栗山求/望田潤監修「パーフェクト種牡馬辞典2024-2025」

土曜のレース回顧~バクシンオー黄金配合、外伸び馬場を豪快に決める

2012-02-18 16:36:49 | 血統予想

東京12R 4歳上1000万下
◎12.バウンシングライト
○7.ソウルフルヴォイス
▲11.セイウンジャガーズ
△5.カグニザント
△14.オルトリンデ
×3.カルドブレッサ
×13.アドマイヤバーラム
注1.プラージュ
注6.トーセンジャガー
逃げ馬不在でスロー濃厚。◎は母がトニービン×ヌレイエフだからジャングルポケットと同じ配合で、たしかにタキオンとジャンポケを足して割ったような体型や走り。府中の中距離向きで、ちょっと行きたがるところがあるだけにここはハナもあるとみて狙ってみたい。精進湖も着順ほど内容は悪くなく1000万下でも通用する馬だ。

京都9R こぶし賞
◎5.クッカーニャ
○1.タイセイシュバリエ
▲3.カレンブラックヒル
△4.マデイラ
×14.ニシノビークイック
注12.マイネルアダマス
▲はストームキャットの主要血脈を増幅した配合をしていて、そのイメージ通りのパワーと機動力のマイラーで内1600mはピッタリだしここなら素質上位だとも思うが、1戦のキャリアで逃げ楽勝というあたりが人気必至だけにちょっと引っかかる。◎は母がノーザンダンサー4・5×3でそこに5代アウトのフジキセキをもってきた配合がいいし、母方の小脚を受け継いだ走りは京都なら外回りより内回り向きで、軸としてはこちらを推したい。

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今日は◎バウンシングライトが勝負だったんですが、さすがにあのハナ差は泣きたい…泣かせてください…いやもう泣いてます…
パドックで馬体を見て改めて思ったんですが、あの独特の胴長体型はタキオンというよりジャンポケですね~(^ ^;)

ギュスターヴクライは枠も悪かったので仕方ない部分はあるんですが、ハーツクライ以上にHyperion的な脚質の馬だけに、あそこから差す競馬だとまた2着3着病に罹ってしまう心配はあります(^ ^;)

アグネスウイッシュはユタカが余裕綽々に大外に持ち出して豪快な追い込み、ずっとユタカの外をチョロチョロしているので四位ジャマクサイなあ~と思っていたスプラッシュエンドも何げに3着に追い込んでるし(^ ^;)、琵琶湖も大外追い込みのワンツーだったように(◎ファタモルガーナは捌くのに迷って内にいったのがちょっと失敗)、京都はハッキリ外差し優勢になってますね~

だから楽々と抜け出して一頭になってしまい外枠の差し馬を振り切った▲カレンブラックヒルは着差以上に強い内容でスピードが違いましたが、ま~これもダイワメジャー×Storm Catですから単調は単調なんですよね(^ ^;)

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土曜のボツ予想~父母よりHyperion的

2012-02-18 10:18:59 | 血統予想

え~このたび、モチコ・デラックスとしてついにその道にデビューすることになりました…というのはウソで、ネイルアートの練習台をさせられただけです(^ ^;)

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ダイヤモンドは人気になってますが◎ギュスターヴクライ
非常にHyperion的な脚質の馬で、前々走でウィリアムスが前受けしたら大楽勝、前走もダコールに並びかけられてからも同じ脚で伸び続けて振り切ってしまいました
フォームにあまりダイナミックさや迫力がなくてトボトボと我慢強く走り続ける姿を見るにつけ、この馬は父母のHyperion的な粘りがONになっていて両親よりもジリっぽいけどスタミナはあるだろう…というのが私の見立て

ヒヤシンスは◎メジャーアスリート
ダイワメジャー×Storm Catはスカーレットブーケ≒Storm Catのニアリークロス(ノーザンテースト≒Storm BirdとCrimson SatanとRoyal Charger≒Nasrullahなどが共通)になるのでいかにも開花の早い砂マイラーが出そうな配合
ま~この時期の3歳戦は“負けてない馬”が売れやすいもんですが、この馬もダートではオーブルチェフにしか負けてないし、オーブルチェフに最も接近した馬という言い方もできるし、不良の東京マイルでレコ勝ちがあるし、ベスト条件でオーブルチェフがいないわけですから57でも◎でいいのではないか…と

琵琶湖は◎ファタモルガーナ
ディープにナスキロラトロをもってきてBurghclere≒Aureoleのニアリークロスという教科書的良配合で、京都新聞杯でも▲にしたように出世する馬だと評価してきました
持続力ある斬れが武器で、今の京都の外2400mはピッタリでしょう
グルヴェイグが相手大本線、次が☆トウカイパラダイスかな

山城は前走インベタAコースで大外から追い込んだ◎アグネスウイッシュ
母がNijinskyとFlower Bowl≒Alcideのクロスですからノーザンテースト増幅の「バクシンオー黄金配合」で、この配合は古馬になって体質が頑健になってスプリンターとして本格化するのですが、そのときが思ったよりも早くやって来たかというここ2走の好内容
シャイニーホークはスプリンターというよりはタマモホットプレイ的な1400型にみえるので、前走カラ馬の影響でレースがしづらかった○タガノラヴキセキが相手本線

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