畑のつぶやき

畑や田んぼの作物の生育や農作業の報告
農家の暮らしの日記
田畑を取り巻く自然の移ろいの描写
食、農への思い

水不足

2012-05-31 19:55:09 | 農作業

5月31日(木)  

薄日が射すこともあり、暑さも感ずるが、梅雨間近を感じさせる日となる。しかし、この地域の梅雨入りころは、あまり雨が降らないことが多い。この間も、関東地域の雷雨や、大雨の予報や、報道からは、信じられないとも思うが、雨量はごく少ない。お付き合いの御愛想程度に、パラパラはするが、田んぼの水は、減る方が多い。ハンドルをひねり水を出せる所は、ちょくちょく水を入れることとなる。役員に頼みポンプを動かさなくてはならない田んぼは、予報を見ては、待って見ようを繰り返してきたが、もう限界だ。3枚の田んぼとも、半分位土が出てしまった。役員に頼み、明日、ポンプを動かしてもらうことにした。

秀畑。サツマイモ用の畝作り。施肥、畝立マルチ張り。こうした畑作業は、雨の降らないおかげで、土はサラサラで、作業はしやすい。こちらよければ、あちらは、で、二兎は追えない。早めに終わり、田畑を回り、水を入れたり、今後の予定を頭に入れる。草は、生育がよい。畑も田んぼも、草刈に追われるようになりそうだ。

夕方は、ハウス内にキュウリを定植。散水チューブを敷設し、銀マルチを敷く。水かけをせずに、チューブで散水できるようにしておく。


日記

2012-05-30 19:18:53 | 農作業

5月30日(水)   いちじ 

朝、庭を見ると、いくらかは降ったかな程度の、土の湿り具合。仮植した、サツマイモの苗には、少しはプラスになる、といったぐらいで、田んぼにはほとんど役に立たない。せいぜい1㎜程度のカウントだろう。

秀畑のロータリー耕。草のすきこみの為の、何回目かの耕起だ。サツマイモの畝立はできるぐらいになる。少し早めに引き上げたので、出荷の手伝いを、一時間ほどして、昼食。

午後は、農業共済組合の総代会。千葉県の南部地区ほどが対象の組合なので、総代会は、内房の方。車で、一時間まではかからないが、よっこら所と出かけなくてはならない。地区の農家組合ごとに、総代を選出しているが、今の農家組合は、農業者の割合は少なく、耕作をしていない割合の方が多い。構成員も高齢化していることもあり、役員は固定されてくる。少ない者たちで、それぞれ分担して、役をやるようになる。そんなことで、当分は、こんな役をやり続けることになるだろう。

総代会と行っても、形式的のことで、創られた、決算、予算の議案を承認するだけ。二時間もしないで、終了。会場近くに、大きなホームセンターがあり、そこでしか手に入らない、農業資材があるから、ついでに購入してくる。年に、一、二回は、わざわざ出かける所なので、良い、ついでとなった。

帰宅後、一休みをして、ハウス内に、キュウリ植付用の畝作り。ネットも張り、完成させる。


チェーン除草。

2012-05-29 19:52:50 | 農作業

5月29日(火)   ときどき 

サツマイモ苗の仮植。天気予報は、寒気の影響で、大気は不安定で、雷雨に注意するよう、ニュースでもトップだ。しかし、この地は、雷雲も、千切れた飛沫位しか飛んでこない。雨量にカウントできない位が、パラパラするだけのことが多い。サツマイモ苗も、乾燥で、活着が悪いだろうと、ポリタンクに水を持つ。少し、用意周到ぐらいの方が、裏切られて、雨、となるかもしれない。雨が欲しいので、あえてポリタンを持つ、ぐらいの気持ちで、夜にでも降ってもらいたいと祈りつつ、仮植苗に水を撒いてくる。

トウモロコシに施肥。鶏ふんを振り、中耕徐草、土寄せ。無農薬米水田の除草。手作りのチェーン除草機を引っ張りながら、田んぼの中を歩く。幅が1メートル強の算木に30㎝ほどの鉄製のチェーンをすだれ状に取り付けたものを、引っ張る。チェーンが土の表面を滑るように動くことで、発芽したばかりの草を、浮かせたり、土の中に埋め込む、ということで、除草する。うまく行くかどうかは、とにかく、草が生育する前の、根をしっかり張る前の状態で、処理するかどうかにかかっている。今年は、田植4日目での作業。どうだろう。


2012-05-28 18:42:19 | 農作業

5月28日(月)   いちじ 

二日も飛ばしてしまった。

26日(土)は晴。出荷作業を手伝う。早い夕方、友、遠方より来る、だ。となると、当然、宴会である。アルコールも入るし、夜は、遅くまで、続く。農業に入る前の会社の友人と、学生時代の友人、二人が来てくれる。数年振りと、10年ぶり位の再会だった。

明くる27日も晴れ。少々重たい身体を布団から出すと、朝食の支度。そして、この日は、地域の「ごみゼロ運動」。役員であるから、出て行かざるを得ない。もう陽も高い早朝から、一時間ほど。ゆっくりしてもらいたい気持ちもあるが、今日は今日で、集落の行事で、午後は埋まっている。ゆっくりの朝食の後、二人は、車の中に。

私は、シャワーを浴び、早めの昼食をとり、出かける。年に一回の神社の参拝と、その後の直会。宴会である。連チャンとなるから、パソコンを前にすることなど無理。

という訳で、今日になる。

昨日の会の当番だったから、早朝は、その後始末。その後は、田植機を整備し、格納。畔付け機も、だいぶ遅れての洗浄。そして、サツマイモの苗切。連チャンのアルコールの残った体を休めながら、そんな雑用で過ごしてしまう。


無農薬米作り。

2012-05-25 19:01:42 | 農作業

5月25日(金) 

最後の田んぼの田植え。20日ほどそのままにしておいた田植機は、少しづつオイルが漏れている。点検し、オイルを補給する。終わってから、機械の洗浄。来年は、使えるかどうかわからないが、念のために、整備して、格納だけはしておこうと思う。とりあえず、水洗いだけは終えた。乾いてから、グリスアップや、注油をすることになる。今日植えた、無農薬栽培の田んぼは、10a強なので、植える時間は一時間ほどで終わってしまう。しかし、点検や洗浄、整備は一通りやらなければならない。

時期をずらして植えるのは、除草剤も使わないので、虫と草のダブルパンチを防ぐために、イネミズゾウムシの飛来ピークを外すため。そして、5月上旬の、田んぼと畑の忙しさが一段落してから植えることで、その後の除草作業を適期にやりたいためである。昨年は、除草が遅れてしまい、草が生育しすぎてからの除草で、効果がなかった。こうなると、手で取る以外に方法はない。手取りとなると、膨大な時間はかかるし、身体もきつい。私は、手取り除草はしないことにしている。

今年は、22日に代かきをして、25日に田植えをした。30日頃までに、一回目の除草を予定している。その後は、様子を見て、さらに2回ほどの除草で、どの様に育つかの試験栽培だ。慣行の除草剤しよう栽培に比較して、あまりにも手間暇がかかり、身体もしんどいようでは、いくら、無農薬だ、有機栽培だと云っても、意味はないと思う。いくらかは、手間がかかってもしようがないが、それほどの差の無い栽培方法を見つけたいと思う。なんとかうまくやりたいが、さてどうだろう。


その一言

2012-05-24 19:38:29 | 介護日記

5月24日(木)   のち 

防水パットは、肌掛け代わり。もう起きるように声をかけると、防水パット上げて上半身を起こしてくる。当然、シーツも、マットレスも大きな滲み。すぐに洗濯しないと、臭いが染み付き、落ちなくなる。剥がして、マットレスは、縁側に出し、パジャマを着替えるように言う。汚れていないですよ、との返答。布団がこんなに濡れているから、パジャマも洗濯するから。汚れていないのに、選択すると、生地が傷みますよ。

「よけいなことを言わないで、言われた通りにやれ!」 怒鳴りつける。

大きい声を出さないでよ、うるさい。

着替え用のパジャマが減らず口を叩いている顔面に飛んでゆく。

ときどきある母との日常の一こまである。こんな形で、一日が始まると、終日気分がよくない。これが、夕方とか夜なら、すぐに一杯だから、飛んで行ってしまう。朝だと、作業始めに影響する。一日調子が悪い。

午前中は、花畑に、ショウガを植え、マルチ、籾殻敷き。午後は、引きずったようで、なにやかやで、終わってしまう。


整備

2012-05-23 19:49:46 | 農作業

5月23日(水)  ときどき 

出荷の日である。連れ合いは、午後、患者会の当番とのこと。そして、ソラマメもどっさり。整理をしながらになるので、時間はかかる。前回に続き、出荷を手伝う。定期便と、臨時便、贈答。次の出荷の26日で、一段落となるだろう。3時前には終わる。これから、畑と行っても中途半端だから、機械の整備など。修理が必要で、部品を取り寄せておいたが、ちょうど、届いたこともあり、取り替える。

トラクターも、代かきは、来年までは無いので、ハローを取り外し、ロータリーに換えておく。本体の足回り。田んぼの泥水の中という、過酷な環境での作業が続いていた。機械の回転部分は、グリスとかオイルで摩擦を軽減している。水の中に入るから、どうしても、いくらかは水の侵入に侵されてしまう。都度、グリスアップなどをすべきなのだが、なかなかそうはいかない。水田作業の前、中間ころ、最後、と三回位が、関の山だ。という訳で、今年は、タイミング良く、水田作業の終わった翌日に、グリスアップ。

機械は、人力を軽減し、短時間で、作業をやってくれる。しかし、本来は、必要のない作業を提供する。それが、整備で、それなりに、勉強しなくてはならないことも増やしてくれる。広がることは、面白さが増えること。ぼけてはいられない。


デイサービス

2012-05-22 19:32:15 | 介護日記

5月22日(火)  いちじ 

デイサービスに送り出し、部屋の点検。ポータブルトイレの周りが、水浸し。どういう使い方をしているのかと、怒りがこみ上げるが、始末するしかない。モップを用意しておいてよかった。便利なもので、回転式の洗いと脱水、手を使うことなく、拭き掃除ができる。トイレの始末をして、とやっていると、10時近くなる。母をデイサービスに送る日は、まともな作業はできない。作業場の片付けや、畝立機の畝の変更などをやり、余った時間で、ハウスの中を耕しておく。ともう、お昼だ。

午後は、最後の田んぼ。水が完全に止まっていないのと、草が多かったので、再耕起をする。雨の降る日にと予定していたが、今日の雨は、予報よりも少なく、小雨と、雨の止み間も多く、たいした雨ではない。まあ、降らないよりは良いだろう程度。耕起後は、一度戻って、ロータリーを、代かき用のハローに付け換える。ここで、3時半。デイサービスの送迎車が、出発する時間だ。帰ってくるまでは、待機だ。

4時過ぎに再び出発。植え代かき。一時間ほどで終わらせ、機械の洗浄。

母のデイサービス。今日は、入浴しましたと、若い職員は、ちょっと自慢そうに、報告してくれた。ただ、その入浴も不安定。確実とは言えない。それなのに、朝晩の着替えと、9時過ぎまでと、4時前の待機。仕事が分断され、能率が悪い。ケアマネージャーと相談して、6月は予定に組んだから継続するが、7月からは、止めることにした。ショートステイの間の、在宅期間が長い時は、入浴サービスを受けることとする。自宅のふろを使うが、一時間ほどの、入浴時間だけ、確保することで済む。この方が、気持ち的にも、ずいぶん楽になりそうだ。


ゴロ土畑

2012-05-21 19:29:14 | 農作業

5月21日(月) 

朝、雨がパラパラしたり、午後は陽射しがあったり。世紀の天体ショー、金環日食は、雲の中だった。ほんのちょっと薄雲をすかして、日食のかけ始めが見れた程度。まあ、メガネもなにも用意しなかったのだから、眼を傷めないで、良かったと云うことか。

運転免許証の更新。このために、わざわざ、つまらない顔写真に支払わなくてはならないつまらなさ。五年に一度のことだから、我慢するが。そして、母の部屋の準備。今夜から、また何日かは、気が休まらない。

午後は、家の畑に、サトイモを植え付ける。ごろごろの土の塊は、まるで、砂利畑を掘って植え付けているようなもの。マルチフィルムを張ってあるから、鍬などでは掘れない。移植ゴテで、土を寄せるが、ごろ土だから、穴に戻る塊もある。素手も使うから、ごつごつの手肌でも、痛くならない訳はない。でも、明日の雨の前に植え付けたいと、頑張った。


初物

2012-05-20 18:58:57 | 農作業

5月20日(日)   いちじ 

午前中は、モアで、他の畔の草刈。モアでの草刈は、これで一巡。法面の草を、刈払機で刈ろうか、どうしようかだ。

午後は、花畑。ヤマイモの植付。これは完了。

ジャガイモ。ワセシロと云う品種が、下葉が少し黄変してきた。試し掘りをする。三株ほど掘ってみる。少し小さめだが、初物だ。ついでに、早生ニンニクも一株引っこ抜く。初物どうしで、ニンニク塩ジャガをつまみにしよう。プラス、昨日のイナダのコチジャン漬け。これに、おろしニンニクを加え、ビールのつまみとしよう。