昔々、ジャマイカに行ったときモンティゴベイでバカンス気分を堪能したあと、現地で知り合った連中からはあんなとこ行っても物騒なだけで何にも楽しいことないと言われながらキングストンに行ったことがある。
そして灼熱の中、どうにかこうにかホテルに着いてシャワーを浴びようとしたところ、海外ではよくあることだけど、水しか出なくて往生させられた。
早速、フロントに電話してみたものの、「熱いシャワーが出ない!」という英語が即座に出てこない。
思えばジャマイカに行くとニューヨークの友人たちに話したところ、ジャメイカンイングリッシュは相当に訛っているから niki の英語力だと苦労するよと言われたものの、実際に行ってみると人の話をちゃんと聞いてくれる人が多くて、ニューヨーカーと話すよりよっぽど通じていたものだったけれど、こうした “ a shower does not work. ” みたいな簡単な英語すら伝えられない情けなさ。
電話越しとは言え、自分の英語力のなさを痛感させられたひと時だったのでありました。
と、すっかり前置きが長くなりましたが、入院以来ついに今日、ようやくシャワーを浴びることが出来ました。
たかがシャワー、されどシャワー、その感動たるや、どんな名湯に入るよりも感激ものだったのでありました。
そしてこうしてひとつずつ日常が戻ってくる有難さを改めて感じる今日この頃です。
今日の1曲 “ TIMEシャワーに射たれて ” : 久保田利伸
シャワーと言えば、これと渡辺貞夫の「カリフォルニア・シャワー」が時代的にピッタリくる人も多いはずということで、やっぱりこの曲で w
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