畑のつぶやき

畑や田んぼの作物の生育や農作業の報告
農家の暮らしの日記
田畑を取り巻く自然の移ろいの描写
食、農への思い

2010-01-31 18:48:43 | 農作業
1月31日(日)  ときどき  のち 

午前中は、お寺の草刈と、周りの片付け。共同作業になる。先代住職が若くして亡くなり、今は、他寺の住職が兼務している。しかし、昨春位までは、前住職の母親が、住んでいたが、高齢のため、子供たちに引き取られ、老人ホームに入り、無人になった。為に、これからは、寺の維持管理の為に、何かと、やることが増えそうだ。
午後は、田んぼに行き、刈り草を燃す。が、母親が、デイケアから帰るまでには、家に戻らなければならず、3時過ぎには、引き上げる。
その後は、家で、薪の準備。風呂も薪きで沸かすが、今日は、味噌作りようだ。大釜煮豆お入れ、ドラム缶の釜戸で煮るので、それ用の薪が必要だ。一緒に味噌を作る、地元の友人は、山のふもとに住んでいる。裏山から、薪を運んでくれたが、私も少しは、準備しないと。
とはいっても、庭の木が、屋根にかかって困るから、切っておいた枝を、片付けて回るだけ。1年ほど前に切ったものだから、よく乾いている。けれど、草に絡まり、引っ張り出すのも一苦労。1か所に集める。後は、チェンソーや鉈で、適当に切らなければならないが、ひとまずは、薪の確保と、庭の片付けとが、終わる。

またまた、七十二候、昨日、忘れてしまった。まだ、7個目。習慣化されていないせいだろう。
鶏始乳 (にわとりはじめてにゅうす)  ニワトリが、卵を温め始めるころ
ニワトリが出てきた。私たちも、そろそろ、今年の雛の、育雛準備をしなければならない。もう一月ほどで、雛が運ばれてくる。

所で、1月に、7候紹介したわけだが。植物が3回、動物が2回、自然現象が2回。そして、6回は、春に向かう自然の息吹を表すもの。1回だけ、厳しい寒さを直接表現している。と、感じたけれど、どうでしょう。

所で、味噌作りは、2月7日(日)、8日(月)を予定しています。
優さん! 今年こそ、いかがですか?

密封包装・・・続き

2010-01-30 19:39:15 | 農作業
1月30日(土)  ときどき 

出荷作業は、午前中で切り上げ、私は昨日の続き。密封包装機の件。
まず、製造元はシャープだ。今や、液晶では、知らない人がいない位の、天下のシャープだ。
不思議な話で、ネット販売会社のネットカタログや、仕様では、一言も触れられていない。多くの型番がずらりと並んでいるだけ。いかにも全部が、自社製品のように。素人の私が、そう錯覚するだけかもしれないが。
さらに驚いたこと。私は、そのネット販売会社に、製品の代金を振り込んだ。製品は、旭化成パックス(株)から送られてきた。どこにも、ネット販売会社の名はない。注文した機械が、きちんと送られてきたのだから、問題はない。のだが、何か変だ、と思ってしまう私は、古い感覚に支配されているのだろうか。
しかし、取扱説明書には、製造は、シャープ。販売は、旭化成パックス。両方とも、一流企業。ネット販売の、なんやら産業とは違う、と、気を取り直す。シャープのお客様相談窓口に電話する。(私は、機械等で、疑問に思ったりすると、よく、直接、メーカーに質問する。その方が、分かりやすいから。)音声案内に従い、プッシュすること数回。オペにつなぐまで、待て都の指示。数分待ち、ようやくつながる。
が、ここからが問題。機械の型番を告げ、袋のシールの状況を質問。しばらくお待ちを、で待たせたうえ、専門的なことなので、違う部署に電話してくれと、案内される。電話をするが、呼び出し音が、続くだけ。
販売会社の、旭化成の方へ連絡してみようと、番号を見て、びっくり。なんと、先ほど、シャープが教えてくれた番号だ。やはり、でない。土曜日のせいか。
再び、シャープへ。いきさつを説明し、製造会社が、取り扱いの詳細の質問に、答えられないのはいかがなものかと、質問。答えは、それについては、先ほどの電話番号をお知らせするように。
と、マニュアルに書いてあるのですか。製造者の天下のシャープが、それはおかしいんじゃない?
調べてお電話しますから、と云うことで、番号を告げて、ひとまず終わる。
30分ほどして、先ほどの、オペレーターから、申し訳なさそうに、繰り返すだけ。これではらちが明かない。慰めて、電話を切る。
こんなものだろうとは思うが、おかしい話だ。
旭化成は、呼び出し音だけ。来週にまわすしかない。
その後、実演を再試行。まあ、何とか工夫すれば、出来ないこともなさそう。全くの無駄な買い物にせずには、済みそうだ。

密封包装

2010-01-29 18:45:23 | 農作業
1月29日(金)  ときどき 

籾殻置き場、その周辺を片付ける。掃除をして、広々とした部屋ができた感じだ。外で、シートをかぶったまま放置されていた、コンバインを移動。久しぶりで、屋根の下に入り、鎮座。庭もぐんと広くなる。
密封包装機の試運転。
出来上がっているベーコンを、袋に入れ、その袋の口に、機械のノズルを入れて、セットする。レバーを押す。カチッと音がして、ポンプがうなり、袋の中の空気を吸い出してゆく。袋が、ぴったりと、ベーコンの姿状になったところで、シール開始ボタンを押す。ノズルが引っ込み、シールを始める。
以前借りて使った、真空包装機に比べると、かなり、甘いという感じだが、ここまで、密封されれば、冷凍保存しても、霜がつくようなことはないだろう。まあまあ、なんとかなりそうと、出来上がった袋を、手に取る。シールの状態をチェック。指でつまんで、引いてみる。「アッ」、シールが外れる。何度かやっても、同じ。気持ちがなえてくる。不良品か。それとも、能力不足か。
念のため、小さめのベーコンを選び、違う薄手の、袋に入れて、再試行。今度は、大丈夫。袋が厚すぎるのだ。規格が特殊の袋菜ので、ケース単位でしか購入できず、まだ、700枚以上残っている袋が使えない。と云うか、薄手の、袋を、また、探さなくてはならない羽目に。
また後日。(アルコールが呼んでいるから)

(優)さん! タマネギ、3月下旬くらいから。葉ニンニク、一回くらい送れるかな。
       おいしく、食べてもらってください。

慈雨

2010-01-28 18:13:40 | 農作業
1月28日(木)  いちじ 

朝起きると、地面はうっすらと、湿っている。午前中は、時折、小雨がぱらつく程度だった。午後は、本降りになり、畑土に、しっかり水分を供給してくれた。
午前中は、花畑に出かける。タマネギの畝間に、籾殻を敷く。小雨が落ちてくるが、今日は暖かい。少々濡れても平気と、続ける。タマネギ畑が終わり、ニンニクの所もと思ったが、降りが強まり、中止して帰る。家の方は、あまり降っていなかったが、外仕事は止める。
この雨、久しぶりで、畑の水分供給は、半月ぶり位になる。なんとなく、垂れているような葉っぱも、しゃきっとしただろう。慈雨となった。
濡れたヤッケを着かえ、芒取り機を引っ張り出し、種籾の、芒取りをやってしまう。
午後は、会計の続き。販売の集計は終わる。
本日、密封包装機が納品される。現品を確認し、説明書を読んでおく。試運転は、後日にまわす。

介護日記

2010-01-27 20:01:44 | 介護日記
1月27日(水)  ときどき 

出荷作業。連れ合いは、患者会で、昼食後は出かける。私が引き続き、段ボール箱を閉めるまで、行う。その後は、籾殻の袋詰め。20袋に詰め、籾殻置き場がきれいになる。籾すり時に、この場所に、籾殻を飛ばすようになってから、初めて、ここの土間が現れた。きっと10年ぶりくらいに、のっかていた籾殻が、無くなったわけだ。いくら、軽い籾殻とは言え、長きにわたり、重かっただろうに。

今朝のこと。
母を起こそうと、リハビリパンツをもって、部屋に入る。電気を付けて、起きるように、声をかける。毛布の上に寝ているから、毛布は掛けるものだから、だめじゃないかと云って、パンツを渡し、早く着替えるように言葉をかけ、朝食の支度に戻る。しばらくして、ハッと気づく。
あわてて、部屋に入ってみると、案の定。毛布をめくってみると、シーツには、大きな滲み。しかも、防水シートは、はるか下の方に敷いてある。背が低く腰のまがっている母には、役に立たない位置だ。
つい、大きな声が出る。「防水シートは枕の所からと云ってるだろう」
シーツと防水シートを外し、洗濯機に放り込んでくる。布団は干すしかないと、縁側に出す。と、布団から、水しぶきが、点々と、畳と縁側に。
「何やってんだ」、、、、、どなり声になる。
雑巾を絞ってきて、こぼれ小便を拭く。
毛布も干さないとならないと、縁側の椅子にかけておく。
母は、昼着のそばで、パジャマを着かえている。その昼着の上にも、リハビリパンツからの水滴が。
「何やってんだ」 再び、どなりつける。
「どならないでくださいよう」
昼着もすべて、洗濯しなくてはならないだろう。洗面所に運び、点々と濡れる滲み拭いている。犬の散歩(三匹ぶん)を、終えた連れ合いが、応援に来る。
「着るもの、全部だめだから、出してやって」
ブラウスや、羽織をもってきた連れ合い、
「毛布から、水が垂れている!!」
縁側に架けた、毛布の下に、水溜りができている。
毛布も、洗うしかないだろう。

会計

2010-01-26 18:22:52 | 暮らし
1月26日(火)  いちじ 

昨夜は、9時前に布団に入る。お酒のおかげもあり、すぐに、眠ってしまう。目が覚めたのは、3時過ぎ。喉が乾いたので、水を飲みに冷蔵庫に。再び、布団に入るが、以後は、本当には、熟睡しない。変な夢を、いくつか見たり、夢現の状態で、6時過ぎまで。が、状態は、悪くはなっていない。いくらか、平熱より高いくらいで済んでいる。
しかし、念のため、大事を取って、今日は、外仕事は止めておく。一日、パソコンの前に腰かけ、昨年の会計処理。確定申告の用紙も、送られてきていることだしと、頑張る。パソコン処理以外の、売上伝票の記帳が、150枚近く。郵便振替の通知書の転記が、250通ほどある。
キーボードを見ないと、うちこめないと云う、不器用なので、伝票とキーボードの双方に、目まぐるしく、目を動かさなくてはならない。疲れるし、時間がかかる。一年は終わらなかったが、残り後一月近くまで、進んだ。このような作業は、ちょくちょく、少しづつやればよいのだろうが、性分から、どっこいしょで、一気にやるタイプ、ときているから、困りものだ。

昨日は、うっかり飛ばしてしまった。七十二候。
水沢腹堅 (すいたくふくけん) 厳しい寒さで、水沢が、すべて氷るころ

微熱

2010-01-25 18:20:31 | 農作業
1月25日(月)  のち 

朝は氷が張るが、日中は暖か。しかし、南風が強い。
連れ合いが、切干大根を作っているが、干しあがって、軽くなったものは、飛ばされてしまうほどだ。ハウスの中で、仕上げ干しをする。
籾殻の袋詰め。花畑に、18袋運び、タマネギの畝間に敷く。
午後も引き続き、籾殻置き場。かなり昔の籾殻もある。昨年、外壁を作ったばかりだから、それまでは、屋根だけで、吹き込む雨にぬれてしまったものもある。下の方は湿って重い。スコップで撹拌し、乾いた籾と混ぜる。
午後も南風は強く吹く。その上、曇ってしまう。何となく、ぶるっとくる。その上、手足の節々がだるいようで、筋肉も痛みを感じる。ちょっとおかしいなと、お茶をしながら、体温計。7度3分。微熱。熱には、弱くはないが、外仕事は、切り上げる。
大豆の殻の片付け、籾殻の片付けと、この何日か、埃っぽい作業だった。そんなことも影響あるのかもしれない。お湯で、身体を拭いて、着替える。
今夜は、早めに夕飯にして、身体の中から温めて、早めに、床に就こう。

黄昏

2010-01-24 18:26:37 | 農作業
1月24日(日) 

霜で、真っ白、氷も張る。日中は風もなく、陽射しは、暖かい。
家の畑に、大豆の脱穀残渣を運び、畝間に敷く。これで、大豆の脱穀の片づけは、完了。ハウス内はきれいになる。大豆の殻だけでは、畝間は全部敷ききれない。中途半端だと、あと後の管理が、いい加減になるので、刈り草を運び、敷く。それでも、足りないので、籾殻を袋に入れて運び、全部、埋め尽くす。畝間は、畑土がみえなくなる。これだけやっても、草は、ちょっとした隙間からの、光を頼りに、芽を出し、生育してくる。その生命力は、たいしたものだ。
夕方は、かなり明るくなる。5時のチャイムが鳴っても、充分作業できる明るさになる。
たそがれ位になり、風呂釜に、火をくべる。火の番をしながら、すこし、薪割りをする。手元の薪を見るには、まだ十分明るい。

リハビリパンツ

2010-01-23 18:34:01 | 介護日記
1月23日(土)  ときどき 

出荷作業。
午後は、家の畑。マルチを張ったまま、まだエンドウ豆を植えていない。苗のまま、苗床にある。しかし、畑の畝間は、発芽した、小さな草が、びっしり。管理機で、中耕。その後、大豆の脱穀した後の、莢や、茎を運び、畝間に敷く。畝間の防草の為。途中で、5時のチャイムが鳴り、半端のまま、作業を終える。

ここのところ、母の夜間の失禁がひどくなっている。この間ずっと、吸収式のリハビリパンツを使用している。昼は、2回用を使用しているが、それは、少々濡らす程度で、済んでいる。とにかく、何度も何度もトイレに通っている。ひどい時は、一時間に数回といった具合だ。あまりの頻繁さに、二人で、尿意は感じるが、ほとんど出ていないだろうね、などと話している。
しかし、夜間はひどい。5回用を使っているが、それでも足りない。ほとんど毎夜のように、おもらしだ。シーツが、少し濡れるくらいなら良い方だ。シーツに大きなシミができてしまうほどだと、その下の、防水パットも洗濯しなくてはならない。先日などは、ひどかった。起きてトイレに行ったから、替えのパンツを部屋に届けようと。思わず、立ち止まってしまう。トイレの前から、部屋までの廊下に、水溜り。(幸い、廊下は1mほど) 5回用のパンツが飽和状態。溢れたものが、廊下にたれてしまったのだ。当然、シーツには大きなシミが。
尿漏れパッドと併用すればといわれることもあるが、それはだめ。パッドは、トイレに流したり、部屋で外したり、の危険がある。
パンツをはき替えさせるしかないですね、との助言も。夜中に起こして、履き替えさせるくらいなら、毎日のシーツの洗濯の方が楽。
夜のはき替えと、朝のはき替え、パジャマとシーツの交換。毎日の、大仕事になっている。
過活動膀胱などの症状もあり、薬で抑えられる、と云う話も聞くが、病院に連れて行って、薬をもらい、薬を飲ます。これもかなりの負担。我々にも、91歳になる母にも。
ご経験ある方で、何か良い方法ありませんかね。
まあ、もう毎日の、日常になっているので、それほど、苦では、ないのですが。

日記

2010-01-22 18:09:43 | 農作業
1月22日(金)  いちじ 

明け方、強い風の音で、目が覚める。今日は、冷たい北風。昨日の風とは、がらりと変わる。夕方には、風は止むが、急激に冷えてきた。猫の目のような、寒暖の変化。ついて行くのがしんどい。

花畑。管理機を運び、タマネギなどの、畝間の中耕徐草。
   ジャガイモの収穫。赤い肌の「アンデス」を掘り取る。他の品種は、あまりにもイモが小さく、収穫の意味がなく、放棄。アンデスも使えるものは、10kgほどしかない。種芋ほども取れない。

午後は、鶏舎跡地の片付け。おおよそのめどが立つ。