栗山求/望田潤監修「パーフェクト種牡馬辞典2024-2025」

土曜のレース回顧~前受けで完勝ハーツクライ娘

2012-02-04 15:42:24 | 血統予想

小倉11R 小倉大賞典
◎13.ダンツホウテイ
○9.エクスペディション
▲10.オースミスパーク
△12.コスモファントム
△16.ダノンスパシーバ
×11.キタサンアミーゴ
注1.ブロードストリート
注14.マイネルスターリー
◎は母系のサーゲイロードの影響でトモが非力だから平坦向きの長めマイラーだと書いてきた。近走は急坂や道悪や距離不足など敗因が明らかで度外視できるし、古い話だが3歳暮に中京芝1800mで圧勝したレースぶりを思い起こせば小回りでの機動力もあるほうで、外差しもきく小倉1800mでオースミスパーク他が引っ張る展開、おそらく人気はないから狙ってみる価値はあるはずだ。○はノーザンテーストが強い伸びのない体型で2000mより1800mがベターかもしれない。コスモは小回り内回りの2000mではずっと本命級の印を打ってきたが、1800mは少し忙しい気もする。

東京9R 春菜賞
◎11.クールユリア
○2.ガーネットチャーム
▲12.シャンボールフィズ
△5.フライングバルーン
△16.エムアイチャンドラ
×3.チャーチクワイア
×8.アブマーシュ
注7.ダイワカリエンテ
注9.レイモニ
○▲は良血で奥のある素材だと思うが距離はもう少しあったほうがいいだろう。他にひねるとなると行ききってしまえば◎が面白い。父の産駒はダートのスプリンターが多いが、この馬はクールシャローンの下でゴーンウエストにミルリーフやロモンドのナスキロ柔さを合わせていて柔らかみもあって、1400mぐらいで息を入れて逃げたほうがよさそうだ。

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今日は◎ダンツホウテイが勝負やったんですが、▲オースミスパークがハナやと思ってたんでエーシンジーラインはノーマークですからま~仕方なし(^ ^;)

トーホウシンバルはノーザンテースト≒Storm BirdにAlydarが絡むパワー型で、いつも書いているように京都外より阪神内向きですから、斑鳩は◎サウンドバリアーティアップゴールドからワイズリールナキッズへ…(^ ^;)あれでキッチリ届くのがユタカではなかったのか…

サンシャインはワンカラットより伸びのある体型だしいかにもLyphardという粘っこさがある馬で、今日のように前受けなら強い馬ですがマイラーではないかなあ…と

東京新聞杯は逃げ馬がいないのが厄介で、ハナ切ったときは[2.0.0.2]でアーリントン勝ちがあるコスモセンサーと、ハナ切ったときは[2.1.0.0]でダービー卿勝ちがあるブリッツェン、このAureole魂を受け継ぐ2頭が逃げるかどうかがまず大問題ですが、それは皆さん自分で考えてください…

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土曜のボツ予想~エルフィンは大物不在で難解

2012-02-04 10:05:03 | 血統予想

今年のエルフィンは大物不在で難解です…
前走狙った○フレイムコードは引っかかったのが敗因でここは単騎でいけそうだし、▲サンシャインもワンカラットより距離適性は長そうでふつうに出ればアッサリがあって驚けないのですが、人気の一角☆ラフレーズカフェも含めエーシンリターンズやポルトフィーノほどのインパクトは感じられず…
◎はキボウダクリチャンでいってみようかと
Danzig3×3で母父がWoodmanとくれば戦績通りのスプリンターじゃないかというイメージですが、意外に走りにはしなやかさがあって1200mでは忙しいというここ2走の伸び方で、このしなやかさはおそらくGold Diggerのクロス(オウケンブルースリやナムラマース)の影響で、この馬は1400mか1600mのほうが斬れるマイラーじゃないかと
…はい、根拠はそれだけです(^ ^;)
でも他に◎打ちたい馬がいないんですよね~
タガノキャンドルなんて阪神1800mでもジリっぽい馬ですよ…

1回京都のAコースはご存じのように超インベタ馬場で、そこで外を回らされた馬のBコースでの反撃がまず狙い目なわけですが、新春Sを見直してみるとケンブリッジエルは外を回って唯一掲示板に載ってるんですね(^ ^;)
で、あのレースで太め残りでしかも直線挟まれて哲三が立ち上がる不利があって、でもそこからケンブリッジと同じぐらいの脚色では伸びていたのが◎サウンドバリアーで、Chief's Crown≒Lady's Secretのニアリークロスで京都外1400mがベストっぽい斬れ方をするだけに一変を狙えるのではないかと
無難な軸ならハナには拘らない○ティアップゴールドで、前走は道悪とイン伸び馬場の恩恵があったにせよ強い内容で、伸びがない体型でオディールのように1400mがベストなのでしょう

箱根は人気ですが◎ハーバーコマンド
母レディインはKenmareにRivermanにGreen Dancerですから、外回り向きオープン馬を量産した名繁殖レーヴドスカーと似た血脈構成
妹のイチオクノホシの斬れ方をみても、やっぱりフレンチ風味なナスキロ斬れを伝える繁殖牝馬でしょう
Seattle Slewやなあ~という胴長体型で、外回りでは新馬戦がトーセンラーのクビ差2着、はなみずきではレッドセインツ、エーシンミズーリとクビ・1/2差3着、そして菊が見せ場十分の4着
血統・体型・走法・実績あらゆる角度からみて東京外回りの2400mがベストでしょう

コメント (6)
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