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チノ・マルチネスに暖かいニューヨークのファン!

2005-04-07 20:55:07 | スポーツ
 現地時間4月5日ボストンとのデイ・ゲーム。バッター・ボックスに入るチノ・マルチネスにスタンディング・オーベーションで迎えるシーンは印象的だった。ヤンキースに在籍した1996年から2001年までの6年間に4回ワールド・シリーズのチャンピオンに輝くチームに、貴重な戦力として貢献したのをファンは忘れていなかった。翌6日には同点ホームランを放ち声援に応えている。1967年12月7日フロリダ・タンパ生まれで今年38歳。あとどれくらい野球が出来るのだろうか。ファンのためにも有終の美を飾ってほしい。

 野球は何が起こるかわからない。マリナーズとツインズの試合。マリナーズの先発は、ボビー・マドリッチ。昨年夏にメジャーに昇格して、若くて生きのいいピッチャーで、力のあるストレートを主体に勝ち星も稼いでいた。開幕からメジャーに入るだろうと思っていたがそのとおりなって、6日も3回までノーヒットに押さえていた。4回に3失点で5回左肩付近の痛みで急遽降板する。見ていて力が入りすぎで、このまま行くとは思えなかった。こういうのを若さというのだろうか。

 イチローは相変わらず内野安打で稼いでいる。ツインズのガーデンハイヤー監督は「ちきしょう、今回のシリーズは、イチローの打率を5割以下に抑えることが、目標だったんだけどな」(MLB.COM日本語版から引用)と冗談を飛ばしていたとか。ピッチャーから見れば打ち取った当たりなのに、ヒットになるので精神衛生上苛立ちが増すだろう。こんな当たりで得点されて試合に負けることにでもなれば憤懣(ふんまん)のもって行き所がない。相手チームのファンも含めて、いらいらが高じて些細なことから夫婦喧嘩の原因にもなりかねない。

 イチローは罪作りと同時に相手に嫌がられるプレイヤーは、一流の証。いずれにしても出来るだけクリーン・ヒットを打ってほしい。6日現在12打数6安打うち内野安打3本、打率.500。
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