俺の明日はどっちだ

50歳を迎えてなお、クルマ、映画、小説、コンサート、酒、興味は尽きない。そんな日常をほぼ日替わりで描写

「アビエイター」 ( The Aviator )

2005年03月29日 01時37分23秒 | 時系列でご覧ください
若き日のハワード・ヒューズをレオナルド・ディカプリオが演じるマーティン・スコセッシ監督の最新作「アビエイター」は What a gorgeous! What a tremendous! What a marvelous! とでも思わず形容したくなる本当に豪華絢爛な作品に仕上がっている。 今や絶版となってしまったケネス・アンガー著の「ハリウッド・バビロン」さながらの19 . . . 本文を読む

DVD 安ければ良いのだろうか?

2005年03月27日 02時23分11秒 | 時系列でご覧ください
例えば、ウディ・アレンの「マンハッタン」、「 ウディ・アレンの誰でも知りたがっているくせにちょっと聞きにくいSEXのすべてについて教えましょう」。 あるいはフェデリィコ・フェリーニの「サテリコン」、「 フェリーニのローマ」。 はたまた「マドンナのスーザンを探して」とか「バニシング・ポイント」などなど、 20世紀フォックスから4月に発売される『2枚で1,990円!』という DVD プロモーションセー . . . 本文を読む

「香港国際警察」 ( NEW POLICE STORY )

2005年03月26日 15時48分52秒 | 時系列でご覧ください
撮影を終えたジャッキーはこう答えた。「長年、映画を作ってきて、ひとつわかったことがあります。それはどうしても自分でやらなければならない場面がある、ということです。それが僕の責任。危険は問題じゃない。一番大切なのは良い映画を完成させることなんです」。 香港アクション映画のひとつの頂点だった「ポリス・ストーリー」からほぼ20年。ジャッキー・チェンが久々に香港完全復帰したと評価の高い「香港国際警察」 . . . 本文を読む

BOKU WA JOHNNY DESU !!

2005年03月24日 01時28分44秒 | 時系列でご覧ください
この前、仕事で有明に行ったとき有明ビックサイトからゆりかもめの駅に通じる連絡道のところで、久々楽しい(?)買い物をした。 思えばもう随分前、羽田空港に行くたびに空港の売店で正社員らしきお兄さんが手付きも鮮やかに手品グッズを売っていた時期があった。 要するに「切った筈なのに切れていない煙草」であるとか、「消えてしまう500円玉」だとか、そんなたわいのないものだったのだけど、その誰でもやれそうな簡単 . . . 本文を読む

「ブリジット・ジョーンズの日記2」 ( The Edge of Reason )

2005年03月22日 00時37分05秒 | 時系列でご覧ください
「きれそうなわたしの12ヶ月」という何やらちょっとアタマ悪そうな(失礼!)サブタイトルが付いてしまっていた時点で若干不安はあったのだけれど、実際に観た「ブリジット・ジョーンズの日記」の続編にはかなり失望してしまった。 へヴィースモーカーで、お酒も大好き、そしてカロリー摂取過多ぎみな独身でロンドンに住むキャリア・ウーマン、ブリジット・ジョーンズ。そんな彼女の仕事や恋を描いた同名大ベストセラーの映画 . . . 本文を読む

「ロング・トリートメント」 ( Long Treatment )

2005年03月21日 15時13分52秒 | 時系列でご覧ください
とにかくぶつかった瞬間は、何がなんだかさっぱりわからず、気が付いたら道路の向こう側にいたという状態だった。 で、相手の運転手にも「多分大丈夫」と話しかけた途端、口から松田優作の「なんじゃ、こりゃ!」状態となってしまい、それでも自力で歩いて行こうとしたのだけど、唇がルイス・ブニュエルの「アンダルシアの犬」状態となっているのを貸してもらった鏡で確認し、あーこれは単なる打撲ではすまなかったなと、ようや . . . 本文を読む

交通事故

2005年03月21日 09時18分28秒 | 時系列でご覧ください
とても唐突ではありますが、昨日、急いで道路を横断中、反対車線を走ってきたクルマと接触していまい、顔面を打ってしまった。トホホホ 自力で平気に歩けるし(走る事だって可能だ、多分)、そんなに大したことはないのだけれど、やはりちょっとだけ大変だった。 とりあえずブリジット・ジョーンズ風に言えば、 『救急車に乗った回数、1回』 『車椅子の乗った距離、500m』 『麻酔の注射に思わず叫んだ回数、5回』 . . . 本文を読む

「 ロング・エンゲージメント 」(UN LONG DIMANCHE DE FIANCAILLES )

2005年03月19日 02時11分03秒 | 時系列でご覧ください
ご存知「アメリ」のジャン=ピエール・ジュネ、オドレイ・トトゥコンビの新作である「ロング・エンゲージメント」はいろんな意味でとても贅沢な映画だった。 基本的には一人の女性が戦場で死んだという恋人の死を受け入れることが出来ず、必死に彼の行方を探すというのが大まかなストーリーとしてあるのだれど、その中に戦争映画的要素や恋愛映画、そしてミステリー的色合いまで含まれていて、ややもするとどっちも付かずとなる . . . 本文を読む

「 Birthday 」 by くるり

2005年03月17日 01時30分44秒 | 時系列でご覧ください
先日とある飲み会で28歳のデザイナーの男の子と「やっぱ “ワールドエンド・スーパーノヴァ” だよな」とか酔っ払って「くるり」ネタで盛り上がってしまった。いやはや。 で、そんな彼らの1年ぶりのニューシングル「 BIRTHDAY 」を買ってきて昨日から個人的にヘビーローテーション。 曲そのものは、かつての名曲「春風」とも通底する春らしい爽やかな曲調で、何度か聴くうちにあちこちのデティールのこだわりも見 . . . 本文を読む

「ワンモアタイム」 ( One More Time )

2005年03月16日 01時32分59秒 | 時系列でご覧ください
昨日、ようやく本当にようやくゴールデンカップスの音楽ドキュメンタリー映画「ワンモアタイム」を観ることが出来た。 構成として、前半は“ Side A ” としてバンド関係者やゴールデンカップスと縁があった人たちへのインタビューとバンドリーダーだったデイヴ平尾が当時を回顧するインタビューを交互に映し出しながら結成から解散までの流れを辿り、そして後半は “ Side B ” として35年ぶりに集まった . . . 本文を読む

デュークの人生相談サイト ( Ask Duke )

2005年03月15日 14時05分17秒 | 時系列でご覧ください
アメリカの雑誌 “ Rolling Stone ”の最新号で先月亡くなったハンター・S・トンプソンの追悼特集が組まれていることをツボヤキ氏のブログで知った。執筆者の顔ぶれを見ただけでも、その影響力の強さを垣間見ることが出来る特集となっているようだ。 詳しくはこちらをご覧ください。 http://tuboyaki.ameblo.jp/day-20050314.html そしてこれとは別に、実はこ . . . 本文を読む

なんちゃって iPod shuffle

2005年03月13日 17時07分17秒 | 時系列でご覧ください
最近一番笑ったのが台湾のメーカーが作った iPod shuffle そっくりのフラッシュベースの音楽プレイヤー、その名もまんまの “ Super shuffle ”! 写真で見ての通りデザインは、上部にあるホイール風操作ボタン、キャップを外すとUSBインタフェースがむき出しになるところまで、オイオイと突っ込みを入れたくなるほどのそっくりぶり。 その上、重さは同じ22グラム、厚さが若干厚いもののFM . . . 本文を読む

「シルヴィア」 ( Silvia )

2005年03月12日 15時18分19秒 | 時系列でご覧ください
アメリカでは知らない人はいない( ホンマか? )というシルヴィア・プラス( 自慢じゃないけど、彼女の著作どころかその存在すら知らなかった )。彼女の作品は、年とともに愛読者を増やし、没後29年を経て栄誉あるピュリッツアー賞を受賞。唯一の長編小説「ベル・ジャー」は、没後30年以上を経た今も、「ライ麦畑でつかまえて」の女の子版として、全世界で読み継がれている。なーんて聞かされ、予告編にも何となくある種 . . . 本文を読む

「ダブルプレー」 ( Double Play )

2005年03月11日 02時12分48秒 | 時系列でご覧ください
これは実在の男に関するフィクションである。私が書いたことの大部分は創作だ。しかし、私はジャッキー・ロビンソンを正確に書くよう努めた。私が十五歳になり、彼が世界を変えていた一九四七年の彼の姿、あるいは、彼はこうであったであろうと私が想像した姿だ。それ以外はあくまでフィクションだ。これは、ジャッキーというよりバークの話であるかもしれない。しかし、ジャッキーがいなかったらバークの話はなかった。それに私と . . . 本文を読む

フランシス・コッポラ・クラレット '02  Francis Coppola Claret '02

2005年03月09日 01時21分59秒 | 時系列でご覧ください
この前、新橋で新しく見つけた「旬風URARA」という料理屋さんで、コッポラのワインを飲んで、そのあまりの美味しさに驚いてしまった。 コッポラと言えば、そうあの黒澤明監督大好きのフランシス・フォード・コッポラ監督です。 1975年に購入しニーバム・コッポラ・エステート・ワイナリーと名付けられた彼のワイナリーは、カリフォルニアワインの巨匠、ロバート・モンダヴィ氏のアドヴァイスを受け、オーガニック農法 . . . 本文を読む