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映画「フェイクシティ Street kings’08」劇場公開2009年2月

2011-02-09 09:48:11 | 映画

              
 LAPD(ロサンゼルス市警)刑事トム・ラドロー(キアヌ・リーヴス)は、目覚し音で深い眠りでだるい体を起こした。銃の装填を確認して、疲れが浮いた自分の顔を鏡に見た。
 いつも飲む小瓶のウォッカのせいで吐き気がこみ上げる。便器にかがみこんで胃液を少し吐き出した。

 ロサンゼルスの夕暮れ時、トムは黒いスポーツカーでダウンタウンに向かう。駐車場に乗り入れ「コンニチワ」と日本語で韓国人の売人に言う。相手が怒るような言葉を投げつけて罠をしかける。
 それにかかった韓国人売人たちは、トムに襲い掛かってきてトムの車も持ち去ったしまう。トムは慌てない。その車には発信機が取り付けてあって難なく発見する。
 ドアを蹴破ってすぐに発砲。韓国人売人をすべて死に追いやる。その地下室に失踪した二人の少女を助け出す。

 上司のワンダー(フォレスト・ウィッテカー)の黒い顔が綻ぶ。法を無視するトムをかばっているワンダー。内部調査部は警官の違法行為に目を光らせている部署で一般的には嫌われ者。そこの刑事が何かとトムに探りを入れてくる。
 のちにこの内部調査部の意図が判明するが。コンビニでかつて同僚だった警官が殺されてから事態は急速に展開していく。

 とにかくバイオレンスのオンパレード。最後には諸悪が暴かれるが、韓国人の犯罪者という設定がよく見られる。日本人の売人が登場したのを見たことがない。
 大体、アジア人のワルといえば中国人か韓国人というのがハリウッドの定説なんだろうか。キアヌ・リーヴスも男臭いところを見せて、ニヤニヤ笑いは一切なかった。作品の良し悪しはともかく、原案が特異なバイオレンスで知られるジェームズ・エルロイだから楽しめることは間違いない。
            
            
            
            
監督
デヴィッド・エアー1968年イリノイ州チャムパイン生まれ。

キャスト
キアヌ・リーヴス1964年9月レバノン、ベイルート生まれ。
フォレスト・ウィッテカー1961年7月テキサス州ロングビュー生まれ。
クリス・エヴァンス1981年6月マサチューセッツ州ボストン生まれ。
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