俺の明日はどっちだ

50歳を迎えてなお、クルマ、映画、小説、コンサート、酒、興味は尽きない。そんな日常をほぼ日替わりで描写

ムービー・バトン Movie Baton

2005年07月31日 03時55分02秒 | 時系列でご覧ください
Y いちばん好きな映画は、なんてきかれて困ることがあるでしょ。 W 困るよ。ベストテンも困る。 Y われわれにとっては--映画ファンにとっては、ベストテンという   んじゃなくて、ベストワンが何本もあるわけだよね。 W その日のベストワン。(笑) Y うん、そのぐらい何本も何十本も好きで好きでたまらない映画が   ある。     『たかが映画じゃないか』          (山田宏一・和田誠共著 . . . 本文を読む

ヴァン・モリソン / ムーン・ダンス Van Morrison / MOON DANCE

2005年07月29日 00時59分30秒 | 時系列でご覧ください
昨日、ハーレムにあるアポロ・シアターっちゅうホールで、ヴァン・モリソンのコンサートを体験することが出来た。  死ぬかと思った。  音楽は楽しくて当たり前やけど、こんなに楽しいのは知らん。いろんなことが走馬灯のように思い出され、自分が世界で一番詩的な人物であるような錯覚を起こし、ヴァースがはじまる毎に鳥肌がたち、耳がスピーカーに吸い付けられていくみたいな。歌詞は1割くらいしか理解できひんかったけ . . . 本文を読む

中年は(もしかしたら)ブログを目指す!?

2005年07月28日 17時19分01秒 | 時系列でご覧ください
>、とてつもなく巨大でリアルな宇宙船が頭上をゆっくり通り過ぎる。 あのときの興奮が、結局、『スター・ウォーズ』のすべてだったような気がする。 それを言っちゃあ、お終いよと思いつつ、思わず同感です。 自分が正しい正しくないはさておき、この作品を観て、 今の若い観客たちは本当に映画的興奮を自ら感じているのでしょうか? ちょいと、ウームです。 名前: nikidasu | July 26, 2005 . . . 本文を読む

「メリンダとメリンダ」 MELINDA AND MELINDA

2005年07月26日 01時25分30秒 | 時系列でご覧ください
マンハッタンのとあるビストロで二人の劇作家が与えられたひとつの設定からいかに新しいドラマを脚色するかを語り合う。片やリアルでドラマティックな悲恋劇。片やユ-モア溢れるハッピーエンドなラブ・ストーリー。 不倫の末に医者の夫と別れてNYにやって来て、友達のパーティーに飛び込んでくるという同じシチュエーションから物語は始まるのだけど・・・・。観ていて最初に思ったのは、いろんな意味で今のウディ・アレンらし . . . 本文を読む

「シリウスの道」 藤原伊織 

2005年07月24日 01時48分43秒 | 時系列でご覧ください
大手広告代理店の営業副部長・辰村祐介は子供のころ大阪で育ち、明子、勝哉という二人の幼なじみがいた。彼らとは子供の頃に離ればなれになったが、三人には人には決して話せない二十五年前の「秘密」があった。月日は流れ、三人は連絡をとりあうこともなく、別々の人生を歩んできた。しかし、今になって明子のもとに何者からか、あの秘密をもとにした脅迫状が届く!誰が、なぜ・・・・。 あの「テロリストのパラソル」以来ほぼ . . . 本文を読む

「ラヴェンダーの咲く庭で」 LADIES IN LAVENDER

2005年07月23日 03時22分17秒 | 時系列でご覧ください
舞台は1936年のイギリス西部コーンウォール地方。毎日を静かに過ごしていた初老のジャネットとアーシュラ姉妹は、ある夏の朝、怪我を負って海岸に打ち上げられた若い男を見つけ、家へ連れ帰る。英語を話せない彼は、渡米途中に難破した船から泳いで流れ着いたポーランド人のアンドレア。姉妹の看病によりアンドレアは次第に回復していくのだが・・・。 The story of two sisters who saved . . . 本文を読む

「幸福な食卓」 瀬尾まいこ

2005年07月20日 08時57分34秒 | 時系列でご覧ください
「父さんは今日で父さんを辞めようと思う」。春休み最後の日、朝の食卓で父さんが言った。------ 何とも気を惹くうまい出だしで、本屋で立ち読みしつつ、それってーーー、と思わず物語りに引き込まれてしまい、つい買ってしまったのがこの瀬尾まいこの「幸福な食卓」。 中学の先生をしていた父と、訳ありで家を出て近くにアパートを借りて生活している母、成績優秀で高校を卒業したあと農業を始めた兄、そして中学生の主 . . . 本文を読む

HEAVY ROAD...HOTOKE & BUTCHER

2005年07月19日 03時19分43秒 | 時系列でご覧ください
映画「ライトニング・イン・ア・ボトル」の興奮冷めやらぬ内に、絶好のライヴが先週の金曜日に「もっきりや」で行なわれた。 『 HEAVY ROAD...HOTOKE & BUTCHER 』と名付けられた今回のライヴ、今年の2月、ギター2本で心染みるブルースを聴かせてくれた永井"ホトケ"隆と 浅野"ブッチャー"祥之のコンビに、新たにベースの松原秀樹、ドラムスの沼澤尚といういわずと知れた J&B の最強 . . . 本文を読む

Elton John : My Father's Gun

2005年07月17日 02時46分21秒 | 時系列でご覧ください
昨日紹介した“ Almost Famous ”のキャメロン・クロウ監督の新作のニュースをお馴染みツボヤキ氏のブログで知った。 で、まずはと思いこの“ Elizabethtown ”と名付けられた映画のオフィシャルサイトをhttp://www.elizabethtown.com/index.html覗いてみると、「オーランド・ブルームのファンでなくても、キルスティン・ダンストが苦手でも、きっと気に . . . 本文を読む

「あの頃ペニー・レインと」 Almost Famous

2005年07月15日 01時33分53秒 | 時系列でご覧ください
舞台は1973年。サンディエゴに住む15歳の少年ウイリアムは、家出した姉が置いていったレコード(ストーンズ、クリーム、ボブ・ディラン、ジョニ・ミッチェル…!)がきっかけで、すっかりロックの魅力にとり憑かれる。そして高校で飛び級するくらい賢いウイリアムの書く音楽評はやがてあちこちで認められるようになりついには ローリング・ストーン誌から“ Almost Famous(上がり調子)”なバンド、スティル . . . 本文を読む

Victoria's Secret : オンライン野球拳ポーカー!?

2005年07月13日 01時55分52秒 | 時系列でご覧ください
何ヶ月か前に紹介したバーガーキングの不気味な被り物チキンやヴァージン・アトランティック航空の様々なゲームなどを制作してきた知る人ぞ知るあの Crispin Porter + Bogusky 社の新作を発見。 今回のクライアントは Victoria's Secret というカタログモデルにスーパーモデルを起用して、一躍世界的に有名になり、欧米のキャリアウーマンご用達となった(らしい)アメリカのラン . . . 本文を読む

HYDEPARK MUSIC FESTIVAL 2005

2005年07月12日 01時01分38秒 | 時系列でご覧ください
今年も日本のあちこちで野外コンサートが行なわれる。そうした中、 「1960年代後半から70年代にかけて、埼玉の狭山・入間の米軍ハウスに住む多くのアーティストたちがいた。細野晴臣、小坂忠、洪栄龍、麻田浩・・・ 夏の終わり、日本のロック界を切り開いた人々はこの地に再び立ち返る」と謳う “ HYDEPARK MUSIC FESTIVAL 2005 ”の参加メンバーに思わず心惹かれてしまう。 9月3日( . . . 本文を読む

「ライトニング・イン・ア・ボトル」  LIGHTNING IN A BOTTLE

2005年07月09日 01時48分50秒 | 時系列でご覧ください
「ブルースは一つしかない。それが成り立つのは、恋する男女の間だけでだ」(サン・ハウス) 2003年2月7日に、ブルース生誕100年を記念してニューヨークのラジオシティ・ミュージックホールで開催された一夜限りのコンサート“サルート・トゥ・ザ・ブルース”の模様を収めた音楽ドキュメンタリーであるこの映画、そのあまりの素晴らしさに、本当に感動してしまった。 「葬式じゃないのに、こうして昔の友達が集まる . . . 本文を読む

「宇宙戦争」 War of the Worlds

2005年07月08日 02時14分51秒 | 時系列でご覧ください
ニュージャージーを舞台に天変地異が起こり、交差点の地下から突然、とてつもなく巨大なマシーンが登場し、人々を容赦なく次々と殺戮し始め、それに対して逃げ惑う人々に起こるパニック状態を計算された音の演出を含めテンポ良く見せる前半は、それなりによく出来た「パニック映画」だったと思う。 そして実は世界的規模で進行しているというこの事柄に対して、「欧州は壊滅状態だ」とか「欧州には全く被害が及んでいない」(そ . . . 本文を読む

胃カメラ、もしくは stomach cancer !?

2005年07月06日 01時48分12秒 | 時系列でご覧ください
この前、ちょいとしたきっかけで懇意にしているお医者さんのところで胃カメラを飲むこととなった。 で、いつもだったらあの独特の飲み心地(って言うのか?)が嫌で嫌で、そのせいか麻酔が必要以上に効いて、ほとんど夢か現かの「俎板の鯉」状態となって診察を受けることとなるのだけど、今回は何故か最初から最後までびっくりするほどしっかりしていて、自分の胃の中をカメラが『ミクロの決死圏』状態でどんどん進む様子を一部始 . . . 本文を読む