実はずいぶん前に会社を辞めて以来、一人事務所としてず~と借りていたマンションの一室から今月いっぱいで引っ越すことなり、旅行から帰ってきてからずっとその準備をしているのだけど、これが相当に大変。
なにしろなんだかんだ言っても16~17年くらい居続けていたものだから、その間のいろんなものが当然残っているわけで、ポイポイとあっさり捨てればよいものを、ついついいろいろと見てしまったり読んだりしたり、もっ . . . 本文を読む
今日のお昼はちょいと久しぶりに「神楽」へ。
そしていつもの席に座ろうとして気づいた黒板に新たに書かれた新メニューを早速注文。
ちょうど3日前からはじめたというこの「潮そば」、間違いなく相変わらずの“宮本そば”なんだけど、普通の中華そばよりさらに味が良い意味で後ろに引っ込んで、思わず吉田健一の「味のしない料理こそ最高のご馳走」という言葉を思い出してしまう納得の美味しさに大満足。
あさりベース . . . 本文を読む
昨日の夜は日本というか、実のところ金沢の冬の味覚を楽しむべく食に関して渋い趣味を持つ若き友人と相変わらず大繁盛の柿木畠の「本店いたる」へ。
そしてたまにはこちらが仕切るのではなく同行者に選んでもらうのも楽しいかなと思いオーダーをすべてお任せで。
ちょうど『鰤起こし』の雷が轟く中、竹葉の熱燗とともに付きだしの「梅貝」をくるくると器用に出して仕上げたあと、最初に頼んでくれたのが今朝採れたてだというコ . . . 本文を読む
無事に日本に帰って来て、今さらながら「旅」というのは本当に良いものだなと実感。
そして思い立ったら吉日という言葉のごとく、別に旅だけではないだろうけれど、やはり何かやりたいと思ったら結果例え無理を重ねることになったとしても、出来るときにしなくては結局何も前に進まないなと改めて強く思ってしまった次第。
それにしても20年ぶりに会ったベルリンの友達とそのパートナーである古くからの友人にはすっかりお世 . . . 本文を読む
とにかく前にも少し書いたけれど、今回の旅は『トラム』を本当によくお世話になった。
そして同時に、バス、電車、地下鉄などなど何に乗ろうと改札が一切ないという見事なまでに合理的なシステムに改めて感心させられたものでした。日本でも大都市はともかく地方都市でこういったことが出来れば画期的なんだろうにね。
たかが路面電車であろうと、ベルリンではこんな感じで次に来る電車の時間表示がちゃんとされてい . . . 本文を読む
このいささかぶっ飛び気味のディスプレイ、実は美容院のそれだったりして。基本的に地味目な街ながら、時々こうしたものに遭遇する街でもあったりするんだな、これが。
デザイン的な面白さといえば、地下鉄へと続くエスカレーター回りも、こうして写真で改めて見てみると幾何学的で、本当に面白い。ジェットエンジン風の換気扇(なのか?)も、美しい!
そして地下鉄といえば、アンティ・ヌルメスニエミがデザイ . . . 本文を読む
ベルリンに限ったことではないけれどヨーロッパの犬って本当に行儀が良い。
それでも散歩していた犬がベルリンではほとんど首輪なしだったのにはちょっとびっくり。主人を待つこうした姿も健気というか、何とも可愛かった。
バイエルンに住むある農夫が開発し、ドイツで大ブームを巻き起こしている添加物一切なしの自然発泡飲料「ビオナーデ」。ビールと同じように麦芽を発酵させて作られ「添加物ゼロのファンタ」と表現 . . . 本文を読む
大戦中の爆撃で半ば倒壊したもとはデパートだった6階建てのビル。戦後になって解体を決定されつつも建物の占拠を行なうスクワッターたちによってアーティストたちの聖地となっていた『タヒェレス』。
投資家グループが買い上げして以来、かつてのアヴァンギャルドさは影を潜め、土産物ショップまであったのには苦笑。
ジャン・ヌーヴェル設計で知られる1996年にオープンしたデパート「ギャルリー・ラファイエット」 . . . 本文を読む
ベルリンでもそうだったけれど、ヘルシンキでも多くのカフェでワイヤレス・ランでネット接続が出来、普通にインターネットを楽しむことが出来た。
日本だといかにもというサラリーマンやキャリア風のお姉ちゃんがこれ見よがし的(?)に使っているのに遭遇することが多いのに対して、こちらではビジネスユースではなく、普通の若い子が普通に使っている自然さに好感が持てました。
まあそれはさておき、とにかく旅行者と . . . 本文を読む
今回ヘルシンキで泊まったホテルの近くにあるハカニエミ・マーケットホール。
ここは1階が生鮮食品の市場で、2階が中古品の市場となっていて、結構楽しくて毎日足を運んでしまった。
知らない食材や見たことのないものを見て回るだけで本当に市場は楽しい。
そしてそんな中、最初に行ったときから気になっていたスープ屋さんにどうしても行きたくなってしまい空港に行く前にトラムを途中下車してトライ。
パンを . . . 本文を読む
今朝、ホテルの朝食をパスしてどこかで朝飯をと思っていたところ、映画「かもめ食堂」の舞台となっていた店がホテルからトラムで乗り換えなしで行けることを知って、ノコノコと出かけてみた。
ちなみに話はそれるけど、ベルリンでもそうだったけれど、ヘルシンキでもトラムが超便利!
一日パス(6ユーロ)さえ買えばどれだけでも乗り放題で、例えばちょっと気になったところで降りて1区間歩いてまたすぐ乗ることが出来、 . . . 本文を読む
知らない国で体験できる楽しいこととして市場や映画館に行くことがある。
ということで、昨日は映画を観に「FINKINO」というシネコンに行ったものの、チケットブースの前が長蛇の列。
加えてどうしても観たい映画がなかったこともあってあえなく退散。
そしてその代わりというか、たまたま国立アテネウム美術館で "Hokusai & Hiroshige, On a Journey to Edo" (北斎 . . . 本文を読む
ベルリンからヘルシンキに移動した初日の昨日は、まずはホテル探しにプチ苦労。
最初は雨も降っていたし、若干風邪気味だったこともあって、街の中心であろう中央駅の周りで「ま、いーっか」と安易に駅のブッキングオフィスで探してもらうもののいやはや高い高い。
とても一人で泊まる価値を見出せない価格設定だったので、結局「ベンリー」の田中くんに教えてもらったホテルにトラムに乗ってどうにかこうにか移動。
それにし . . . 本文を読む
以前確か友達の誕生日にこのキャラクターを使ったブックエンドを贈ったことがあるものの、実はすっかり忘れていて最初はまったく気が付かなかったけれど、滞在日数が増えるとともに何度か見ていくうちにそのキュートな姿が何とも可愛く思えるようになってしまったこのアンペルマン。
もともとは東ドイツ生まれのである「アンペルメンヒェン(歩行者用信号の人型マーク)」。
実は壁崩壊後の東西ドイツ統一の際、一度は旧東 . . . 本文を読む
何と言うエリアだったか地区名は忘れてしまったけれど、ギャラリーが多く集まっている(折元立身のギャラリーもありました)ところをぶらついたときにたまたま見つけたのがこの『 in't Veld 』という名のチョコレート専門店。
聞くところによると、もともとチョコレート好きだったジャーナリストが成り行きで工房併設したショップを出店し評判となり、数日前に新たなる2号店としてオープンさせたばか . . . 本文を読む