俺の明日はどっちだ

50歳を迎えてなお、クルマ、映画、小説、コンサート、酒、興味は尽きない。そんな日常をほぼ日替わりで描写

「ぼくを葬(おく)る」 Le Temps qui reste

2006年08月09日 00時45分10秒 | 時系列でご覧ください
不治の病で余命3ヶ月を宣告された、若きフォトグラファーのロマン。彼が選んだ道とは、化学療法を拒み、たった一人で死とまっすぐ向き合うことだった。死を意識して初めて彼は何を知り、何を残そうとしたのか…。 実は決して相性の良くないオゾン作品。これまた春先に観ようと思いつつ叶わず先週ようやく鑑賞。 主人公ロマン同様「死」に対して身近にいる祖母ローラに扮するジャンヌ・モローの存在感が他を圧倒。 「どうし . . . 本文を読む

個人的「真夏の夜のジャズ」2006 その2

2006年08月07日 02時31分39秒 | 時系列でご覧ください
元ブランキー・ジェット・シティの浅井健一らと AJICO を結成した頃のUAが好きだった。 あれから5年、いろんなことを経てUAは実はこんなのをやりたかったんだと妙に納得させられたアルバムそれがこの『 cure jazz 』だ。 とにかくここでUAの歌声の光り輝くこと。 音楽家であり文章家であり音楽講師でもある「日本で最も忙しいジャズマン」と紹介されている菊地成孔なるサックスプレイヤーとともに醸 . . . 本文を読む

ケータイは世界を駆ける

2006年08月06日 02時22分56秒 | 時系列でご覧ください
この前、ローマにいた時に昔いた会社の後輩から電話がかかってきた。 「もしもし、今お電話大丈夫ですか?」 「うん、大丈夫だけど」 「今、どちらですか?」 「うん、今、ローマ」 「またまたー、そんなこと言っちゃって。ところでご相談があるんですが・・・・・・」 (と、仕事の相談を延々と続ける後輩T) 実は今回の旅行では「単騎、千里を走る」での健さんに影響されて、海外でも使えるケータイに旅行期間中だ . . . 本文を読む

グローリー・ロード “ GLORY ROAD ”

2006年08月05日 01時46分36秒 | 時系列でご覧ください
イタリアへの行き帰りの飛行機の中で4本ばかし映画を見たけれどそのうちの1本がこの映画。 舞台は1966年アメリカ、「バスケットボールのような知的なスポーツゲームは黒人には無理」という酷い偏見がまかり通っていた頃、史上初めて先発メンバー全員が黒人というチーム、テキサス・ウエスタン大学がNCAAのトーナメントで見事優勝するまでの姿を描いた作品。 その時のチームのコーチを務めていたドン・ハスキンズの自 . . . 本文を読む

OK Go

2006年08月04日 22時13分07秒 | 時系列でご覧ください
定期的に読んでるAd Innovatorさんのメルマガ「広告の近未来」(← 広告業界の人には参考になる記事多し)で紹介されていた YouTube で見つけたシカゴ出身のバンド『 OK Go 』のPVがかなり面白い。 まずはコチラをご覧あれ    ↓ http://www.youtube.com/watch?v=pv5zWaTEVkI 80年代ロックを彷彿させるポップな曲作りもさることながら、見 . . . 本文を読む

Il Latini

2006年08月03日 02時43分43秒 | 時系列でご覧ください
実は今回の旅行、気ままな一人旅というのではなかったため行き先もミラノ、ヴェネチア、フィレンツェ、そしてローマとまさに王道チョイスだったのだけど、そんな街々のなかで一番気に入ったのがフィレンツェだった。 ミラノは滞在時間が短すぎてしかも日曜とも重なってしまったし、ヴェネチアは曇天が似合う街と過去の記憶から勝手に思い込んでいたこともあり、かつあまりの観光客の多さに辟易させられ、ローマは遺跡や教会はさ . . . 本文を読む

Angels & Demons

2006年08月02日 02時53分41秒 | 時系列でご覧ください
思えば前回ローマに来たときはいささかロマンチックなシチュエーションだったこともあって、「スペイン広場」、「トレヴィの泉」、「コロッセオ」、「真実の口」と、いかにもといった場所を巡って『ローマの休日』ごっこをしていたものだった(苦笑)。  ハァー、昔々の話さ。 それはともかく今回は、「パンテオン」、「サン・ピエトロ広場」、「サン・ピエトロ寺院」、「ナヴォーナ広場」、「サンタンジェロ城」、「ヴァチカ . . . 本文を読む

Knockin' On Heaven's Door

2006年08月01日 03時27分42秒 | 時系列でご覧ください
フィレンツェにある「花の聖母教会」と呼ばれるサンタ・マリア・デル・フィオーレ(Santa Maria del Fiore)教会。 その頭上に輝くクーポラ(円形状の屋根)目指して駆け上がること464段! このくらいなんのなんのと我ながらの身の程知らずぶり! 久々の有酸素運動に、心臓バクバクでした ------(苦笑)。 どうもどうも、すっかりご無沙汰していました。記録的な猛暑に見舞われていたイタリ . . . 本文を読む