俺の明日はどっちだ

50歳を迎えてなお、クルマ、映画、小説、コンサート、酒、興味は尽きない。そんな日常をほぼ日替わりで描写

皮はぎのそろばん @ 割鮮 のむら

2008年09月30日 09時37分39秒 | 時系列でご覧ください
先週末はちょっと久しぶりに泉野の「のむら」さんへ。 そしてまず出てきたのが少しずつ手の込んだ味を楽しめる「小松菜の胡麻和え、秋刀魚の甘露煮、白子のしんじょう、鮎の卵寄せ」。 こういったお通しを出してくれるところがさすがもの。いつみながらのあさっり味が泣かせます。 あっさりといえば秋の季節感たっぷりの「炊き合わせ」もその美しい盛り付けも含めて、素材の味を充分楽しめる味わいで大いに満足。 . . . 本文を読む

「ホット・ファズ 俺たちスーパーポリスメン!」 HOT FUZZ

2008年09月28日 23時14分27秒 | 時系列でご覧ください
うっ、わ、わ、笑えない・・・。 ロンドンのエリート警察官が、その目立ちすぎる活躍によって田舎の村に左遷されるものの、新しく赴任した一見平和そうな村で起こる連続殺人事件をきっかけに村の闇の組織と心細い相棒とともに立ち向かうというアクション・コメディ。 実は予告編がかなり良く出来ていたので、逆に不安なところも少なからずあったのだけど、世界的に評価が高い(らしいのだ)この作品を日本でも上映をという署 . . . 本文を読む

「アクロス・ザ・ユニバース」  Across the Universe

2008年09月25日 23時16分58秒 | 時系列でご覧ください
" Is there anybody going to listen to my story ?  All about the girl who came to stay ? " 小学生5年生のときに友達のお姉さんの影響でその存在を知って以来、中学にかけてビートルズはビーチボーイズとともに大好きなバンドだった。 そして彼らの初期の曲の中で特に好きだったのがアルバム『 Rubber Soul . . . 本文を読む

金沢おどり @ 県立音楽堂 邦楽ホール

2008年09月24日 22時42分40秒 | 時系列でご覧ください
ケキョ ケキョ ホウ ホケキョ! 昨日は知り合いの芸妓 Haaaan!!! が出ていることもあって今年で5回目だという「金沢おどり」の千秋楽を見に音楽堂の邦楽ホールへ。 実はこのホール、春に行われた「ラ・フォル・ジュルネ 金沢」で、それはそれは美しい弦楽四重奏曲を聴きに初めて訪れた際、キャパが700人という手ごろな規模と整った設備に大いに魅力を感じたものだったけれど、なるほどこういった催しには . . . 本文を読む

「パリ、恋人たちの2日間」 2 DAYS IN PARIS

2008年09月22日 23時51分00秒 | 時系列でご覧ください
This isn't Paris. This is hell. 先日観たイーサン・ホークの作品に続いてタイミングよく上映されたジュリー・デルピー監督/脚本/製作/編集/音楽/&主演のチャーミングでキュートでシニカルで、かつリアルなロマンティック・コメディ。 簡単に言えばこの映画、少々倦怠気味のアメリカ人とフランス人のカップルがヴェネチアへの旅行の帰りに愛猫(その名もジャン=リュック!)をピック . . . 本文を読む

金沢れいめん @ 人情料理 いたる 柿木畠本店

2008年09月21日 23時54分28秒 | 時系列でご覧ください
昨日の夜は、金沢出張の時は必ずここに寄るというほどすっかりファンとなった仕事仲間のKくんとともに『本店 いたる』へ。 そして何も付けず味わえる甘エビの昆布締め、柔らかい口当たりの岩だこ、冬への期待を募らせるがんど(はまち)の腹、浅く浅く〆た鮮度抜群のしめ鯖、今が旬真っ只中の秋刀魚などなど、てんこ盛りながらこれで1,5人前という圧倒的なコストパフォーマンスの桶盛りを前にして二人でニヤリ。 そ . . . 本文を読む

『 Shine A Light 』

2008年09月20日 16時14分29秒 | 時系列でご覧ください
2年前に東京ドームで見たストーンズのワールドツアー“ビッガーバン・ツアー”。 そのツアー中、ニューヨークでの2日間のライブ公演をあのマーティン・スコセッシ監督がフィルムに収めたということで話題となっているライブドキュメント映画『 Shine A Light 』をこの冬の日本公開を前にたまたま観る機会があった。 舞台となる会場はスタジアムではなく、どこか『ラストワルツ』で使われたウインターランドを . . . 本文を読む

幸せな瞬間 @ 四遊 2008年秋

2008年09月19日 12時37分57秒 | 時系列でご覧ください
いろんな人と知り合い、やがて親しくなって「一緒に食事でも」となることって、結構多かったりするものだ。 そしてそんなシチュエーションになって、かつ相手が自分とある程度食べ物の趣味が合いそうだなと思えた場合、隠しだまというか、とっておきの店として尾山町にある「日本料理 四遊」へと案内することが時々ある。 そしてここに一緒に来てくれた人たちが、男女問わずその料理の数々に舌鼓を打って大いに満足する姿を眺 . . . 本文を読む

「おくりびと」

2008年09月18日 10時25分12秒 | 時系列でご覧ください
納棺の際の死化粧と納棺の儀式を行なう「納棺師」という人の死にまつわる職業に焦点を当て、ともすれば美化しすぎたりネガティヴになりがちな題材を、ユーモアを交えつつ普遍的に描いた滝田洋二郎監督作品。 まずはともあれチェロ奏者の夢を捨てて納棺師となった主人公大悟に扮する本木雅弘の見事な演技にすっかり目を奪われてしまった。 北上の豊かな自然を背景にヨーヨ・マばりにチェロを弾く姿はさておき、顔の表情ひとつで . . . 本文を読む

「ウォンテッド」  WANTED

2008年09月17日 09時29分27秒 | 時系列でご覧ください
う~ん、映像こそそれなりに面白いけれど、話があまりに稚拙なCGてんこ盛りアクションムービー。 冒頭のエレベーターから駆け抜けて窓を突き破りビルからビルへジャンプしながら相手を撃ち殺したり、ドリフトしながら瞬時でクルマに人を乗せたり、銃弾の弾道をグューンと曲げて見せたり・・・、といったすでに予告編で何度か見たシーンこそそれなりに見応えはあったけれど、全体としてそれを超えることはなく、残念ながら思っ . . . 本文を読む

ハントンライス @ グリルオーツカ

2008年09月16日 23時34分44秒 | 時系列でご覧ください
今日のお昼、シネモンドでジュリー・デルピ主演&監督の映画を観た後、お腹をすかせて歩いていたらソムリエ・なかっちとバッタリ。 そしてせっかくだから一緒に昼飯でもということになって、これまた、うん十年ぶりになんとなんと「グリルオーツカ」へ。 「グリル・オーツカ」と言えば、やはり言わずと知れた金沢名物 『 ハントン・ライス 』。 『 ハントン・ライス 』と言っても知らない人も多いと思うけれど、定義とし . . . 本文を読む

Somerset Royal Cider Brandy 10yrs Single Cask

2008年09月15日 12時42分14秒 | 時系列でご覧ください
この週末、久しぶりに行ったワインバー「シャトー・シノン」で、そろそろ引き上げようかとチェックしてもらった後「ところで、こんなのがあるんですが」と辻くんが出してくれたお酒がこれ。サイダー この炭酸飲料を「サイダー」と呼ぶのは日本と韓国(saida)だけの表現で、本来は「リンゴ酒」(英:cider/サイダー、仏:cidre/シードル)のことをさす。日本のサイダーに相当するものは英語ではソーダ (sod . . . 本文を読む

「パコと魔法の絵本」

2008年09月13日 20時37分54秒 | 時系列でご覧ください
“ゲロゲ~ロ!!” その期待以上にキッチュでポップでハートウォーミングな世界に大満足してしまったぞ! 監督はご存知『下妻物語』『嫌われ松子の一生』の中島哲也。その独特の映像表現にますます磨きがかかって、面白いになんのって。 一代で富を築きつつも性格の悪い嫌われ松子ならぬ嫌われ爺さんと交通事故の後遺症で1日しか記憶が持たないガチ☆ボーイならぬキュートな少女との交流を主軸にどこか心に傷を持った回りの . . . 本文を読む

One Kind Favor / B.B.King

2008年09月12日 23時10分34秒 | 時系列でご覧ください
ブルース界の大御所として今や“生きる伝説”と形容されてしまっている(汗!)B.B.キングの先ごろリリースされたニューアルバム『 One Kind Favor 』、これが良いのですわ、相当に、かなり、期待以上に。 とにかく「あらぁ~、息災やねえ」と思わず声をかけたくなるほど当年とって82歳とはとても思えない元気な様子で、何だかとても嬉しくなってしまう。 最近だとマーチン・スコセッシがプロデュースし . . . 本文を読む

重陽の節句 @ 食彩夢 まほら

2008年09月11日 23時08分30秒 | 時系列でご覧ください
重陽(ちょうよう)とは五節句の一つで、9月9日のこと。旧暦では菊が咲く季節であることから菊の節句とも呼ばれる。 陰陽思想では奇数は陽の数であり、陽数の極である9が重なる日であることから「重陽」と呼ばれる。奇数の重なる月日は陽の気が強すぎるため不吉とされ、それを払う行事として節句が行なわれていたが、九は一桁の数のうち最大の「陽」であり、特に負担の大きい節句と考えられていた。後、陽の重なりを吉祥とする . . . 本文を読む