畑のつぶやき

畑や田んぼの作物の生育や農作業の報告
農家の暮らしの日記
田畑を取り巻く自然の移ろいの描写
食、農への思い

やり直し

2010-11-30 18:24:22 | 農作業

11月30日(火)    いちじ  

11月の最後の日は、秋晴。穏やかだが、ときどき吹く風はひんやり。

納屋建築。下見トタン張。

トタンを張ると、そこからは外に出れないから、建て物の周りをまわることになる。今までより余分に動くことになる。そんなことで、ふと気がついた。

吊扉のレールを取り付けたのは良いが、扉の下の振れ止めが入る溝。コンクリートの土間になるから、コンクリートを打つときに、溝になる所に、発泡スチロールを入れておいた。発泡スチロールなら、簡単に取れるから、その部分が溝になる。その溝は、左側に長く入っている。そのことを考えることなく、レールは、右に長くつってしまった。レールは右、溝は左。(吊扉は三枚だから、開放するとき、どちらかに二枚開くことになるから、左右の長さが違う) 上と下とが、逆になってしまっている。

出来上がりから云うと、右側に、二枚開いた方が良いのだが、コンクリートの土間に、溝を作るのは大変な作業だ。レールを左側に、ずらすことにした。取り付け金具を、4個ほど取り外し取り付け直す。下地も一部やり直す。こんなことに、2時間も取られてしまう。無駄なことをしてしまった。


小春日和

2010-11-29 18:50:15 | 農作業

11月29日(月)   いちじ  

風は収まり、よく晴れる。気温は昨日ほどではないが、陽射しのおかげで温かい。屋根に上り、トタンの釘打ちをしている。しゃがみ込んで、釘の頭を見ながら、少しずつ移動している。陽射しの温もりを感じながら。と、ひんやりと感じて、顔をあげると、日陰に入っていた。それほどにありがたい太陽の暖かさだった。

納屋建築。昨日のように風が強いと、屋根のトタンがあおられて、バタバタうるさくてしょうがない。釘を全部打ってしまおうと、屋根に上る。二時間ほど、ただ黙々と釘の頭とにらめっこ。金槌を握る右手が疲れる。500本近くの釘を打ちつける。午後は、畑から帰ってから、下見トタン張。初めの一枚は、慎重に、墨を出してから。窓や、屋根トタンの下など、下地の板を、追加取り付けしながら。母屋の部分は、トタンを切り取ってから張りつける。

秀畑。ヤーコンの収穫。マルチを外しスコップを使って掘り取る作業は、汗ばむほど。

畑のイチョウの木  右手前に映る枯れた株は、モロヘイヤ

近くの山も、少し紅くなりかけている。でも、あまりきれいでない。


冬に?

2010-11-28 18:14:18 | 農作業

11月28日(日)    ときどき  

朝から、風が強い。納屋の屋根は、部分的にしか、釘を打ちつけていないので、トタンが浮き沈みして、バタバタうるさいほどだ。

納屋の吊扉のレールの取り付け。戸車を、扉の上の桟になる部分に取り付ける。その状態で(桟だけで)、レールに入れて、走らせてみる。ちゃんと走り、問題がないことを確かめてから、扉を作る。この方が、失敗はない。今日は、ここまでで、日が暮れる。

風は強いが、南西の風。気温は上がり、動いていると汗をかくほど。もう師走になるというのに、この暖かさ。温度計は、20℃を超えていた。天気も、ときどき、灰色の雲が一面を覆うなど、すっきりとした、秋晴とはならない。こんな気候でよいのだろうか。


朔風(北風)

2010-11-27 18:41:24 | 農作業

11月27日(土)    いちじ  

ヤマイモの整理。出荷作業。その後、建築工事にかかる。

吊扉の取り付け。吊扉の吊車がが走るレールの取り付けの準備。部品は一式、購入してある。材木や、トタンで作った扉に、吊車を取り付け、レールにつりさげる方式だ。レールと扉の間隔、扉と外壁の仕上げ面との間隔を測り、逆算して、レールの取り付け位置を決める。現状の下地に直接レールを取り付けると、吊った扉と、外壁との間隔がなく、外壁に当たってしまう。扉と外壁が接触しないように、かといって、外壁と離れすぎないように、適当の厚さの板を打ち付け、間隔を、調整する。吊扉の上も、隙間があかないぐらいの位置にレールをつることになる。測って、印をつけて、墨を打つ。レールの取り付け金具を打つ位置も墨を出す。こうした準備作業に時間を掛けることになるが、それさえやっておけば、いざ、作業にかかると、早く済むことになる。暗くなってから、ホームセンターに行き、取り付け用の、ボルトや、特殊な釘も購入しておく。

七十二候

朔風払葉(さくふうはをはらう)  冷たい北風が、木の葉を散らすころ

今日も、気温はそれほど低くなく、日向では、温かいぐらいだ。しかし、曇りがちで、強くはないが、時折吹く北風に冬を感じる一日だった。気持ちよく、洗濯物が乾くような、からっとした陽射しが欲しい。


クン炭の煙

2010-11-26 18:31:13 | 農作業

11月26日(金) 

雨は、夜のうちだけだった。起きるころには、降りやんでいるが、庭には大きな水溜り。日中は、太陽は、ほとんど顔を出さなかったが、風も煙がなびく程度で、温かな一日だった。

クン炭作りの煙も、ほぼまっすぐ上っている

庭は、雨の多いせいで、乾くことなく、少しの雨でも、大きな水溜りができる

ソラマメの苗を、80本ほど植付に行く以外は、納屋作り。外壁を張るための下地作りを、大まかに終わらす。隅の角などは、切れ端などで、足してゆくことにはなるが。次の作業は、吊戸用のレールの取り付け、吊戸本体の作成などだ。建て物との隙間の調整など、細かく計算しての作業となる。


不作

2010-11-25 18:23:24 | 農作業

11月25日(木)    のち  

根菜類の収穫のため、畑に行く。午前中は、花畑。ヤーコン、キクイモの収穫。どちらも出来は良くない。特にキクイモに関しては、大きいものがごく少ない。小さなものはあるのだが、あまりに小さいものは、畑においてくる。来年の種である。ヤーコンも、夏に、ネズミに喰われたり、枯れたりしたものが多かった。生きていたものも、雨が降り始めて、ようやく、株が育ったようなもので、養分を十分に、蓄えることができず、細いものが多く、収量は少ない。根菜類は、スコップで掘り取る。収量が少ないと、労多くしてで、がっくりと疲れる。

午後は、秀畑。ヤマイモの収穫。ヤマイモは、すでに、半分ほどは収穫が終わっている。こちらも、大きいものは少ないが、ほどほどの大きさのものがとれている。収量は若干少なめだが、まあよしと云う所だ。霜にあたると、腐りやすくなるので、そろそろ、全部掘り上げないとならない。コンテナに二つ弱、収穫。

合間に、納屋建築。下見トタンを張るための下地作り。トタンは上下に長い時ものを張るから、トタンを打ちつける下地(胴縁)は横に取り付けることになる。柱や間柱に釘を打ち固定する。屋根があるので、電気を引いて、電灯をつってあるから、少し暗くなっても、作業できる。が、5時過ぎには上がる。


日記

2010-11-24 18:17:47 | 農作業

11月24日(水)   いちじ 

久しぶりの感じで、畑に行く。ヤマイモの収穫。ソラマメの補植。カラスにやられてから、しばらく様子を見ていたが、その後は、被害はない。やはり、カラスのソラマメ攻撃は、半分は、遊び、いたずらだったのだ。食べるのが目的ならば、まだ沢山あるソラマメの苗は、かっこうの餌であるはずだ。やられてすぐに、放り投げられた苗を、植え穴に戻しておいたので、ほとんどは、生き返ってはいたが、傷ついて、小さくなっているので、植えかえる。10本ほどは、問題なく再生していたので、70本ほどを補植する。

ヤマイモの整理、出荷作業をやり、夕方、二時間ほど、納屋にかかり、間柱は終わらす。


失敗

2010-11-23 18:35:47 | 農作業

11月23日(火)   のち  

暗いうちにかなり降っていた雨は、明るくなっても、断続的に、強弱を繰り返し、しだいに小降りになる。しかし、回復は遅れ、昼過ぎにも、少しパラパラする。雨が、小雨になると、風が強まってきた。かなりの風なので、外に出てみたら、梯子が吹き倒されている。まずいなと、建築中の納屋に入ってみると、取り付け前の、サッシも倒され、運悪く、材木の角に窓ガラスが当たり、割れていた。本来なら、縛っておくのだが、寸法を測るためにひもをほどき、そのまま立てかけて置いてしまった。ちょっとした気の緩みからの、失敗だった。

午前中、事務作業。一時間ばかりは、外に出て、納屋建築。午後は、畑に行こうと思ったが、外に出た所で、パラパラ。出鼻をくじかれ、屋根の下に入る。そのまま、納屋建築を続ける。おかげで、サッシの取り付けを終え、間柱の加工もほぼ終わる。釘を打つインパクトドライバーの調子が悪くなり、全部取り付けが終わる前に、暗くなってしまった。

サッシ、間柱の取り付けが終わった所 (北西の風が強く、雨も吹きこんでしまった)

 


小雪

2010-11-22 18:44:02 | 農作業

11月22日(月)  いちじ   間もある

夜中から、明け方にかけては雨。そして、予報は、曇りのち雨。しかし、日中は、雨が降ることはなく、陽射しもあり、温かかった。暗くなるころから、雨が降り始める。今夜は雨。明け方には、大雨の予報だ。

朝一番で、病院。血液検査、大腸検査の結果と、今後の予定を予約するため。インフルエンザのワクチン注射を進められる。必要性はあまり感じないし、流行するものと同じ型とは限らないでしょう。と尋ねるが、かなり確率は高いという。totoより確率は高いでしょうね。と云うことで、接種することに。感染症が専門の医師なので、お付き合いでもある。

10時ころには帰り、降りそうもないので、屋根に上り、最後の位置列分のトタンを張る。これで、軒がかなり出たので、少しぐらいの雨なら、その下で、外壁ぐらいは張れる。畑で降られて中途半端になるよりはと、引き続き、納屋建築。間柱建てや、窓枠の加工など、こまごました作業を続ける。

二十四節気は、小雪。冬がどんどん近ずいてくる。

七十二候

虹蔵不見(にじかくれてみえず)  陰気が盛んになり、虹が現れなくなるころ


雨天作業

2010-11-21 18:50:00 | 農作業

11月21日(日)   いちじ 

相変わらずの天候。薄日が差すこともあったが、時折、小雨がぱらつく曇り空。降雨量にはカウントされないほどの量だが、午前中から、降ったりやんだりを繰り返し、一日終わった。そして今、雨音がするほどに降ってきて、あわてて、風呂釜の前の薪を片づけてくる。

畑には行かずじまいで、納屋建築に費やす。屋根の軒部分の残ったトタンを張ろうと、屋根に上る。まず、垂木を、トタンの寸法に合わせて、切りそろえる。端だから、身を乗り出して高所作業。幾分、恐怖感を感じる。と、ここで、パラパラとしてくる。屋根の上での作業は、中止だ。道具を下して、屋根の下に入る。このような雨は、続くようなので、下での作業に切り替える。

外壁のトタン(下見)を張るための下地工事。下地の胴縁の間隔が広すぎるので、柱と柱の間に、間柱を入れる。筋交や、方づえが斜めに入っている個所は、切って細工をしながらになる。窓サッシを付ける窓枠も作らなければならない。細かい作業になり、手間がかかる。今日は、筋交がダブルで入っている箇所を含め、4か所しかできなかった。