畑のつぶやき

畑や田んぼの作物の生育や農作業の報告
農家の暮らしの日記
田畑を取り巻く自然の移ろいの描写
食、農への思い

恵雨ー7月13日

2022-07-13 20:29:38 | 暮らし

戻り梅雨のような日が続いたが、雨はほとんど降らず、畑はカラカラ、ナスやピーマンなどの夏野菜は水分不足で葉はぐったりたれ、実を付けておくのがかわいそうなほどだった。山芋や里芋なども蔓や葉がぐったりで、これから先の猛暑を乗り切れないのではと心配だった。そんな畑に、恵雨‼️ 。そして、大草と格闘中の田んぼ。今年はポンプの世話になることなく、ここまできた。さすがに、いくら水持ちが良い田んぼでも、ほとんど地面が露出し、土は含み水でドロドロ状に柔らかだが、これから先の一月以上の実りを作る大事な時期を、どうしようかと悩んでいた。そんな田んぼに、水が溜まっている。思った以上の降水量だった恵雨❣️
天に恨み言を漏らしていたことを反省し、感謝!
今日、刈払機での草刈は6日目。ほんの二時間ぐらいの作業時間だが、6日も続けると、さすがに堪える。けれど、きょうは、雨もぱらつくような天気もあって、田面の水を眺めながらの、疲れも半減するような気持ちだった。


田んぼ

2022-07-09 20:17:00 | 暮らし
梅雨に戻ったような空が続くようになったので、昨日から、思い切って刈払機を使って、草刈りを始めた。田んぼの法面の草刈りで、田植え後初めてだ。春草が夏草に成長して、草丈も伸び、茎も太くなり、質量も重くなっている。刈り払うには腕と腰の力が必要で疲れる。暑さもあって、3時過ぎに出かけて行き、6時には引き上げる。それでも汗びっしょりで、Tシャツからはポタポタ落ちるほどだ。
風呂を沸かし、汗を流し、ようやく夕食の支度にかかる。
この一週間くらいで、なんとか終わらせて、本格的な真夏を迎えたい。疲労から体調を崩さないようにのりきりたい。
田んぼでは、流石に水が底をつき始める中、早稲系のモチイネ、穂がかなり出てきている。

 猿は来た

2022-07-08 20:45:00 | 暮らし
片道100kmほどのドライブは、時折霧雨状をワイパーを動かしながらだった。順調に走り11時頃には帰宅した。水曜日なので、出荷作業を終わらせてから、昼食。
午後は、鶏糞で汚れた軽トラを洗って、運転疲れで休憩と決め込む。連れ合いは、畑に。帰ってきて、小さな水溜まりができるほどには降ってくれたけど、もっと大変だ。猿にやられた、と、ちょっと齧って捨てられたナスやズッキーニを拡げた。何日か前から、まわりの畑ではトウモロコシやナス、インゲンなどの被害は聞いていた。幸い、我が家の畑では目立った被害はなかった。しかし、今、その被害が現実に。翌7日、またも猿は来たようだ。けれども、それほどの害ではなかった。過去のような群れでの襲来ではなく、集団からのはぐれ猿が一匹か、せいぜい数匹での畑荒らしのようだ。
これからも、何回かは被害を受けるかもしれないが、全滅ほどにはならないですぎるかもしれない。それより、水不足の方が、じわじわとボディーブローのようにきいてくるかもしれない。
天気予報では、梅雨の再来のように、曇りや傘マークが並んでくれている。それを信じ、草取りに精を出そうと、畑に通うことにする。

台風逃げた、猿は来た

2022-07-07 21:01:00 | 暮らし
今日は七夕だそうだが、空は見ていない。
あまりの失意ゆえ、気もそぞろなのか。
5日。台風の予想進路は、日本列島縦断か南海上を通過するかで、豪雨や洪水の被害予想で、ニュースショウは気象予報士が引っ張りだこ。しかし、我が家のあたりは、時折、傘のいらないポツポツがあるぐらいのもので、地面は濡れることもない。そんな空の下、何時ものように、畑の草取りをしながら、日照りでぐったりのやさいたちに、もうすぐたっぷりくるからねと、気を届けていた。
6日は、我が家の一大イベントの、廃鶏出しの日。夕方も過ぎ、暗くなり、鶏たちが皆、止まり木に止まった頃を見計らい、今まで、2年ほどタマゴを生んでくれた老鶏たちを処分するため、コンテナに入れる作業を始める。早朝発の予定なので、大雨を警戒し、鶏舎のすぐ傍まで軽トラを寄せて、積み込み作業を楽にと、準備もしておいた。
雨は、なかなか本降りにはならず、降り初めの時間はどんどん先送りされて行く。けれど、予報の雨雲は、超強雨を降らす雲が居座っている。廃鶏コンテナの積み込みや、豪雨中のうんてんをしんぱいしながら、床についた。
まだ暗い中目覚める。4じにもなっていない。豪雨?。静かな闇。シトシト雨の音すらない。どうした?、と思いつつうつらうつら。5時前に起き外を見るが、降るには降った気配はあるが、ちょっとした雨上がりの朝の様子だけ。
連れ合いは言う。ずっと南に行ったようだよ。遅くまで予報を見ていた結果だそうだ。台風から変わった低気圧は、気象専門家の予報を見事に肩透かして、ずっと南の海上を通り、雨雲も海の上だったようだ。予報の一割にもならない雨量を残して、台風一過
となった静かな朝だった。
雨に打たれることもなく、コンテナを積み、荒れることなく、静かな、そして、低気圧のおかげで、日の照ることない、快適気温の中、6時ちょうど頃、廃鶏ドライブに出発した。

台風さーーん

2022-07-04 20:59:00 | 暮らし
異常な7月の幕が開いたと思ったら、はるか南の海の台風が、やってくるだろう気圧になってきた。あまりに早くからの強まっていた太平洋高気圧が、少しづつ引き始めてきた。例年並みに本来の居場所に戻ろうとしている。台風は、これ幸と、何時ものコースを通ろうと東に向いて進みつつある。真夏の太陽は、2日くらいから雲に隠れるようになってきた。蒸し暑さは残るが、焼けるような日差しはおさまり、3日には、ポツポツと雨粒が落ち始めた。今日も地面が濡れるほどにはならないが、雨量としてもカウントされるほどではないが、一日中、ポツポツを繰り返していた。
畑はからからだ。この一週間ほど、日に数時間ほどづつ、ナスやピーマンの畝間の草取りをしている。草だけは元気に、野菜の草丈を超えつつあった。今草をとってやると最適時だ。が、黒マルチ畝のナスたちは、水不足から、なんとなくげんきがない。連れ合いは、これからの水やりを考えないと、といっているが、そんなことでは、と悲観的気分になっていた。
そんなとき、この台風と、高気圧の弱まり。おいで、おいで! 台風さん。思い切り雨を降らして ☔️!少しぐらい被害を連れてきてもよいから、畑の地面の下に、たっぷりの水を置いていってちょうだい。

7月

2022-07-01 20:38:00 | 暮らし
今年も半分過ぎ、後半にはいった。
29日夕方、ふろを沸かしていると、北の清澄山系から聞こえてくる。ヒメハルゼミの地から湧くような合唱だ。まだ、山全体が震えるほどではないが、初鳴きだ。よる、農業日誌をめくってもらうと、29日は最も早い初鳴きのタイ記録だという。翌30日、さらにおおきな合唱になる。早朝には、明るくなり始めると、早速と、ワガヤノ マチュピチュ君も囀りを続けている。
かなり異常の天候の中、それぞれに役割を担っている。 2022年の夏は、こんなかたちで暑さの本番に入っていった。