昨日の夜は久々に木倉町のイタリアン「アルベロ」へ。
基本的にここでもカウンターに座って店主である甲斐くんにお任せでいろんなものを少しずつ出してもらっているのだけど、昨日ここで初めて出会った食材がめちゃめちゃ好みの味で暫し感動してしまった。
まず驚かされたのが、『鮪の心臓』。
最近「ナショナルジオグラフィック」の特集で地中海でクロマグロをとりつくすハイテク漁船団の実態が商業漁業がもたらす世界の魚の . . . 本文を読む
お墓を掃除する暗示的でちょっとドキドキする冒頭のシーンから「死」をそこかしこに見え隠れさせつつ、時にコメディとして、時にサスペンスとして、そして時にフェアリーテールとして、さまざまな「顔」を見せてくれるペドロ・アルモドバルらしい鮮やかな色彩感覚に彩られた作品。
そして基本的には楽しんで観ることが出来たのだけど、うーん、何と言ってよいのやら。
「オール・アバウト・マイ・マザー」は息子やゲイの側から . . . 本文を読む
件名 : 「おもしろサイトの話」
表題の件ですが、●報堂の男の子にもらったゲームです。
数年前に賞とってるらしい。
なかなか楽しいですぞ。
お試しあれい。
HAVE FUN!!!
>> お世話になります。
>> 先ほど打合せでお話させて頂いたゲームです。
>> 音をちゃんと聞きながらやると良いです。
>> ステージ2のほうが少し難しいです。
>>
>> http://amanita-des . . . 本文を読む
最近、自宅のすぐ近所にいつのまにか、あろうことか「ルーマニアのお店」出来てしまった。
フレンチでもイタリアンでもなく、スカンジナビアンでもハンガリアンでもなく、とにかく「ルーマニア」なのである。
そしてお店の看板を見ると『ルーマニアの音楽と料理』と書いてある。うひょー!
これが街の繁華街、もしくはその近辺にあるのなら理解可能だと思う。
ところがその店のある場所は、郊外でかつ表通りと呼ぶにはいさ . . . 本文を読む
観終わったあと、ロビーでたまたまシネモンドの土肥さんとお会いしたので開口一番
「50親爺には堪らん映画でしたよぉー」
と伝えたら、返ってきた答えが
「40オンナにも堪らなかったのよ!」
うーん、なるほどと納得(笑)。
毎日続く決して人に喜んでもらえるとは言えない仕事の繰り返し、そして気難しい父親や仕事に向き合おうとしない息子とのギクシャクした家族関係、「はぁ~、」と50歳を過ぎてふと自分の人生に . . . 本文を読む
おととい「オール・アバウト・マイ・マザー」を借りに TSUTAYA に行ったとき、ついでにCDでもと何気に昔の日本盤コーナーを覗いていたら、いつの間にか70年代前後に好きだった音楽が数多くライナップされていた。
自分で持っているそのあたりの音楽の多くはほとんどアナログというかLPもしくはカセットで気軽に聴くことは難しく、かといってCD再発盤を買ったりひとつひとつデジタル変換するのも何なんだかなあ . . . 本文を読む
物語の舞台は1960年代初頭のアメリカ、ボルチモア。主人公トレイシーはダンスが大好きな太った女子高生。学校から帰ると親友ペニーと二人で一緒に地元TV局の人気ダンス番組「コニー・コリンズ・ショー」を見ながらTVの前で踊る日々を過ごしていた。そんなあるとき、トレイシーは、この番組のレギュラー出演者のオーディションに合格し、一躍街の人気者となる。時代は公民権運動が高まっていた1960年代、トレイシーとラ . . . 本文を読む
本当は「ボルベール <帰郷>」を観に出かけたのに、行ったシネコンは何故か今日だけ夜の最後の回がなく、トホホ。
で、ならばと同じアルモドバル作品で未見な今作のDVDで借りて自宅観賞。
簡単に言えば、ほとんど女性ばかりの登場人物による女性の、女性による、女性のための人生賛歌。
とにかく母親の子供に対する愛情、女性としての一途な愛、そして女性同士の強い絆で結ばれた友情が、何とも優しい眼差しのもと決 . . . 本文を読む
毎度お馴染みの池田町のスペイン料理屋「アロス」での最近の楽しみの一つは、野菜ソムリエと呼ばれる人が複数出入りしているこの店ならではの、まるで日替わりのように次々と登場してくる珍しい食材の数々。
先日も、能登島の赤土で有機栽培で作っている濃厚な味の『ペティトマト』や『ニンジン』、栗のように黄色くて甘いジャガイモである『インカの目覚め』といった地元ものに始まり、信じられないほど巨大なくせにパエリアに . . . 本文を読む
子供から少女に変りつつある小学4年生という絶妙な年頃の女の子が家出した母親の代わりに「ご飯を作ってもらうために」と父親が連れてきた女性と過ごしたひと夏の思い出を描いた作品。
大好きな麦チョコをカレー皿に「えさ!」と一杯盛ってくれたヨーコさん。
歯が溶けるといって禁止されていたコーラの味をはじめて教えてくれたヨーコさん。
「きっと人生が変るよ」と自転車にも乗れるようにしてくれたヨーコさん。
「百恵 . . . 本文を読む
昨日の夜はちょっと大変だった仕事の目途もほぼついて一段落、ということでお馴染み尾山町の「四遊」さんへ。
最初に出てきたのは先日「あいじ」でも食べた『海そうめん』。
太モズク? 黒モズク? と見た目ではやっぱりわかんないなあ思いつつ、今の季節がちょうど産卵期なので一番おいしいという話を聞かされると、俄然おいしさが増してしまったりして。まっこと単純な野郎です(苦笑)。
続いて出てきたのが『岩 . . . 本文を読む
今週は、これまでずーーーーーーっと放置しっぱなしだった(汗)仕事を遅ればせながらどうしても来週のはじめまでにやらなくてはならないこととなり、おかげで仕事場でも自宅でもPCに向かってただひたすらキーボードを叩いている。
そう、叩いているはずというか叩いてなくてはならないのだけど、PCがネットに繋がっているため集中力のないことったら、我ながら情けないほどまでありゃしない。
まずは久々 Yaho . . . 本文を読む
映画「舞妓 Haaaan!!!」の中で、阿部サダヲ扮する主人公・鬼塚が仕事で結果を出し、やっとの思いで伊東四朗扮する社長に連れられお茶屋デビューしようとしたその時、履いていた靴の様子で下足番の老人から体調不良を指摘されるシーンがあった。
それはそれで、何ともありがちな話かもしれないなと半ば感心しつつ、胃潰瘍でそのまま入院というのは最近ではほぼあり得ない世界なので、そりゃないだろうと一人突っ込みを . . . 本文を読む
ここ1週間ばかし、くるりの新しいアルバム「ワルツを踊れ」をずっとずっと聴いているのだけど、どう伝えればその良さを分かってもらえるか悶々としてしまうくらいとんでもなく素晴らしい仕上がり。
レコーディング中に、かの音楽の都ウイーンでの録音で、かつクラシックとの融合というテーマがあるらしいと漏れ聞いた時は一抹の不安を感じていたりもしたのだけど、実際に聴いてみると、どうしてどうして案るより産むが易し(ん . . . 本文を読む
いろんな人たちからその評判を聞き、前から気になっていた「鮨処 あいじ」に昨日はじめてお邪魔した。
カウンター7席だけという良い意味でこじんまりとした店内が何とも居心地良い。
そしておまかせでいろいろ出してもらったのだけど、ピクッピクッと琴線に触れる逸品率は確かに高かった。
まず最初に出てきた「海そうめん」。最初はもずくだと思ったけれど、何とも食感が微妙に違う。でも何か海藻の一種だと思って訊 . . . 本文を読む