栗山求/望田潤監修「パーフェクト種牡馬辞典2024-2025」

土曜のレース回顧~ダイワメジャー悲喜こもごも

2012-02-25 16:44:29 | 血統予想

阪神11R アーリントンC
◎9.ダローネガ
○2.オリービン
▲3.アルキメデス
△13.ジャスタウェイ
×6.ダイワマッジョーレ
注8.ローレルブレット
◎はシャドウゲイトと血脈構成が重なる部分が多く、「サンデー×リファール×ハイインロー」の配合形だから前受けでしぶとい脚質でベストは1800~2000mか。朝日杯は内枠の馬がインから抜け出して1,2着したなか、大外枠でスタートも速くなく、終始外々を回らされながらジワジワ追い込んだ内容は悪くなかった。脚長で動きが緩慢なところがあるから外回りコースのほうが競馬はしやすいだろうし、あとはスタートを決めて好位で流れに乗れれば、1600mは少し忙しくても地力でねじ伏せられる相手関係ではあると思う。

中山9R 水仙賞
◎4.クロスカップリング
○8.レッドフォルツァ
▲7.シルバーウエイブ
△6.ゴールデンクラウン
×3.クリールカイザー
×9.ステアトゥヘヴン
注1.フェアブレシア
中山芝は金曜正午発表で重、明日も少し降る予報だから稍重ぐらいは残るかもしれない。◎はクロスカップリングとした。ロッカヴェラーノの3/4弟で、母父スライピーカンはレッドランサム産駒のマイラーでロベルトに遡る父系。ダイワメジャーにロベルトが入ると、トーセンベニザクラ、トランドネージュ(母母父リアルシャダイ)、メイショウカドマツ(母父クリスエス)と血統イメージ通りに中山向きの機動力が出てくる。パワー型で渋った馬場もプラスだろうし、この鞍上なら型通りに捲ってきそう。

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ダローネガはゲートはちゃんと出たんですが今日も行けず、しかも中団の外で引っかかるという開幕週としては最悪の競馬で、あ~あ○オリービンと▲アルキメデスでタテ目かよ~と思って観ていたら大外から☆ジャスタウェイが一頭だけ違う伸び
ジャスタウェイは外伸び馬場のきさらぎでインに突っ込んで4着、Grey Sovereign馬券を買っていたメタボ博士はおかんむりでしたが(^ ^;)、今回も大外を引いてしまったので、こりゃ外回して届かないパターンかなあ…と印を下げてしまいました(^ ^;)
この馬もマイラーではなく距離はもうちょっとあってもいいでしょう
ダローネガは折り合いに問題はあっても、このままマイルを使い続けるよりは距離を延ばして前受けする方向にもっていくべきだろうと、“脚長シンゲン”と命名した私はそう思います
オリービンのデム弟は難なく3番手とはさすがで、直線先頭に立ってしまえばもうこっちのもんなんですが、あんな離れた大外から一気に来られてはAureole魂を発揮できず…

クロスカップリングはちょっと4角で手応えが悪かったのは揉まれたからかな?バラけてからはジワジワきてるんですが…しかし土曜は雨の中山でダイワメジャー産駒が勇躍してましたね~
ジャンポケ×フレンチの▲シルバーウエイブが重が巧いのはわかってたので、これだけ悪化すると読めばこちらから入る手もあったかなあ…と

キヲウエタオトコはいつも通りの好ダッシュで難なくインの好位、そのまま4角まで手応え十分でこりゃハマったろ~と思ったら、逃げ馬2頭が同時にバテる最悪のパターンで前が開かない開かない(^ ^;)
勝ち時計が1.11.4、開いてたら何かが起こったと思うんですが…ま~仕方なし…

ジェントルマンは直線で▲カフナに横切られたときはこりゃ届かないかと思いましたが、あそこから立て直しても瞬時に再加速できる機動力があるから◎にしたわけで、そのシンボリクリスエスらしからぬ機動力はBold RulerとTom Foolの継続クロスによるものです

そして◎メイショウウズシオは完全にオペラハウスの出世コースに乗りましたが、この後は雨の目黒で穴になるのかな?(^ ^;)

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土曜のボツ予想~ブラストダッシュ再び

2012-02-25 10:17:20 | 血統予想

中山はまだ降ってますね~、これは芝は重のままでしょう
アクアマリンは○アイアムマリリンがマンカフェ×Katies牝系のパワースプリンターで馬場が渋るのや時計がかかるのは歓迎で、道悪になっても開幕週イン伸びとみるならばこの枠も買いやすいですが、重ならば◎キヲウエタオトコを狙ってみる手がありそう
芝重不[1.2.1.1]連闘[0.2.0.1]という数字だけでもノーガキたれられますが、スウェプトオーヴァーボードらしい時計や上がりのないスプリンターで、芝1200mで勝ち時計が1分9秒以上以上かかったときは⑫②①②⑧②③①②④⑥⑥、現級唯一の連対が昨年5月の鞍馬で、不良馬場で勝ち時計が1.12.2
前走山城の12着大敗は外伸び馬場でインを走らされてのもので、これからは2回京都でインを走らされて凡走した馬の巻き返しが狙い目かと
いつもゲートは速いので、この内枠を活かせば面白い

中山最終は▲ハングリージャックが人気ですが、陣営がいう「前の馬を抜こうとしない」気性はやはりAureole魂とみるべきで、不良馬場で大敗しているのも気がかり
となると難しいですが、◎バンダムレクスはRoberto系のパワーマイラーで中山マイルは⑧④②④③⑦⑦、柴山が乗ったときは④②④、重不良で走ったことはないですが稍重で③④④⑧③ですから道悪OKとすると、オーバーペースも考えられるメンツだけにイン差しが狙えるのではないか…と

千里山は▲カフナが強いのはわかりますが脚長のキンカメ産駒で根は外回り向き、開幕週の内回りのインを捌けるかとなるとちょっと微妙で、ここはジェントルマンの好位イン立ち回りに◎
体型はシンボリクリスエスなんですがBold RulerとTom Foolの組み合わせを継続クロスして動きや脚捌きに無駄がなく、やはりアドベガにSeattle Slewが入ってBold RulerとTom Foolを継続クロスしていたブラックアルタイルみたいなイメージで、内回り向きの機動力がある馬ですよ

御堂筋は◎メイショウウズシオ
ダコールは凄い加速でギュスターヴクライに並んだところで明らかに脚色が鈍り、もうあと何メートルあっても差が詰まりそうになかったように、2400mもこなしますがベストはもう少し短いところ
ロードオブザリングは持続戦の京都記念でしぶとく5着にくるようにバテないステイヤーなのですがどうも前受けしてくれないし、ならば◎が開幕週の単騎見え見えでいけるのではないか…と
2400mは久しぶりですが3歳時にエクセルサスとロードオブザリングの同着から1馬身差の4着があり、古馬になって一皮むけて軌道に乗ってきたオペラハウスの距離延長、昨年のブラストダッシュはもちろん、ミヤビランベリやトーセンクラウンやスリーオリオンやタニノディキディキが距離延長で穴をあけたのと同じ匂いがするのは、私だけではないでしょう

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