「 サイドウエイ 」 では、バツイチでワイン通の小説家志望ながら人生をうまく渡り歩けない中年男を、また 「 ファミリー・ツリー 」 では、妻が不倫していたことが発覚し、その後、家族の再生へと奮闘する中年男を、それぞれ主人公に、人生のやるせなさを描きつつも、希望の光を優しく描いたご贔屓アレクサンダー・ペイン監督。
そんな彼の待望の新作もまた、心しみじみとさせてくれる秀作だ。
大金が当選したと . . . 本文を読む
先週のとある日に久しぶりに訪ね、一度は並んだものの、その混雑ぶりに時間切れが確実だとわかり、泣く泣くあきらめた のぼるくんのところへ昨日のお昼に再チャレンジ。
思えば、こことか、「 神楽 」 とか、「 福座 」 とかのお昼は、季節に関係なく、以前にも増して多くの人が並んでいて、本当に凄いなと思う。
そしてそんな中、お目当てのラーメンである 「 南インド 」 が終了していたこともあり、何を . . . 本文を読む
食べることは好きだけど、そのためだけにどこか遠くまで出かけるといったことは、意外に思われるかも知れないけれど、実はあまり得意ではなかったりする。
なので、例えば、あそこの蕎麦屋が美味しいといった評判を聞いても、なかなか出かけることがない中、小矢部で営業していた店が、なんと自宅から歩いて数分のところに最近移転してきたと知り、時間がぽっかり空いた金曜日の昼下がり、思わずレッツラゴー!
建物そ . . . 本文を読む
さすが春から秋にかけての日照時間が東京より何故か長い金沢らしく、というか、いつもの年にも増して好天が続く今年の春ですが、元気でお過ごしでしょうか?
さて今回でいつしか6回目を迎えるガレタッソのゴールデンウイークですが、昨年に引き続き 「 昼タッソ 」 を含めて期間中ほぼ毎日営業することとなりました。
ただ日によっては、もしかすると予定より早く閉めたり、開店がちょいと遅くなったりと、営業時間が . . . 本文を読む
すっかり人気店となった玉鉾にあるご存知 「 自家製麺 のぼる 」 が、まだ 「 ラーメン のぼる 」 として錦丘高校近くに店舗を構えていた頃、「 ベジつけ麺 & チーズリゾット風おじや 」 なるメニューがあり、ガッツリ食べたい時やビールのともにする時なんぞに、何度か注文したものだった。
※そのときのエントリーは →こちら
そしてあれから4年、そういったコンセプトとほぼ同様なメニューが 「 TE . . . 本文を読む
ブログを開設していつしか 3,500日あまり。
我ながらよくもまあ、こんなに長きにわたって続いたものだなと改めて思う今日この頃。
そしてそんな中、まったくもって手前味噌な話ですが、当ブログを訪ねてきてくれる一日の人の数が昨日、ついに 2,000人を超え、ページビューも 8,000近くまで伸びるという思わぬ事態に…。
持続は力とでも言えば良いのでしょうか、とにかくひとつのことを長く続けるこ . . . 本文を読む
すっかりアップするのが遅れたけれど、今回でなんと 26回目を迎えた恒例の 「 いたるの花見 」 が今年もまた、室生犀星碑近くのいつもの場所で行われた。
参加するのが今回が初めての人も常連の人も、この日までなんとか持ちこたえてくれた満開の桜の木の下、それぞれに愉しんでくれていたようで何よりでした。
というわけで、ガレタッソメンバー中心にその時の写真を何点かピックアップであります。
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以前、門脇くんのところでめちゃくちゃ美味しい珈琲を飲んで以来、改めてその淹れ方の難しさと可能性を改めて知らされている今日この頃。
そんな中、ガレタッソでもその豆を使わせてもらっている名古屋のスペシャリティコーヒーショップ 「 Kajita 」 さんが今年もまた新竪の 「 ノワイヨ 」 で出張喫茶をするということだったので、この前の木曜日に行ってみた。
※ずいぶん古くなるけど4年前のエントリーは . . . 本文を読む
かつてロンドンで少し暮らしていた頃、今はどうかわからないけれど、当時は定時で退社する勤労者が多く、地下鉄は朝のラッシュアワーに加え、夕方にも同様なことが起こり、驚かされたものだった。
そして、日本に帰って仕事するからには、そんな彼らと同じように早く帰宅し、ゆっくりと生活を楽しみたいと思っていた、はずなのに、あ~それなのに、それなのに、あにはからんや、帰国した途端、そんな生活とほど遠い日々が待っ . . . 本文を読む
昨日の夜、サブカル志向の若き友人である Non ちゃんと映画の話となり、先日観た映画の話から、Youtube で、「 仁義なき戦い 」 シリーズの予告編を見ることとなり、そう言えば昔、ニューヨークでこの作品が上映されたとき、観た連中がカフェに行き注文を訊かれ、「 coffee じゃけん! 」 と言っていたという話から、東映実録路線、そして東映任侠路線へと話は広がっていってしまった ----- 。 . . . 本文を読む
昨日の夜は、2年数か月周期で火星が地球に最も近づいてくる日だと知り、夜空を見上げることしばしば。
そして、ほぼ満月に近い月のまわりを少しずつ移動する赤く輝く火星に何故か今までになく親しみを感じてしまった ---。
そんな夜の帰り道、昼間は暖かくとも花冷えする夜はまだまだ寒く、ということで、思わず夜遅くまで営業しているしんちゃんお店へ…。
なかなかうまく出来ない 「 せんなの醤油漬 」 . . . 本文を読む
かつて 「 更級 藤井 」 や 「 ラヴィータ 」 で働き、「 グリエ・ジョー 」 のオープニングも手伝い、またある時はロシアに、そしてある時はチェコに、ブルガリアに、ハンガリーと、東欧中心に合わせて5年半の海外生活を送っていた流浪の料理人である柏くんが、ついに日本に帰ってきた。
そしてならばと、前日居合わせた若き陶芸家の佳代ちゃんを含め三人で、東山の 「 みつ川 」 の姉妹店で、先日近江町市 . . . 本文を読む
二人は橋を渡ると、かなり急な坂をじぐざぐに登って行った。
「 この坂はW坂というんだ。W字型に折れ曲がっているでしょう 」
杉戸は説明してくれた。なるほど少し登ると折れ曲がり、また少し行くと折れ曲がっている。
「 腹が減ると、何とも言えずきゅうと胃にこたえてくる坂ですよ。あんたもあしたから、僕の言っていることが嘘でないことが判る。
なんで四高にはいって、こんな辛い目にあわなければならぬかと、自然 . . . 本文を読む
犀川沿いの桜もほぼ満開となっているここ数日。
今週末に花見を予定していて、なんとかそれまでは…と、思っている人も多いと思いますが、そんな中、回を重ねて26回!
今年も今や季節の風物詩とも言える 「 酒と人情料理のいたるの花見 」 が今度の日曜日に行われます。
毎年、いろんな人たちが参加して楽しいこといっぱいなこの花見、初めての人もお馴染みの人も今年もまた満開の桜の元、いろんなご馳走とともに . . . 本文を読む
昨夜はひょんなことで、夜の深い時間から、今ちょうど桜が見頃となっている主計町にある 「 空海 」 へ・・・。
そして、ちょっとだけで帰るつもりだったはずなのに、久々の斎田さんトークに魅了され、すっかり長居させてもらったのでありました。
思えば店主の斎田さんとは、まだ瓢箪町でペンションをやっていた頃からなので、かれこれ30年以上の付き合いとなるけれど、馬が合うというか、海外旅行ネタを中心に、 . . . 本文を読む