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MLB イチローのスピーチ

2005-04-24 13:48:05 | スポーツ
 現地22日、セイフコ・フィールドで2004年最多安打記録262本(シスラーの記録257本を破る)の歴史的達成賞とも言うべき表彰が行われた。そこでイチローは英語でスピーチを行った。

 テレビでマリナーズとインディアンスの試合を見ていたが、その場面を紹介すると同時に現地放送局のコメントも紹介していた。“流暢な英語で、感動を与えてくれた”というようなことを言っているそうだ。地元の反応はまずまずの報道もあるが。私はかねがね現地の言葉を早く習得して、インタビューにも答えられるようになればいいがと思っていた。

 かつて野茂は「英語の勉強に来たのではない」と言い放ったが、現地の言葉を話すということは大事なことだと思っている。日本球界にも外国人選手が多いがいつまでたっても通訳を通じてでは親しみがわかない。

 その裏返しでMLBの日本人選手もよく考えたほうがよい。野球だけでも大変なのに言葉まではきついかもしれないが、長谷川滋利投手はマスターしている。とにかく野球馬鹿になってほしくない。スーパースターになればなるほど英語力は必要になるだろう。将来MLBで日本人のコーチや監督が実現することをひそかに願っている。イチローも5年目にして初めての英語スピーチは、いいタイミングだと思う。これからもユーモアを交えたインタビューを期待したい。

 あえてユーモアといったが、アメリカで生活するには是非身につけたいのがこのユーモア感覚だと、一度もアメリカに住んだことのない男が思う。たとえば、ヤンキースと契約した松井に対する感想を、「ユーモア・センスがあるようだ」とのトーリ監督のコメントをはっきりと覚えている。わざわざユーモアに触れるということは、重要な人格の一部ととらえて間違いないのだろう。
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