畑のつぶやき

畑や田んぼの作物の生育や農作業の報告
農家の暮らしの日記
田畑を取り巻く自然の移ろいの描写
食、農への思い

衣替

2009-10-31 18:13:31 | 農作業
10月31日(土)  のち 

ニンジンの間引き、出荷手伝い。

明日は、新潟行きとなる。始発のバスで、立つ予定だ。それで、作業の方も、早く終わらせ、準備。といっても、それほどすることないが、まだ、衣替えを行っていなかったので、夏用の衣類を片付け、冬物と入れ替える。ここで動いている限り、それほど、冬物を必要としなかった。11月になるというのに、やはり、温暖化の影響だろうか。
しかし、新潟に行くとなると、いくら生まれ故郷といっても、雪国、北国、と思ってしまう。その上、寒気が、南下してくるという予報。この際、冬物に、衣替えをしようと、思い立った次第。
新潟は、魚沼市行きだ。平成の大合併で、私の、生まれ故郷の町名は消えた。十把一絡げで、魚沼市となった。その南には南魚沼市ができた。清流、魚野川の流域なのだから、魚沼で悪いとは言わない。しかし、魚野川にそってあった、個性ある(歴史的に意味があるのであろう)町名が、消えてしまったことは、何となく、さみしい。「生まれ故郷は、魚沼市です」とは、ピンとこない。
妹の、連れ合いの一周忌だ。もう一年になる。去年の11月には、見舞い、葬儀、四十九日と、せわしなく、通った。つい、こないだのような気もするし、もうずっと前のような気にもなる。人の気持ち(記憶?)とは、不思議なものだ。

十三夜

2009-10-30 19:40:21 | 暮らし
10月30日(金) 

昨日の予期せぬ雨は、夜も降っていたようだ。が、文句なく晴れの朝。この晴れは、一日続く。暖かく、仕事をしていると、汗ばむほどだ。
午前中は、昨日できなかった、マルチ張りを終わらす。栽培するものにより、畝幅は違う。そのたびごとに、機械の畝幅を変えることになる。幅だけでなく、高さも変えることもある。かなりの時間がかかる。こまごまと植え付けるために、短い畑に、幅の狭い畝を二本ほど作っておく。
午後は、機械を代えて、畝間の中耕、除草。ニンジン、葉物、ダイコン、菜花、ジャガイモなど。畝間には、冬の草がびっしり。緑のじゅうたんのよう。見た目はきれいだが、あまり大きくすると、野菜に悪影響。ロータリーで、かきまわし、土の中に混ぜ込んで、枯らす。
夕方は、ニワトリの餌を分けてもらいに行く。飼料小屋に餌を下すころは、もう真っ暗。下ろし終わり、痛い腰を、ウーンと伸ばしたら、空を向いた顔に、月の光が。この時間、月はもうかなりの天空に。高くなっている。
今月初めの、十五夜のころは、ちょうど、東の空に大きな月が顔を出すくらいの時間だったように思う。一月たつか経たないかの間に、ずいぶんと変わるものだ。そして、十三夜の月は、満月には、まだまだの上弦に近い月だった。十三夜なのに、こんなに欠けているのかと、暦を見たら、満月の「望」は、11月3日。まだ4日も先だった。

ミス

2009-10-29 18:09:40 | 暮らし
10月29日(木)  のち 

畑に出かけ、タマネギ用の、畝立とマルチ張り。
朝は、陽も射していたが、すっかり曇ってしまう。予報では、昼過ぎには、少し、パラっときそうだった。が、どうも速まるかもしれない。と思っていたら、昼上がりの、一時間ほど前から、ポツポツし始める。せっかく機械も運んだからと、作業は続行する。肥料や、クン炭を撒いては、畝立。この雨は、肥料も濡らすほど。その都度、シートをかけながら、と、手間取ったおかげで、一畝残した状態で、昼上がり。
機械にシートは掛けたが、空模様によっては、午後から来ようと、道具なども置いたままだった。しかし、小雨だが、雨は降り続き、結局、そのまま、行かずじまいになってしまった。ヤマイモの整理をする。

未収金の件で、ゆうちょ銀行に電話。ちょうど、郵便振替に、他の金融機関からの振込ができるようになった時期と重なっていたので、起こりうるトラブルをすべて調べて、確認のうえ、先方のお客さんに電話。
営業店なので、午後も遅くならないと、連絡できない。こちらの不行き届きもあり、半年以上も前からの未収なので、気も重く電話する。話の中でわかったことは、ちょうど送金が途絶えたころに、担当者が退職していたとのこと。先方では、その引き継ぎが、不十分だったようだ。調査するということで、電話を切る。
こちらは、郵便振替から、銀行からの郵便振替への送金ということで、何か違うのかなと、思い、完全なチェックができていなかったようだ。こちらの、ちょっとした思い込みから起きたミスでもある。事務的な、精度をあげる必要もありそう。
先方は、営業店。きょう中の解決は、無理だろう。もうしばらくは、すっきりとはしないで、過ごさざるを得ない。

未収金

2009-10-28 18:48:56 | 農作業
10月28日(水) 

畑。ロータリー耕。ニンジン間引き。ヤマイモ収穫。

急遽、大口の未収金が。3月から入金がないことが分かり、調査に。わが家の会計担当も、相当ルーズだが、これは、かなり大きいミス。遅れてはいるものだと、思っていたそうだ。調査に入るため、書き込み中止。

置き土産

2009-10-27 18:27:27 | 農作業
10月27日(火)  いちじ 

三日ぶりの晴天。台風も、それほどの害を置き土産にはしないでくれた。早速畑に行く。ハクサイを植え、防虫トンネルをした、ネットが吹き飛んでいた。モンシロチョウが、数匹、ハクサイの苗の上を、うれしそうに飛び回り、葉っぱに止まり、を繰り返していた。急いで、トンネルを直す。しつこくまとわりつき、トンネルの中に入り込んだモンシロチョウは、無慈悲につぶしてやった。卵をうみつけられたと、思うので、青虫にいくらかはやられてしまうだろう。ほかには、ヤーコンが、何株か、倒される程度で済んだ。(野菜たちの葉っぱは、風と、雨にたたかれて、傷をおってはいるが)
早すぎた、雨のせいで、遅れてしまったタマネギの準備。石灰と、鶏糞を撒く。耕すのは、明日だ。
二回目に蒔いた、ニンジンの間引き。もう大きいものは、箸ぐらいの太さになっている。少し、遅れてしまったので、葉がからみつく。また、二回目に蒔いた、ダイコン、菜花の不織布を撤去する。こちらは、夏の太陽熱処理をしていないから、草もびっしり育っている。ホトケノザや、ハコベなどだが、中耕してやらないと草に負けそうな感じだ。このお湿り後の晴天で、ぐんと育ってしまいそうだ。

パソコン

2009-10-26 19:37:40 | 暮らし
10月26日(月) 

雨が降り続く。しかも、雨量も多い。10月も下旬というのに、台風だそうだ。結構のんびり構えていたら、発達しながら、房総沖を通る予報。でも、もうしょうがない。なるようにしかならない。

所で、昨日のコルクの商品、ジョイントマットというもの。なかなか便利で、誰にでもできるのは良いと思った。

10年ほど前に、わが家に鎮座したパソコン。始めのうちは、さぞさびしい思いをしていたと思う。メールもほとんど使わず、たまに、ワープロ代わりに、ちょっとした文書作成にしか使っていなかった。三年ほどは、眠ったまま。宝の持ち腐れ状態が続いた。
わが家では、野菜の出荷に際して、納品書を、すべて、一人ひとり手書きで処理していた。計算も、計算機を使っていた。おもに、連れ合いの担当だったが、都合が悪くて、私がやることがたまにあった。この無駄な時間の浪費は、なんとかならないか。そんな思いが大きくなった。そんなとき、ひょいと気がついたのが、パソコン。そういえば、エクセルは、計算のソフト。なんとかならないものか。
すぐに、パソコンに詳しい友人に、相談してみる。いろいろと、エクセルのよさを説明してくれるが、私にわかるのは、計算のことだけ。「マクロ」と言われても、ちんぷんかんぷん。それで、その友人。ソフトを作ってやるよ。
出荷一覧表に、記録すると、個々の納品書が作成でき、印刷できるという、出荷表のソフトを作ってくれた。何度か、打ち合わせするにつれ、私も少しは勉強しないとと、猛特訓。関数などを少しは判るようにして、友人と話す。お互い、農作業の合間に、一、二カ月。
2001年、秋も深まるころ、ひな型が出来上がる。早速使用。私以上に、パソコン苦手の、連れ合い。出荷表の作成は、私の作業で、始まった。キーボードは、自由に使いきれないが、その速さと、計算しないで済む正確さに、歓喜。パソコンもようやく陽の目を見れて、活躍してくれた。

大掃除

2009-10-26 10:29:44 | 暮らし
10月25日(日)  いちじ 

小雨が続く。車のフロントガラス。雨粒は確かでないが、走らせていると、ワイパーに働いてもらわなければならない、ほどは、降っている。
母を、デイケアーに送り出した後、農作業をする気にもならず、突如、思い出したように、事務作業部屋の掃除を、思いつく。事務作業部屋といっても、ただ、パソコンを置いてあり、出荷や、確定申告時に、パソコンを打つなど。それと、メールによる連絡の確認、ブログ、位に使う部屋だ。
この部屋、15年ほど前、一人娘が、家を離れてから、クローゼット、いや、布団部屋的にしか使っていなかった。が、それから4年ほどたって、一番下の弟が、突然、パソコンとインターネットの接続を、プレゼントしてくれるといってきた。当時は、それほど関心はなかったので、あまり必要と思っていない、と答えた。しかし、当時として、セットでの金額が、お得だから、入れておいて損はないと、進めてくれ、それならと、ありがたく頂戴することにした。
机一つほどのスペースが必要とのこと。あるようでないのが、そういうスペース。娘の部屋しかない。しかし、机はライティングデスク。スペースは狭い。急遽、リサイクル業をやっている知人に頼み、事務机を探してもらう。布団袋を押し入れに押し込み、ライティングデスクの隣にスチールデスクを据える。
そうして、わが家に、無事、パソコン様が鎮座した。
その部屋、畳敷き。作業は、椅子に腰かける。今まで、適当に段ボールを敷いたりして、作業していた。しかし、段ボールは切れたり千切れたり。そうでなくとも、あまり片づけや掃除をしないわが家。散らかってしょうがないので、掃除のついでに、机の下に何か敷こうと、ホームセンターに出かける。インテリアコーナーに行くと、いろいろある。目的は、畳をぼろぼろにしないこと。そのうえ暖かければ、なお良い。コルクタイルを購入。一畳半もあれば十分。
久しぶりの、大掃除。といっても、六畳の布団部屋。掃除する空間はわずか。布団袋を持ち上げてまではしない。すぐ終わる。あとは、椅子の動く範囲に、タイルをはめ広げて、完了。
少しは、気分良く、パソコンの相手をできそうだ。

オーバーホール

2009-10-24 18:47:11 | 暮らし
10月24日(土)  のち 

病院へ。といっても、具合が悪くなったからではない。というか、体の構造部分は、具合が悪い状態は、改善されることはない。循環器や、消化器などは全く問題はないが。これから、冬にかけての、一応の農閑期に、あちこちを点検し、オーバーホールした方が良いところは、してもらおうということ。まあ、車にも、車検という、定期点検があるから、歳をとった、自分の体も、年に、一、二回は、点検しておこうと、思う。
今日は、脊椎脊髄科へ。腕の痺れと、腰痛、坐骨神経痛という持病を、どの程度の状態なのか、確認しておくために。レントゲンを撮ったのは、もう2年も前になるので、その辺から見てもらう。医師の判断で、次回、MRを撮ることに。
11月には、半年ごとの、点検の血液検査と、大腸の内視鏡検査もある。しばらくは、通院することになる。
二時間ほどかかり、院外に出ると、雨ななっていた。早くとも、今夜からの予報が、かなり早まった。昼をかなり回り帰宅。雨なので、出荷を手伝い、のんびりしてしまう。

畑の片付

2009-10-23 18:12:59 | 農作業
10月23日(金)  いちじ 

今日は、霜降だそうだ。朝のニュースでも触れてはいたが、この暖かさでは、とても、霜という感じではない。が、確実に季節は動いているということ。
さつま芋の蔓の片づけに、畑に行く。米袋の古い奴を焚きつけ用に持って行き、火を付けてみる。かなり前に切っておいた蔓は、どうにか燃えてくれるが、ほとんどは、まだ青々している蔓。葉っぱもしっかりしているものもある。もして片づけるには、無理がある。家に持ち帰ることにする。
軽トラックに、山盛一台分はある。手間はかかるが、カッターで細断し、鶏小屋に放り込むことにする。食べてもよし、食べなくとも、敷き料として、鶏糞と混ざってくれてもよい。蔓は絡まるから、カッターに送り込むのに、手間がかかる。
さつま芋の隣は、モロヘイヤが一畝。種も実ってきたので、採種。モロヘイヤの株は引き抜き、蔓と同じように、細断。マルチも撤去し、片づける。なにやかやと、一日仕事になってしまった。

留守番

2009-10-22 18:49:39 | 暮らし
10月22日(木)  いちじ 

連れ合いは、恒例の上京。朝食後出かける。
ニワトリのタマゴ取りがあるので、午前中は、家での作業を予定しておく。クン炭づくり、収穫しておいたヤマイモの整理、ソラマメの播種など。ソラマメは、残っていた種を蒔き終える。200強あり、全部で、760ポットほどになる。このうち、一割くらいは、不発芽や、病気苗などの不良苗になり、実際に植え付けできるのは、650~700本位になるだろう。
鶏小屋には、ちょくちょく行き、タマゴはほとんど割られずに済んだ。
ハウス内に、ホウレンソウ、シュンギクの種を蒔く。もう10月も下旬、全滅させられるほどの、虫害は、受けないだろう。そう願いながら、水をたっぷりかけておく。
午後は、畑に二時間ほど行き、ダイコンや菜花、葉物にかけておいた、不織布を撤去する。もうかなり伸びたので、間引きや、収穫をしなくてはならない。外から、虫が侵入することはできないのに、葉っぱは、小さな穴だらけのものも多い。ほとんどが、ダイコンサルハムシによる食害。やはり、土の中に産み付けられた、卵が孵化しているとしか考えられない。
夏の間、透明マルチを張り、太陽熱処理をしておいたところでも、害を受けている。なかなかしぶとい奴たちだ。