その昔、青山の輸入盤ショップ「パイドパイパーハウス」が、レコードのジャケットの上の名刺大の紙にそのレコードにまつわるお勧めの理由を手書きで書いたのが‘走り‘だったような、気がするけれど、そんな<リコメンドカード>、今ではCD屋さんではすっかりお馴染みとなってしまった。
そしてそうした手書きのカードは数年前から本屋とかスーパーのこだわり食材コーナー、あるいはデパートの地下、酒屋などなど、いろんなと . . . 本文を読む
昨日は某テレビ局勤務の友人の旦那がフレンチレストランを独立開業し、そのレセプションにーー。
レセプションだからてっきり立食だと思っていたところ、しっかり着席で、しかもコース仕立てで出してくれて恐縮するやら驚くやらで、とにかく嬉しい展開だった。
タパスだ、イタ飯だ、和食だ、となんだかんだ言っても、こうしてちゃんとした料理をちゃんとして出してもらえれば、どんな料理だということは、当然のことながら関 . . . 本文を読む
飢餓で苦しむエチオピアを救うべく立ち上がったミュージシャンが集結した伝説的なコンサート 「Live Aid」。1985年7月13日にロンドン・ウェンブリー・アリーナとフィラデルフィアJFKスタジアムの2カ所で行われた 「Live Aid」 の模様が、約20年の月日を経てついに映像化。
参加アーティストはクイーン、エリック・クラプトン、U2、ミック・ジャガー、キース・リチャーズ、ボブ・ディラン、フィ . . . 本文を読む
USEN440を聴くときは通常はC-6チャンネルを選んで聴いている。
サンフランシスコのベイエリアFM局、koit-FMの放送をそのまま流しているこのチャンネル、‘More Light Rock. Less Talk"のコピーよろしくほとんど会話はなく、ひたすら70年代から80年代のAORやロックを流しているのだけど、2年ほど前ノラ・ジョーンズがデビューするや否やデビュー曲「Don't Know . . . 本文を読む
風邪は随分良くなったので頑張って仕事行った後、もっと元気つけようとシネマライズで観損ねて以来2年を経てようやくDVDとして観たのがこの映画。
東ベルリンに生まれ、アメリカ兵と結婚し、ベルリンの壁を乗り越えアメリカにやってきたものの夫は若いオトコに取られ、次に出会ったオトコには自分で作った歌を取られてしまう、あー悲劇のドラッグスター!ヘドウィグ。そんな彼女の激しくも切ない数奇な半生を描いた映画、そ . . . 本文を読む
ほぼ3年ぶりに結構真剣に風邪を引いてしまい仕事を休むこととなって、それならせっかくだから(何が!)と劇場で見逃していた映画のDVDを何本か借りてきた。
そのうちの一本がこの映画。妻を亡くした傷心の牧師、アルコール中毒の母を持つ一人暮らしの美容師、失職の危機にあるレストランの雇われ店長、頑迷な父親と暮らす不器用なパン屋の女店員、性的不能によって自信を無くしたホテルマン、一人異国の地に住むイタリア人 . . . 本文を読む
本を選ぶときに一番参考にしているサイト、それが”WEB本の雑誌”だ。
雑誌「本の雑誌」の発行人でもある目黒孝二のコラムを始め、本の談話室、新刊めったくたガイドなどなど、本当に本の好きな人が携わっているんだなあということがよくわかるサイトだ。
で、ここで見つけたのが、青い空に浮かんで、俺達はビルの窓を拭く――メシを喰うために、家賃を払うために。けれど俺達はそれぞれやりたいことを別に持っている。音 . . . 本文を読む
今日は延び延びとなっていた花の切り替えを朝からやっていた。
4年前にひょんなことで寄せ植えをひとつ買ってきて以来、すっかり「ガーデニング親父」となってしまい、結構まめに花を植えていて、毎年今の時期とゴールデンウイーク後あたりに全面的に花の入れ替えをやっている。
ただ、たかが花の入れ替えとは言え、年を経るごとに鉢やプランターやバスケットの数が増えていく一方なので、我ながらどうするつもりだ状態と相 . . . 本文を読む
ここ最近クルマに乗っていると警告表示のところに「クーラントのレヴェルをチェックしなさい」の表示が頻繁に出るので、昨日久しぶりにBMWのディーラーのところに行った。
最近のBMW車はやたらとハイテク化していて、様々なものがコンピュータ管理されていて、それはそれで便利なところもあるけれど、たとえば今回みたいにクーラント液が足りないということであればと、自分で補充しても(策略的にか?)警告表示は消えず . . . 本文を読む
ワールドシリーズ進出を賭けたMLBアメリカンリーグ優勝決定シリーズ。ヤンキースの3連勝のあとのレッドソックス奇跡の3連勝で、今年もまた本当に面白くなってきた。
で、今年注目なのは、NHKの衛星放送で映し出されるホームベースの後ろのフェンス部分。この前どこかの新聞でも紹介されていたけれど、ここに出ている日本企業の広告は実はCG処理したもので、実際には存在しないものだと知って驚いてしまった。
だっ . . . 本文を読む
1893年のロンドン。執筆家、発明家、未来科学者として知られるH.G.ウェルズと、その頃ロンドン中を震え上がらせていた殺人鬼「切り裂きジャック」とがタイムマシーンで追跡劇を繰り広げる。SF・アドベンチャー作品「タイム・アフター・タイム」。
1979年製作のこの映画、公開当時観たとき、ウェルズの小説「タイムマシン」と19世紀のロンドンに実在した「切り裂きジャック」を結びつけたストーリー展開の面白さ . . . 本文を読む
MGミジェットの30歳の誕生日記念に、カセットデッキをつけた。
それまでオープンのクルマは風切り音さえあれば、それだけで充分さと粋がって言っていたのに、音はあればあったでやはり楽しい。
そこであちこちから昔レコード会社から貰った試聴盤のカセットとか、FMの番組を録音した(エア・チェックってやつですね)カセットなんぞを探し出してきては、結構喜んで聴いている。
そんな中の1本に、多分NHKのFM . . . 本文を読む
定期的に送られてくるアマゾンドットコムからのメールの中に★輸入版ミュージックDVDの、リージョンフリータイトルが大幅増加!というのがあって、ちょっと覗いてみると、あるわあるわ、ロック系だけでも全タイトルあわせてその数705本!
思わずニール・ヤングやジェームス・ティラー、ルー・リード、ドゥービー・ブラザース、オールマン・ブラザースバンドなどのライヴ盤からこの前紹介したロッド・スチュワートの「アメ . . . 本文を読む
ずっと以前、イギリス人の女の子と話をしていた時に、日本と英国ではどちらが色に対してさまざまな認識を持っているかという話になって、そりゃあ日本人の持つ細やかさから間違いなく日本語のほうがいろんな色の表現があると断言したことがあった。
ところがところがだ。じゃあ例えば「青色」ってどんな色があるか言ってみなよ、と言われ、思いつくままに言っても「青色」「水色」「群青色」「紺色」「紫」「薄紫」・・・、とせ . . . 本文を読む
前にも書いたとおり 「 Book Off 」 で100円で買ったアーウィン・ショーの短編集 「 夏服を着た女たち 」。
気が向いたときに少しずつ大切に読んでいて、今日ようやく読み終わった。
もちろん今となってはニューヨークやパリは小説に出てくるような街ではないかもしれない。
でも、だけど、やっぱり街としてニューヨークはニューヨークであり、パリもまたパリでもあり続けているような気もする。
昔々 . . . 本文を読む