畑のつぶやき

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事件?

2011-10-23 18:52:07 | 暮らし

10月23日(日)   いちじ 

雨の夜明け。白みかかっても、雨音が聞こえる。今日も雨だからと、布団の中で、うつらうつら。うつらうつらには、もう一つ訳がある。この半月ほど、我が家の屋根裏が騒々しい。ネズミである。夜になると、がさごそと、動き回る音が聞こえてくる。さすがは猫である。「ソラ」は、その音に反応して、耳をそばだてる。10日ほど前、天井が落ちるかというほどの、大きな音に、連れ合いだけでなく、私も、眠りを妨げられた。真っ暗な中、目の見える「ソラ」だけは、鳴き声を上げながら、家の中を、部屋部屋を動き回っている。屋根裏に行けない「ソラ」は、ときどき、立ち止まり、天井を見つめ、鳴き声を上げ、あちこちと動き回る。興奮している。そのうちに、屋根裏に上げてみよう、と話し合った。

今日も、屋根裏で、騒ぐ音。「ソラ」も、目を輝かしながら、鳴き、動き回る。4時少し前だった。

起床は、7時のチャイムと一緒。連れ合いも、雨で、犬の散歩は小降りになってからと、雨音を聞きながらの起床である。だいぶ遅い食事の支度を始める。洗濯も、昨日休んだからと、洗面所を開ける。昨日の残り湯をと、浴槽の蓋を開け、ミニポンプを入れて、洗濯機に汲み入れる。

猫は、時時の最も快適な場所も見つけるのが得意だ。夏はそよと風の通る木陰の隙間、冬は、小春日和を楽しめる陽だまり。秋になってから、「ソラ」は、あれ!と思うと、風呂場に入り、風呂釜(バランス釜)の上とか、浴槽蓋の上とかで、寝ていることが多かった。猫には、浴槽で溺死することがあるから、気をつけないとね、などと話していた。

洗濯物を洗濯袋に入れていると、「ソラ」がやってくる。洗面所や、便所に行く時、付いてくることがあるので、何の気なしでいる。「ソラ」はそのまま、とととっと風呂場に下り、「あっ」と思う間もなく、飛び上る。そこは、蓋のしていない浴槽の上。ガラガラ、ボチャン。「アッ!」と声が出た時には、浴槽の中に落ち、ご丁寧に、蓋までしてしまっていた。浴槽蓋は幅の狭い折蓋。蓋のしていない浴槽の上と気付いた「ソラ」、瞬時に足(手)を伸ばし、蓋につかまろうとしたのだろう。アダとなった。勢い良く触れられた蓋は、巻き戻されるように浴槽にぴったり。あわてて蓋をはぎ取ると、ずぶぬれの「ソラ」が、風呂の縁をひき掻くように、もがいている。両手で引き上げる。しかし、こう云う時、興奮している動物は、どんな動きをするか分からない。猫の爪は鋭い。怪我をするのはバカバカしいことと、とっさに思い、ずぶ濡れの「ソラ」から手を離す。

すのこの上に降りた「ソラ」は、一目散に飛び出し、、、、、、。

犬の散歩の為に外に出たばかりの連れ合いも、驚いて入ってきて。

「ソラ」は自分のケージの近くの本棚の陰に。タオルで拭いてやり、びっしょり濡れた床も掃除。

今日は、呼んでも、洗面所には入ってこなかった。

エンドウ類、ポット種蒔。