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上高地開山祭のニュース……上高地と聞くと昔を思い出す。

2014-04-27 21:44:30 | 山歩き

 日本で一番好きなところはどこか? と聞かれれば、即座に上高地と答えるのが私。汗臭くて汚い山男だったからではない。確かに山へはよく登った。山を含めた自然の景色が好きだったし、山男に悪人はいないと当時は言っていた。当時と言うのは、私の若いころで今から30年前かな。

 で、今は様変わりをして、海が好きになった。理由は簡単。3000メートル級の山に登る体力が落ちたことと海は車で波打ち際まで行ける。そう、ずぼらの神にたたられているわけ。でも、茫洋とした大海原に癒されることもある。

 とはいっても、新聞で上高地で開山祭のニューるをみると、たびたび訪れた上高地ではあるが、家族で奥穂高岳登山が思い出される。

 家族は妻と中学生の息子と小学6年生の娘だ。観光客で賑わう河童橋を過ぎて明神、徳沢、横尾といやになるほど歩いて、ようやく槍ヶ岳と奥穂高岳・北穂高への分岐点に到達する。

 小雨降る中を喘ぎながら涸沢ヒュッテにたどり着く。レトルトのハンバーグの夕食も腹を空かせた私には、最高級のディナーに等しかった。

 翌朝早くからヒュッテを出てザイテングラードを登攀する。奥穂高岳の頂上直下の岩場も見るよりも取り付いてみればなんのことはない簡単に頂上に着く。ガスの中の頂上で記念の撮影。

 下ってきて奥穂高山荘の前まで来るといきなり雷雨に見舞われる。山荘の中で小休止。やがて雨はやみ青空も見える。後は涸沢ヒュッテに戻るだけ。

 この行程を鮮明に覚えている。できればもう一度行ってみたい。今は山ガールも多いそうで、どんな様相なのか確かめたい気もする。 苦しくも懐かしい思い出。

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