところによると一人当たりの寿司の消費量が日本一なんだそうで、かつて京都から移り住んできた人に「ポストの数より鮨屋のほうが多いやん」と言わしめてしまうほどその数は確かによそに比べて多い(と思う)。
加えて回転寿司屋さんで寿司がのった皿を回転させているコンベアはナントナントほぼ1 . . . 本文を読む
夫に先立たれ意気消沈していたおばあちゃんが世間体を気にする保守的な村でランジェリーショップを開業させるというかつての夢を実現するべく友人の協力を得て奮闘する姿を描いたスイス映画。
話そのものは実は決して目新しいものではなく、その展開もほぼ予想通りに進んでいくのだけど、ギャング・オブ・フォーならぬグランマ・オブ・フォーというか、登場する4人組のばあちゃんたちが何ともキュートで、かつオバマ張りの“ . . . 本文を読む
オープニングクレジットの中でポール・ハギスが共同脚本として名を連ねているのを見て、ならばと期待したものの、それほど話自体に膨らみがあるわけでもなく、可も不可もない今どきのアクション映画に仕上がっていた007シリーズ最新作。
愛する恋人ヴェスパーを失って苦悩し、葛藤し、復讐心を持って世界を股に駆け巡るという、ほとんどジェームス・ボンドならぬジェイソン・ボーンが主人公のボーン・シリーズと同じような設 . . . 本文を読む
昨日のお昼は年が変わってはじめてのムシャリラ・ムシャリロさんの無添加弁当。
ここのところ少しばかり飲み過ぎな日が続いて負担をかけてばかりいる胃腸にとって、ここんちのほっこり弁当はいつもながらの優しい味で体に染みる、染みる。
ちなみにこの日のメニューは以下の通り。
輪島三井の無農薬能登ヒカリ
白菜と小坂蓮根おろし丼
能登原木椎茸の麦味噌詰め焼き
ブロッコリー、金沢菊芋グリル
スナップ豌豆、サラ . . . 本文を読む
・
昨年の公開時に見逃して以来ずっと縁がなかったキュートなファンタジームービー。
どこかティム・バートン作品を思い起こさせるオープニングのウィルハーン家の歴史を簡潔に紹介するシーン、これが素晴らしい出来。
とにかくこういう独特の世界観は大大大好きで、全体的にみるともう少し「毒気」があっても良いかなと思わないでもなかったけれど、ひと捻りのあるフェアリーテールとして申し分のない出来上がり。
. . . 本文を読む
う~ん、ゲバラが青年時代にオートバイで南米を旅した物語を映画化したロードムービー『モーターサイクル・ダイアリーズ』の延長線上にある映画だという勝手な思い込みは見事に粉砕(苦笑)。
そのどこにも感情移入せず、淡々とゲバラが辿った道、すなわちメキシコではじめてカストロと出会う時点からキューバ革命達成前夜までを描くさまは、まるでドキュメント映画。
特にニューヨークのシーンの徹底した作り込みはまるで本物 . . . 本文を読む
この週末、金沢でもようやくちゃんとした雪が降り、今シーズン初めての積雪。
そこで久々、高校の頃に通学路でもないのに下校時になぜかよく通っていた金沢城そばの白鳥路を歩くと気分はすっかりサイモン&ガーファンクル。
ただ、金沢は幹線道路のみならずちょっとした小路でも融雪装置が付けられているところも多く、10cm程度の積雪では降り積もった感じがなく、些か寂しかったりもする。
とは言え、あまり多くの積 . . . 本文を読む
昨日の夜は、ふと思い立って最近時間外で親しくさせてもらっている鮨屋さんへ嫁とお出かけ。
生くちこから始まったこの日、外は雪が降り続いていたこともあって、まさに熱燗気分。
そして福光屋さんの黒帯とともにゆっくり過ごすこと2時間あまり、料理の美味しさはもちろんだけど、カウンター越しのお二人との会話も楽しく、いろんな意味でとてもとても贅沢な時間を過ごすことができた。
ともあれ、こんな楽しさのために日 . . . 本文を読む
先日帰宅後、湯船に入りながら読む本はないかと脱衣場で物色していて見つけたのがこの本。
家族の中の誰がこの本を買ったのか実はとっても疑問だったりするのだけど(笑)、それはさておき東野作品は長編でしか読んでいなかったのだけど、短編もまた同様に楽しめて、その上下前後左右(!)レパートリーの幅広さに思わず感心。
そしてちょうど時節柄というか、平成20年度下半期の芥川&直木賞の候補作が先週発表(山崎ナオコ . . . 本文を読む
セ・ラ・ヴィ…。
ったく、フランス映画ってやつは人生を謳いあげることに本当に長けているなあと強く強く実感。
パリ8区に実在するカフェ「Bar des Theatre」とその向かいにある「Hotel Plaza Athenee」を舞台に、カフェで働く女の子ジェシカ( Cecil de France )を中心に、「宗教が神と人間を遠ざけているように、コンサートが演奏家と観客とを遠ざける」とクラシック . . . 本文を読む
前にも書いたと思うけれど大学生時代に京都で成り行きで屋台のうどん屋を任せてもらい自分でやっていたことがあった。
場所は北白川の当時まだ同じく屋台だった「天下一品」とバッティングセンターを挟んだ反対側。
「てんいち」の定休日だった木曜日はやたらと忙しかったものだった(苦笑)。
結局そのうどん屋は半年ぐらいで卒業させてもらったけれど、あの頃「てんいち」だけでなく、さまざまなラーメン屋がどどどっと台頭 . . . 本文を読む