オーケストラ・アンサンブル金沢でも指揮を執っている井上道義さんが指揮および総監督をし、劇作家・演出家であるあの野田秀樹氏が演出するという、聞いただけでわくわくする顔合わせによるモーツァルトの名作オペラ「フィガロの結婚」が昨日の夜、全国に先駆けて金沢歌劇座で初演され、その新鮮な舞台にすっかり魅せられたのでありました。
※ オーケストラピットを見ただけでつい盛り上がってしまう開演前の様子
主人 . . . 本文を読む
いろいろとご心配をおかけしましたが、当面の間、ガレタッソは
夜9時半 ( 遅っ! ) より営業することになりました。
ということで、今週は以下の通りの営業となります。
5月25日(月) 21:30 - 25:00
5月26日(火)※フィガロが結婚で休みます
5月27日(水) 20:30 - 25:00 ちょっとだけ早い目で
5月28日(木) 21:30 - 25:00
5月29日( . . . 本文を読む
今年の2月に欧風料理食堂的位置付けで 「 グラチエ 」 がオープンして早や 3カ月。
コース仕立てのランチへとメニューをグレードアップし、それがガレタッソ周辺の人たちにも好評だという噂を聞き、ならばとそんなランチコースをちょっと偵察に、いざレッツハヴァランチだったのでありました。
( ※ 前回の様子は → コチラ )
そして最初に出てきた前菜、これが生ハムが乗ったサラダに、ラタトゥイユ、そ . . . 本文を読む
以前から有効求人倍率が高く、人手確保に苦労していた中、新幹線開業バブルが追い打ちをかけ、金沢の飲食店は総じて慢性的人手不足状態に陥っています。
そうした中、知る人ぞ知る本業でも、人がいない状態がなかなか是正されないどころか、ますます厳しい状態になっている今日この頃。
というわけで、しばらくの間ガレタッソの営業時間はかなり変則的なものになりそうです。
まずは、この週末はこんな感じで営業する予 . . . 本文を読む
友人の誕生日お祝いを兼ねて、少々遅ればせながら先日池田町へと移転オープンした、きょんきょん、こと小泉くんのお店にようやく行くことが出来、移転を機にさまざまな意味でランクアップした食事を大いに楽しませてもらったのでありました。
繁華街から少し入った住宅街の中といった、ちょうど「雅乃」さんと同様のロケーション、そして昔で言う「矢部ドレメ」の隣りの一軒家をまるごと改装し、入り口にもこだわったレイ . . . 本文を読む
いろんな催し物が行なわれていても、ついついタイミングを逸することが多い中、3月より泉鏡花記念館で行なわれている澁澤龍彦の企画展に、昨日ようやく行くことが出来た。
1968年の鏡花の誕生日である 11月4日に行なわれ、70年以降の鏡花の再評価がうながされたとされる三島由紀夫 × 澁澤龍彦対談 「 泉鏡花の魅力 」。
1970年の三島の死後も、澁澤は自身のアンソロジーである 『 暗黒のメルヘ . . . 本文を読む
蕎麦をはじめ、うどん、ラーメン、素麺、ひやむぎに、焼きそばやフォー、などなど麺類なら何でも好きだし、パスタだってもちろん、昔 「 生パスタ屋 」 をとある人と開業しようじゃないかという話が出ていたくらい大好きだったりする中、店名のショルダーに “ 街のスパゲッティ屋さん ” と冠した店が出来たと知り、近くで用事を済ませがてら、早速レッツラゴーだったのでありました。
そして3種類あるランチの中か . . . 本文を読む
パーソナルコンピューターはおろか、ワードプロセッサーさえ想像すら出来なかった時代、タイプライターは憧れの存在で、小説や映画の中で出てくるその姿かたちにときめき、英文タイプを打つ年上の女性の仕草ひとつにも心惹かれたものだった。
あれから半世紀、当時タイプライターと言えば、今ではニュ-ヨ-ク近代美術館のパーマネント・デザイン・コレクションとなっているエットーレ・ソットサス Jr デザインによ . . . 本文を読む
増泉の 「 クック 」( 詳しくは → コチラ ) は別格としても (笑)、 昔ながらの洋食屋さんは全体的にご飯の量が多く、空腹度合いが強い時は特に重宝させてもらっている。
そしてそんな中、数ある金沢のイタリアンで、そうした “ がっつり系 ” の食事ができる店と言えば、まず筆頭に上がるのがご存知 「 バーカロ 」 だ。
先日、普通の空腹具合ながら、何故かパスタな気分だったのでランチタイ . . . 本文を読む
3年前の開店以来、クルマで近くを通るたびに入りたいと思いつつ、その盛況ぶりになかなか入ることの少ないフラティーノさんに先日昼の遅い時間、久々お邪魔し、相変わらずの心地良さを改めて体感させてもらったのでありました。
※ちなみに3年前のエントリーは → コチラ
オープン当初からほとんど変わらない店内は、それだけ吟味されていた証しとも言え、その雰囲気の良さに、ちょうどお昼の営業時間終了間近で誰も . . . 本文を読む
この連休中は朝から夜遅くまでせっせと働くことが多く、すっかり I was so tired from work. だったこともあって、一昨日の夜は自分を元気つけるべく、前から行きたがっていた家族とともに久しぶりに柏くんのとこに行き、大いに食べ、大いに飲み、それはそれは楽しいひと時を過ごすことが出来、おかげで気持ち的にはすっかり元気になったのでありました。
チェコ言えば、やっぱビールでしょ! . . . 本文を読む
京都にいた大学時代あたりから、アンティークとか骨董品と言えるほど大そうなものではないけれど、時代を経て忘れ去られかかっているものにとても心惹かれ、洋行帰りのトランクだとか、真空管のラジオや重量感のある扇風機といったものを、京都の古道具屋はもちろんのこと、神戸の高架下の奥のほうにあったちょっと怪しげな店まで足を延ばし、よく探しに行ったものだった。
あれから幾星霜、その後はヨーロッパやアメリカの . . . 本文を読む
ある程度予想はしていたとはいえ、街中は観光客で溢れかえり、とんでもないことになっているらしい金沢ですが、幸いにして? そういった影響をつゆほども感じられないガレタッソです w
そしてそんな中、遅ればせながら明日からのゴールデンウイーク後半のスケジュールが決まったのでお知らせします。
残念なことに諸事情により今回は “ 昼タッソ ” が出来ない上に、各日ともスタートが遅くなりますが、よろしくお . . . 本文を読む
先日、船戸与一氏が亡くなったという報を受け、いろんな思いが込み上げてきてしまった。
思えば、「 山猫の夏 」 は言うに及ばず、デビュー作の 「 非合法員 」 から 「 祖国よ友よ 」、「 群狼の島 」、そして 「 夜のオデッセイア 」 へと連なる初期の作品群は、多分人生の中で一番本を読んでいた時期と重なり、同時代作家である谷 恒生、森 詠ともども、その登場人物の志しの高さに惹かれ、本当に愛読させ . . . 本文を読む