俺の明日はどっちだ

50歳を迎えてなお、クルマ、映画、小説、コンサート、酒、興味は尽きない。そんな日常をほぼ日替わりで描写

Congratulations! Martin Scorcese

2007年02月26日 23時25分10秒 | 時系列でご覧ください
Martin Scorcese won best director for "The Departed." Presenting him with the award were, from left, Francis Ford Coppola, George Lucas and Steven Spielberg. すでにご存知のように過去に5度もノミネートされつつ無冠の帝王だったマーティン・スコ . . . 本文を読む

『キング 罪の王』 THE KING

2007年02月24日 12時50分13秒 | 時系列でご覧ください
海軍を退役した青年エルビスは、亡き母から聞かされていた父親に会うため、テキサス南部の小さな町コープス・クリスティへとやって来た。父デビッドは、今では牧師となり、美しい妻トゥワイラと2人の子ども、息子ポールと娘マレリーと幸せな家庭を築いていた。そんなデビッドにとって、突然現われたエルビスは平穏な家庭を脅かす厄介者でしかなかった。結局、冷たくあしらわれてしまったエルビスは、マレリーに接近、異母兄妹であ . . . 本文を読む

Fried Pride!!!!

2007年02月22日 23時55分29秒 | 時系列でご覧ください
毎回ライヴが行われる度に平賀さんから熱い熱いお誘いを受けながら、いつもどうしても都合が合わず、ずーっと行きそびれていたフライド・プライド。 そんな彼らのステージを昨日ようやく観ることが出来た。 いやはやなんと言うべきか、“ 聞きしに勝る ”とはこういう場合のための言葉だろうと思ってしまうほど、素晴しいステージでウーンと唸らせることしきり。 聴いているうちに徐々にテンションも上がり、アンコールの最 . . . 本文を読む

ドリームガールズ Dreamgirls

2007年02月19日 23時58分19秒 | 時系列でご覧ください
うーん、なんだろう、このもどかしさは。 80年代トニー賞で6部門を受賞した伝説のブロードウェイミュージカルを映画化した作品としての期待も高く、実際に観てもジェニファー・ハドソン扮するエフィーが仲間との別れを余儀なくされたときにまさに熱唱する“ And I Am Telling You I'm Not Going ”やビヨンセが籠の鳥からの脱却を情感込めて歌う“ Listen ”、あるいはあの時 . . . 本文を読む

「あなたになら言える秘密のこと」  The Secret Life of Words

2007年02月17日 10時46分25秒 | 時系列でご覧ください
とてもとても強くのしかかってくる映画だ。 サラ・ポリー演じる主人公ハンナの曰くありげな淡々とした日常を描く前半。 補聴器、りんごと白米とチキンの入ったランチボックス、すぐに取り替える大量の石鹸…。 そして、無理やり取らされた休暇で訪ねた町でたまたま見つけた別の仕事(=時間つぶし)。 行く先は海の沖合いに浮かぶ油田掘削所。 そこで出会った人生のレールからはみ出た、しかし心優しい男たちとの何気な . . . 本文を読む

新年会

2007年02月15日 00時19分54秒 | 時系列でご覧ください
今週は今頃になって行われた「新年会」に立て続けに誘われ参加。 片や「アロス」の24時スタート(遅ッ!)の「新年会」。 飲食店関係者がそれぞれの店舗の閉店後に集うという会の流れから夜もどんどん更けていき、久々朝まで。 ただ各自飲み物持参とのことで、ワインを中心にいろんなお酒が数十本飛び交うさまはまさに壮観。 しかも当然のことながら持ち込まれたそれぞれがこれまたレヴェルの高いもの揃いで、鼻と舌の良い . . . 本文を読む

Dixie! Dixie! Dixie!

2007年02月13日 02時30分06秒 | 時系列でご覧ください
第49回グラミー賞の結果が発表された。 ■□■□■ 主要4部門賞受賞者/受賞曲 ■□■□■ ・年間最優秀アルバム賞:ディクシー・チックス「テイキング・ザ・ロング・ウェイ」 ・年間最優秀レコード賞:ディクシー・チックス「ノット・レディ・トゥ・メイク・ナイス」 ・年間最優秀楽曲賞:ディクシー・チックス「ノット・レディ・トゥ・メイク・ナイス」 ・年間最優秀新人賞:キャリー・アンダーウッド そのほかに . . . 本文を読む

「バブルへGO! タイムマシンはドラム式」 Go to the Bubble

2007年02月11日 12時48分54秒 | 時系列でご覧ください
近未来ならぬ、17年前という近過去の六本木を中心に繰り広げられるタイムスリップ・SF・ドタバタコメディといったこの作品、まさにバブル絶頂期のあの頃に漫画に映画にと活躍の場を広げていたホイチョイ・プロダクションズらしい作りで、当時の風俗を振り返るといった意味ではそれなりに楽しいことは楽しい。 今でもタクシーの運転手さんから「千葉経由で横浜」(!!)とか、いかにバブルの頃は凄かったかということを時々 . . . 本文を読む

Birthday Present 2. 「一瞬の風になれ 第一部 -イチニツイテ-」

2007年02月09日 23時37分06秒 | 時系列でご覧ください
長男がくれたノラ・ジョーンズのアルバムとともに中学で陸上をやっている次男が「ゼッタイ面白いから」と言ってプレゼントしてくれたのが、この佐藤多佳子の「一瞬の風になれ」。 これが本当に本当に、すこぶる面白くて、久々一気読み。 大まかに言えば、高校入学を機にずっと続けていたサッカーをあきらめ陸上部に入学した高校生が、親友と部活の仲間たちとともに「速くなる!」ことを目指してただただ走り続ける、それだけ . . . 本文を読む

Birthday Present 1. “ not too late ”

2007年02月08日 00時47分33秒 | 時系列でご覧ください
先日、誕生日に子供からノラ・ジョーンズの3年ぶりの3rdアルバム『ノット・トゥ・レイト』をプレゼントしてもらった。 前2作のイメージを期待して聴いてみると、ある意味裏切られてしまうこのアルバム(苦笑)、正直言って最初聴いたときはさほど心動かなかったけれど、何度か聴くうちにかなりお気に入りになりつつある。 特にまるでまんまトム・ウエイツみたいな“ Sinkin' Soon ”、従来の路線でかつア . . . 本文を読む

「明日へのチケット」 Tickets 

2007年02月07日 23時38分54秒 | 時系列でご覧ください
エルマンノ・オルミ、アッバス・キアロスタミ、ケン・ローチというカンヌ映画祭の最高賞・パルムドール受賞者の3人による、オーストリアのインスブルックからローマまで向かう特急列車を舞台にした、オムニバスではないけれど微妙に繋がりのあるそれぞれの物語。 「恋は遠い日の花火ではない」みたいに仕事先の会社の親切な秘書(ヴァレリア・ブルーニ・テデスキ!)に心惹かれていく初老の大学教授の夢想と回顧、そして心温ま . . . 本文を読む

「世界最速のインディアン」 The World's Fastest Indian

2007年02月05日 09時05分28秒 | 時系列でご覧ください
ニュージーランド南端の町、インバカーギル。小さな家に独りで暮らしている初老の男バート・マンローは、40年以上も前のバイク“1920年型インディアン・スカウト”を自ら改造し、ひたすら速く走ることに人生を捧げてきた。そんな彼の夢は、ライダーの聖地、アメリカのボンヌヴィル塩平原(ソルトフラッツ)で世界記録に挑戦すること。いよいよ肉体的な衰えを痛感し、もはや挑戦を先延ばしにはできないと悟るバート。そして . . . 本文を読む

「墨攻」 A Battle Of Wits (Muk gong)

2007年02月03日 22時08分54秒 | 時系列でご覧ください
時は紀元前370年頃の春秋戦国時代。 趙と燕の国境にある小国である梁の城に、燕へ侵攻を目指す趙の大軍が攻め込もうと近づいてくる。 そして長いものには巻かれろ的に降伏を覚悟する梁の王のもとに、守備戦術のプロ集団“墨家”から革離がやってくる。 彼は明晰な頭脳を駆使し、10万人の趙軍から城を守ろうとするが・・・・。 原作は本も漫画も一切読んでいなかったので、ってことは「七人の侍」や「荒野の七人」みたいな . . . 本文を読む

「 Lust,Caution / 色・戒 」

2007年02月02日 13時45分02秒 | 時系列でご覧ください
先日行われたヴェネチア国際映画祭で、前作『ブロークバック・マウンテン』に続き、アン・リー監督としては2作品連続での金獅子賞受賞、しかも審査員全員一致で決まったという話題の映画『 Lust,Caution 』が29日より全米で公開された。 そしてたまたま電子版を無料購読しているため最初に読んだニューヨークタイムス紙での評価は、(多分)随分的外れな酷評だったけれど、例えばローリングストーン誌では . . . 本文を読む