畑のつぶやき

畑や田んぼの作物の生育や農作業の報告
農家の暮らしの日記
田畑を取り巻く自然の移ろいの描写
食、農への思い

晴間仕事

2012-06-30 20:00:49 | 農作業

6月30日(土)   ときどき 

花畑、秀畑のロータリー耕。この一週間ほどは、小雨程度の雨だけだったので、畑土の具合は、ちょうどよい。前作の残渣や、びっしりと覆った夏草を鋤きこむには、最適の状態だった。一回目は、ロータリーの回転を遅くして、土を掘り起こすように耕す。二回目は、残渣や草を細断するように、回転を速めて耕す。草がびっしりと生えている所や、残渣が多い所、草丈が高い所などは、回数を増やして耕す。

午前と午後で、二か所の畑の耕起を終わらす。明日の雨も、午後とか、夜になりそうなので、宮畑の作付けしていない所も、きれいにしてしまえそうだ。でも、そのためには、畑周り、畔の草を刈らなければならないだろう。前回の草刈は、一月ほど前。梅雨時の草の生育は早い。周りの草が茂っていると、耕しても周りとの境がきれいに見えない。モアを積んで、夕方の畑に向う。一時間ほど、モアを走らせる。

個の梅雨時、うまい具合に耕せて、良い天気のめぐりあわせだ。


雨休

2012-06-29 19:35:41 | 農作業

6月29日(金)   のち ときどき 

昨夜からは雨の予報だったが、夜中の間に、少し振っただけ。早朝も、弱い雨が降るが、総雨量数ミリ程度で、朝には上がる。雨仕事を予定していたのだが、外仕事もできる状態だ。しかし、雨仕事は、ジャガイモの整理、貯蔵作業。次の雨まで、収穫してきたままの米袋内放置では、心配だ。トラックの修理もまだなので、片づけてしまうことにする。

この間の、寺会計の清算の為に農協に出かけるが、こうした雑用も、すぐに一時間ほども費やしてしまう。それで、午後も引き続きジャガイモ整理。さすがに、梅雨雨で湿った畑土の中での、少々掘り遅れ気味だったので、腐りイモも何個かは出始めていた。気温が低い日だったので、それほどでなく済んだ。小玉のはねイモから、秋ジャガイモの種芋も選別し、保冷庫貯蔵。

夕方秀畑に行き、二畝ばかり張りっぱなしだった、マルチフィルムを撤去してくる。これで、秀畑も耕すことができる。トラックも午後には修理完了。明日も、梅雨の晴れ間らしい。

( 雑草を 鋤きこむ畑 雨休 )  という風に使うのですかね。楽しみにしています。


断念

2012-06-28 19:32:37 | 農作業

6月28日(木)  

雨の予報は、夕方か夜から。午前中は降ることはなさそうだ。雨前に、花畑を耕してしまおうと、準備する。トラクターの燃料は満タン。トラックのエンジンを掛け、さあ!とシフトレバーを操作する。あれ、入りが悪いなと、何度か試みる。馬鹿に固い、どうしたのだろうと、少し力を入れてレバーを動かすと、がくん。エンストだ。クラッチペダルを踏んでいるのに、おかしい。エンジンを切って、試みると、普通にクラッチはつながる。エンジンを掛けると、入らない。クラッチの異常だとわかる。すぐに、修理工場に電話をする。しかし、今日には間に合わないだろう。花畑の耕起は、断念せざるを得ない。トラクターを走らせて行くには遠すぎる。

切り替えて、田んぼの畔草刈。最後の一か所の草刈完了。これで、一回り、刈り終えた。しかし、最初に刈り終えた田んぼは、4週も前のこと。次の草刈を待ってくれていることだろう。

午後は、免許の更新時の講習。五年に一度が続いているが、これから5年間、無事故、無違反を続けなければ。そうすると、次の更新時は、まだ、69歳。まだ、5年のゴールドの資格のある歳だ。だいぶ先の話になるが、74歳までの免許が待っている。

帰宅後は、チェーンソーのキャブレターを掃除して、薪作り。

結局雨は降ることなく、車さえ動いていればと、恨めしく思う、もったいない一日だった。


作業日記

2012-06-27 20:09:15 | 農作業

6月27日(水)   ときどき 

今日も梅雨の晴れ間。ジャガイモを収穫し終わる。マルチフィルムも撤去し、空いている場所は耕せるようにしてきた。明日も、雨の降り始めは、夕方か夜の予報。耕してしまえば、次に向けてうまいのだが。

午後は、出荷を手伝い、その後、畔の草刈。一か所を終わらせ、残すは、あと一か所。予定通り行きそうだ。

夕方、一時間ほど時間が出来たので、風呂釜に火をくべながら、家の周りの道路の刈り草を燃す。長く伸びた草を刈った場合、枯れた時に燃しておくと、次の草刈の時、からみつかないで楽になる。予定をしていなかった作業を一つやれた。こう云う時は、なんとなくもうけものという感じで、気分がよい。


作業日記

2012-06-26 20:07:00 | 農作業

6月26日(火)  

梅雨入りしているとは思えないほどの、さわやかな晴天。ほとんど快晴といってよいほどの一日だった。

畔の草刈で、午前中は終わり。午後は花畑。今日、明日で、ジャガイモを終わらそうと、まずは、アンデスの収穫。さすがに、この間の雨で、マルチの下の土も水分を含み、がちがちにイモ肌に張り付いている所もある。そんな最中に、連れ合いから電話。17時に、バス停に着くとのこと。すごいスピードだ。12時半に函館を発って、17時半には、房総半島の南部まで、移動してしまう。便利にして、恐ろしい感じもする。

アンデスは、掘り終わり、袋に入れ終わるときに、アラーム。忘れないように、10分前にセットしておいた。小玉や、不良等のはねイモは、転がったままだが、バス停に向い、家まで送り、再び畑に。明日出荷用の、ニンジンやキャベツも収穫してから帰宅。


日常始

2012-06-25 20:06:05 | 農作業

6月25日(月)   

曇り空で、今にも降りそうな空だが、雨はない。寒いと云うほどだはないが、梅雨寒か、涼しすぎる感じ。

久しぶりの朝からの動物の世話。だから、田んぼに出かけるのは、少し遅くなる。モアで刈れない法面などの、畔草刈。一か所を終わらせ、次に移る予定だったが、刈払機のエンジンの調子があまり良くない。気にしながら続けるよりはと、家に帰り、修理をすることに。といっても、気化機の不具合=つまりのような状態だろうから、分解掃除だ。しかし、これがまた、結構時間がかかる。細かい部品、細かい作業だ。洗浄剤を、細い燃料の通路に一つ一つ吹きかけ、エアーを吹き付け汚れなどを吹き飛ばす。各部品も同様に、洗浄剤とエアーできれいにする。再度組み立て、エンジンに取り付け、スターターロープをひく。出来上がり。

そういえば、連れ合いが使っている刈払機も、エンジンのかかりが悪いと云っていたことを思い出す。こちらも、同じ状態だと思う。キャブレターの分解掃除だ。昼を挟んでの半日作業となる。夕方、2時間ほど、再び田んぼの畔草刈に出かけて、一日が終わってしまう。

長い非日常の一週間が終わった、再出発のような、日常の第一歩はこんな日だった。


終った

2012-06-24 19:53:31 | 暮らし

6月24日(日)   いちじ 

朝、連れ合いをバス停まで送る。3日ほどのお出かけだ。学生時代の友人たちと会うのだと云う。帰って来て、しばらくは、一人でなにやかやとやるわけだが、だから、まとまったことはできない。そして、寺の葬儀でもある。9時から30分ほどは準備のために出かける。帰ってきても落ち着かない。こんなときは、普段やらないようなことをやるに限る。家の脇の畑に出る。マルチを張り、サトイモを植えてはあるが、畝間の草は十分伸びている。一時間ほどの草むしり。

告別式は、11時30分からだが、11時前には行っていなくてはならない。身体を洗い、喪服に着替えて、出かける。火葬、納骨を終え、精進落とし。ここで、トラブル発生。納骨は、5時ころになるとの予定が、1時間ほど早まり、4時には住んでしまう。精進落としに招待した人たちが、間に合わない。急遽連絡し、できるだけ早く来てもらうようにする。それでも、始まるのは、5時近く。一時間と少しの会食の時間を過ごし、6時過ぎには、終宴。

帰って来て、動物たちのご機嫌をうかがい、さっき家に入った所。精進落としでも、いささかのアルコールを入れたが、それは、ある意味、役員としての飲み方。普段ほどではないだろうが、私なりの飲み方で、さあ!宴会だ。


夏ミカン

2012-06-24 06:50:37 | 食、農への思い

6月23日(土)  

仏事の合間の日常。気持ちが乗らない。

夏ミカンが欲しいと云う人がいる、というので、知人の田んぼの脇にある柑橘の木、実が取られるのを見たことないので、尋ねてみる。夏ミカンだと思う。奥の方のは、親父が植えた甘夏だが。という。それならと、譲ってくれと頼む。こんな、酸っぱいミカンを欲しい人もいるのかと、快諾してくれた。そのミカンを採りに行き、箱詰めして送る。

温暖の地として、柑橘類は、いろいろと栽培されている。温州ミカンも多い。夏柑も多く、古くからの家の庭木としても、良く見かける。その多くは、今では、甘夏柑だと思う。「カワノ」という品種らしく、これは、カワノだから食えるよ、という会話をたびたび聞く。昔からの夏ミカンでなく、苗を植えた、甘夏なんだよ、ということらしい。その昔は、酸っぱい夏ミカンも食べたのだろうが、ある時期から、農協を通して、新品種の甘みの強い夏柑として、入れ替わったのだろう。昔からの夏柑の木は切り捨てられた。だから、ほぼすべての夏柑は「カワノ」だ。その「カワノ」も、今では、あまり食べられることなく、実を付けたまま夏を迎え、自然に木から落ちて、幹の周りにオレンジ色のハンドボールのように転がっている光景をよく目にする。

秀畑の草刈。ニワトリの餌の引き取りが夕方あったりして、なんとなく、細切れ、だらだら仕事が続いたような、合間の一日だった。


被害

2012-06-23 06:15:07 | 農作業

6月22日(金)   のち 

ガタガタ続きで、台風の置き土産の話ができなかった。いろいろご心配ありがとうございました。古い鶏舎の屋根以外は、ほとんど被害はなかったようです。

畑の被害は、吹き返しの風が強かったので、宮畑の夏野菜が心配でしたが、ほとんど被害なしに近かったです。雨の上がりが早かったようで、東風を受けて、秀畑や、花畑周辺は塩害が多くみられたとのことですが、我が家の畑では、ヤマイモの葉が害を受けて赤茶けた他は、たまたま受けやすい作物がなく、(宮畑は、海からかなり遠いため、今回は助かった) 幸いでした。

さて、再びの葬儀が決まったのは良いが、母がショートステイから帰ってくる日でもある。連れ合いも、日曜日からは遠出の予定になっている。ケアマネージャーに連絡をして、ショートステイの延期をお願いするのが、今日の始まり。そして雨であるからと、役所の福祉課などに、介護等の書類提出。そして、今夜は再び、ブログともゆかないだろうからと、この間のまとめをしておく。

そして、通夜の受け付けもあるから、そろそろ出かけなくては。

と書いた所に、同じ役員が迎えに寄る。このまま下書きにして、閉じて、出かける。帰って来て、投稿したつもりが、下書きのままだった。

そんな訳で、明けて今朝の投稿となってしまった。


遅記

2012-06-22 10:45:01 | 農作業

6月22日(金)  遅記

雨がかなり強く降っているので、昼、日中に、記録しなかった二日分を記している。

一昨日、20日  

近所の葬儀。私たちは、穴場。土葬時なら、棺桶を入れる穴を掘る係の隣組だ。花葬に代わって、穴は掘る必要が無くなったが、当時の風習は残っている。お墓に納骨に行くとき、土葬の時のやり方を引き継ぎ、私たちがそれをやる。野辺の送りの行列を先導する役割で、重要な役割とされている。

その葬儀、台風の直撃で、風雨が心配された。風対策を終わらせ、20日の夜は、台風の予報に、釘づけになっていた。時間を経るに、台風はスピードを上げ、夜中のうちに通り過ぎてしまいそうで、安心して床に着いた。そして、風の音にも邪魔をされず、熟睡。

そして今朝、雨はすっかりあがっている。薄日も射しそうなほどの、明るい曇り空だ。ただ、風が強い。吹き返しの風になって、南西、西風が、強く吹いている。古い鶏舎の屋根も、トタンがバタバタ、部屋の窓ごしに見える。これからのことは一安心だが、今まではどうだったのだろう。

外に出る。東寄りの強風を想定して、対策をしていたので、その限りでは、被害なし。しかし、吹き返しの風で、少しやられている。バタバタした錆びトタンが、何枚も飛ばされた。その一部は、隣の家の田んぼに落ちていた。片付けて、その程度で済み、一安心。とたんに踏みつけられたぐらいでは、この時期の稲は大丈夫。

で、私は、8時出勤。連れ合いは、10時集合でリハーサル。本番は、2時くらいからだ。そして、穴場と、念仏組の合同の精進落としが終わるのは、5時ころとなる。強風は、終日吹き続けたが、雨はなく、ビールがうまいほどの暑さの、葬儀の一日は終わった。

昨日、21日   いちじ  

寺の役仕事。この地域の、同宗派の各寺院の護持会の総会。宗派の教育活動もあり、DVD観賞や、講演もあり、たっぷり半日のスケジュールだ。帰って来て、遅昼を食べていると、電話。寺の隣に住む知人からだ。寺の柿木が折れて、〇〇家の墓にかぶさっていると。彼は檀家ではないが、同じ集落の仲間で、私が役員であることを知っていて、知らせてくれたのだ。礼を言い、調べに行く。見事に、かぶさっている。すぐに片づけるしかない。鋸や、脚立を積んで、墓地に向い、作業を始める。

我が菩提寺は、現在、無住である。住職は、他寺の住職が兼務している。十数年前までは、住職が、家族ともども住んでいた。住職が無くなった後も、母親が庫裏に住み、寺を守っていた。そのお婆さんも、数年前から、認知症と高齢のため、施設に入所して、無住になった。ときどき、前住職の弟たちが、母親の見舞いがてら来て、庭の手入れや、掃除などはやってくれている。そんな時顔を合わせて、お婆さんの具合を聞いていた。

その日も、墓地で作業している所に近づいてくるので、見舞に来たのだと思い、挨拶をする。帰ってきた返事は、

「母が、さっき亡くなり、こちらに連れてきます。」 97歳だという。

早速に、会長に連絡する。

ということで、再び葬儀の支度である。寺に住んでいるわけではないが、前住職の母親で、数年前までは、寺に住み、施設入所時に、寺から離れたおばあさんゆえ、寺の役員も、葬儀を手伝うことになる。22日が通夜で、友引の23日は飛ばして、24日が告別式となる。

他の役員とも連絡し、檀家に葬儀の触れを出すと、一日が終わっていた。