カボチャ大王ジャック・スケリントン(声=クリス・サランドン)は、最高のハロウィン演出家としてハロウィンタウンの市長や市民たちに絶賛されながら、毎年毎年、ハロウィンの準備に明け暮れることに嫌気がさしていた。そんなある日、彼は親友の幽霊犬ゼロとともに、森の中で奇妙な形の扉がついた木を見つけ、クリスマスツリーの形のドアをくぐり抜けると、そこは真っ白な雪と明るいデコレーションに包まれた街、クリスマスタウン . . . 本文を読む
昨日打ち合わせが延びて遅い夕食(というか飲み会)となったので、久々片町の「だいだい」へ。
金沢の街は、美味しい魚を食べさせてくれるお店のレヴェルの高さでは間違いなく日本で有数だと思うけれど、いかんせんほとんどの店がそんなに遅くまで営業していなくて、そういった意味では夜中の2時まで営業してくれているこの「だいだい」はとてもありがたいお店です。
そして使っている食材の確かさにはいつも感心させられるけ . . . 本文を読む
ミュージックビデオなど様々な映像を見ることが出来ることからビデオiPodとも呼ばれ、話題となっている第5世代iPod 。
その登場とともに、専用ソフト iTunes も Ver.6 にヴァージョンアップされたのだけど、ここで面白いものを発見。
今回の iPod 、これまでの音楽に加えて映像も再生可能ということで、ミュージックビデオを1曲300円でダウンロードすることが出来るのがひとつの「売り」と . . . 本文を読む
竹中直人演じる正平が医師として勤務する病院に、高校時代の同級生である未知子(原田知世)が入院してくる。子宮ガンを患っている未知子を、正平は献身的に治療していく。実は未知子は、高校時代から正平が想い続けてきた初恋の人だった。対して未知子のほうは、正平のことをまるで覚えておらず……。
医師とガン患者として再会した高校時代の同級生の純愛を描くという竹中直人監督作品。「ウーン」観ていて思わず深いため息をつ . . . 本文を読む
名優ローレンス・ハーヴェイの娘としてロンドンに生まれたドミノ(キーラ・ナイトレイ)は、恵まれた特権階級の生活を送りながらも何か満たされない思いを抱えていた。ロサンゼルスに移り住んだ後、彼女に大きな転機がやってくる。新聞で偶然見つけた『バウンティ・ハンター(賞金稼ぎ)募集』の文字。湧き立つ気持ちを抑えられないドミノは、なかば強引にバウンティ・ハンターの仲間入りを果たす。そして、エド(ミッキー・ローク . . . 本文を読む
家具が好きな人なら良くご存知だと思うけれど、IKEA というスウェーデンの家具ブランド・メーカーがある 。
北欧の家具といえば、これまでデザインも材質も考え方もクオリティ高けりゃ、ついでに値段も高いというのが言わば日本の常識だったけれど、この IKEA が日本でも来年から直接ショップ展開することによって、そんな常識も覆るかもしれない。
なにしろ、物は試しとばかりイギリスのサイトhttp://w . . . 本文を読む
天才数学者でありながら,否だからこそ?高校の数学教師をやっている主人公の石神。そんな彼の前に現れた女性に対しての究極の片想い、究極の献身ぶりをミステリー仕立てで読ませる恋愛小説。
さすが東野圭吾というべきか、一気に読ませるストーリー展開の面白さ、魅力溢れる人物造形、想像を超えたあざやかな ---- そんな手があったのか的意外性に満ちた終盤の切ない謎解き。
まさに第一級の娯楽小説。
ただ惜しむら . . . 本文を読む
この前テレビを観ていたら阪神の株式上場の騒動を伝えるニュースの中で、西宮にある阪神ファンなら誰でも知っている(?)『居酒屋 虎』のご主人が出ていた。
思えば今からちょうど20年前の1985年、阪神の1964年以来21年ぶりの優勝がほぼ確実になった頃、たまたま取材でお邪魔したのがこのお店だった。
あの優勝以来、この居酒屋はすっかり全国区となってしまったけれど、あの時「阪神が優勝したらどうなります . . . 本文を読む
この前ウランくん(彼をご存じない方はコチラを)に言われたまま「とっとと」カタログを読もうとしたのだけど、何故かどこにも見当たらないのでどうしようか思案していたところ、頃よくまたそのウランくんから電話が。
で、結局オススメの赤ワイン6本セット(今回は本当にそれぞれ違う種類の詰め合わせであることを確認!)を電話で注文した際、せっかくだから出身地のことを訊ねてみた
「ウランくんのふるさとってウランバ . . . 本文を読む
建物自体今年のヴェネツィア・ヴィエンナーレ国際建築展で金獅子賞を獲ったり、開館以来何かと全国的に注目を集めてきた金沢21世紀美術館で開館1周年記念として「ホイットニー美術館コレクションに見るアメリカの素顔 」なる企画展が行なわれていたので、ちょこっと出かけていってみた。
実はホイットニー美術館(Whitney Museum of American Art)がこれだけの(数の?)作品を海外に貸し出 . . . 本文を読む
香港にはじめて行ったのはずいぶん昔、ロンドンに行ってしまう友達の見送りと称して行ったのが最初だった。
トランジットとして香港に寄ったかたちとなる友人と一緒にいたときは、半島酒店(ペニンシュラ)とまでいかずともそれなりのホテルに泊まっていたけれど、その友人がイギリスに向けて旅立ったあと、どうせ一人だし、寝れればええやんと思い、道を歩きながら適当に探して見つけたホテルが、実はモンコックのにあるホテルだ . . . 本文を読む
「会いたくないヤツに限って再び会ってしまう」
「それは縁というものでは?」
「そんな縁は願い下げだ!」。 物語は香港の繁華街・旺角(モンコック)での日常茶飯事のいざこざから始まる。露天の縄張りを巡る、そのいざこざはやがてヤクザの組同士の対立へと拡大。そして結果的に一方のボスの息子が殺され、息子を殺されたボスはある人物を通じ、殺し屋を雇う。
そんな中、一大抗争に発展することを警戒した警察はタレコミ屋 . . . 本文を読む
大場美奈子、50才、独身。毎日、朝は牛乳配達、昼はスーパーで働き、読書をして眠る。高梨槐多、同じく50才。市役所に勤務し、病気の妻を看護する日々を送る。同じ町でお互いの姿を感じ、ざわめく心を押し殺して、二人は目を合わせることもせず、幼い恋を胸に秘めたまま、30年以上の月日を別々に生きて来た。薄青い夜明けの町、なだらかな坂道、牛乳瓶の澄んだ音、ほんの一瞬だけ交差する二人の視線…。「独立少年合唱団」の . . . 本文を読む
「文四郎さんのお子が私の子で
私の子どもが文四郎さんのお子であるような
道はなかったのでしょうか」
かつて「人間、年を重ねていくうちに、オジサンは司馬遼太郎を読み、オバサンは渡辺淳一を読む」と喝破したのは愛すべきおばはん田辺聖子だったけれど、年齢的にまさにそういわれる世代となったものにとって、藤沢周平の作品もまた、たまらなく読みたくなる、大いにそんな気にさせられた映画でした。
物語の始まりは . . . 本文を読む
イギリス映画「Dear フランキー」に続いて劇場公開では見逃してしまったアイルランド映画「ダブリン上等!」をようやく DVD で観た。
舞台はアイルランドの首都ダブリン。ただ首都といってもここで描かれているダブリンはまるで小さな地方都市みたいだ。
そしてそんな街のショッピングセンター内のお店でレジカウンター越しにコリン・ファレル扮するチンピラのレイフがカフェのウエイトレスに自分の人生設計を甘く語 . . . 本文を読む