軽い気持ちではじめた当ブログも、いつの間にか10年を迎えるという、ある意味メモリアルな年だった 2014年も、あと数時間で幕を閉じようとしています。
そして、いろんなことのあった1年でしたが、年初に掲げた目標は半分程度しかかなえることが出来ず、いささか悔いの残る年でもありました。
ただ、そうした中でも、新たな出会いがあったり、親交をさらに深めあったりしたりして、心弾むことも多く、幸せな1年 . . . 本文を読む
スイス・ベルンの高校で古典文献学を教えているライムント(ジェレミー・アイアンズ)は、ある朝、学校に行く途中、橋から身投げしようとしている女性を助けるところから物語は始まる。
そして、すんでのところで思いとどまったものの、その後姿を消した彼女が残していった赤いコートのポケットの中から現れる小さな本。
見てみるとその本にはリスボン行きのチケットが挟んであり、それを届けようとするものの果たせず、ライム . . . 本文を読む
年もどんどん押し迫ってきた昨日の夜は 29日で年内営業が終了する橋本くんとこへ行き、軽くのつもりながら、結局いつものごとく美味しいいろんなものをパクつかせてもらい、どんどん夜は更けて行ったのでありました。
イワシでもアジでもない、何と寒ブリを使ったという上等な 「 ぶりのなめろう 」
丸葉春菊に大葉、そして水菜も加わってるそうで、食べたことのない味でホンマ旨い。
そして夜が深くなって . . . 本文を読む
かつて、「 和ダイニング 」 という言葉を世の中で最初に使い始めたり、大きく切った刺身を桶盛りで提供したり、最近では香箱カニを使った 「 酔っ払い蟹 」 を考案したりと、いつも柔軟で斬新な発想で楽しませてくれる人気居酒屋の社長であり、古くからの友人である石黒格(いたる)。
そんな彼が、新幹線金沢開業をきっかけに 『 のど黒の専門店 』 を、これまであった 「 魚焼き いたる 」 を業態転換する . . . 本文を読む
もともとは 1928年に老舗糸卸会社の自社ビルとして建てられたという存在感たっぷりなビルが尾張町にあり、ちょうど4年前、そのビルをリノベーションしてタイフードレストランがオープンしたことがあった。
※その時のエントリーは → http://blog.goo.ne.jp/nikidasu/e/a83706ac6fbdec22e67540d9938ca0a2
http:/ . . . 本文を読む
アルザス地方に古くから伝わる代表的なクリスマスのお菓子 「 ベラベッカ 」 を初めて知ったのは、以前 岡崎くんからプレゼントしてもらったのがきっかけだった。
あれから4年。今年はさまざまな事情によりシュトーレンは作れなかった岡崎くんだったけれど、その代わりに久しぶりに出会った 「 ベラベッカ 」 は、以前にも増して美味しく、まるで昔に会ったことのある女の子が綺麗になったみたいな、ちょっと嬉しい . . . 本文を読む
月初めにドドーンと雪が降り積もり、今年の冬はどうなることやらと思っていましたが、その後はほとんど積雪もなく、寒いけど案外いつもの年に戻った気がするここ数日ですが、いかがお過ごしでしょうか?
今年も残すところあと10日足らずとなったということで、遅ればせながらこのクリスマスウイーク、並びに年末年始のガレタッソの営業時間のご案内です。
12月22日(月) 19:00 - 25:00
12月 . . . 本文を読む
先日 「 福座 」 で、そのあまりの美味しさに、今年度登場したラーメンの中でぶっちぎりのトップだと思ってしまった 「 かき塩ラーメン 」 を食べて以来、他のラーメン店でさまざまな、いわゆる “ 季節限定モノ ” を食べても、残念ながらピンと来るものがないことが多い今日この頃。
というわけで、たまたまJR金沢駅前方面に用事があった今日のお昼、ならばと、今シーズン初となる 「 牡蠣味噌ラーメン 」 . . . 本文を読む
例えいくら鬱陶しい天気が続こうとも、金沢に住んでいて幸せだと感じることが、齢を重ねるごとに徐々に増えてきている今日この頃。
そして、その理由のひとつとしてあるのが、我が友である石黒格(いたる)が毎日板場に立っている 「 本店 いたる 」 の存在だ。
ここでは、春に良し、夏に良し、さらに秋に良しと、どの季節でも美味しいものを出してくれているのはご承知の通りだけど、特に冬の味覚に触れるとき、やはり . . . 本文を読む
昨日のお昼は、アイリーに行ってみたいという友達のリクエストに応えて、ちょっこっとばかり久しぶりに、ドクター藤田の勤務先の病院の向かいにあるツッチーの店で、レッツ・ハヴァ・ランチだったのでありました。
そして最初、前から食べてみたかった「わさびヤサイキーマカレー」をばと思っていたところ、季節限定の黒板メニューに「冬野菜の味噌キーマ」という、名前からしてググッと惹かれるメニューを見つけ、急遽チ . . . 本文を読む
舞台はアメリカ・ミズーリ州。
夫ニック(ベン・アフレック)と妻エイミー(ロザムンド・パイク)の夫婦が結婚5周年を迎えたその日、ニックが帰宅すると室内には争ったような形跡。
そしてそこにエイミーの姿はなく忽然と彼女は消えてしまった。
警察は事件性があると判断し、捜査するとキッチンには大量の血液反応があることが判明し、やがてニックにはマスコミや世間から疑いの目が向けられていく・・・
原作はギリ . . . 本文を読む
今から時代を遡ること30年前。
バドワイザーとポテトの店 「 NEWS PAPER 」 があった鱗町のビルの1階に、「 P's shop 」 なるラッピングの店があった。
水に金を払うなんてと、ミネラルウォターが一般化していなかったのと同様に、包装もまた多くの人がそんな考え方だったあの時代、他にアイテムを増やしたりして頑張っていたものの、店として結果的には、やはり金沢では時代的に早過ぎて、健闘む . . . 本文を読む
ここんとこ加速度的に忙しさが増し、ブログの更新もままならぬ日々続き、気がつけば今年も残すところあと半月。
そして今年もこうして暮れていくのかと、ちょっとしみじみ気分でいた中、とある会社のとあるセクションでの忘年会にとお誘いを受け、例によって Why not! とばかり参加させてもらったのでありました。
会場がお馴染みというか、今やすっかり人気店となった 「 華林楼 」というのも個人的にはポ . . . 本文を読む
仕事が終わった後、帰り道に一人でちょっこと飲むことが多い中、先日とある蕎麦屋店主とアルバイトの子と一緒に定番の 「 みひろ 」 に行き、あれこれ飲み食べながら、楽しいひと時を過ごしたのであります。
まずは、と頼んだ日替わりの 「 とりあえずの一品 」、この日はカブの酢漬け。
100円という価格もさることながら、すぐに出してくれるところがさすがです。
そして頼むメニューによって、その人 . . . 本文を読む
来年の北陸新幹線金沢開業を見越して、多くのメディアがこぞって金沢特集を組み、そしてそうした流れに合わせて、この街では駅前中心にこれまで以上に飲食店が次々と登場している。
もちろんそうした世の中の流れというのは、なるようにしかならないだろうし、例えそれが行政が心配するように一過性で終わったとしても、それはそれでしょうがないと思う。
ただ逆に言えば仮にそうした 「 金沢ブーム 」 なるものが、もし . . . 本文を読む