畑のつぶやき

畑や田んぼの作物の生育や農作業の報告
農家の暮らしの日記
田畑を取り巻く自然の移ろいの描写
食、農への思い

検診~ちょっと異常

2023-07-10 19:03:17 | 膵臓癌

7月10日(月)

【三か月の定期診察。毎回の血液検査。今回は造影剤CT検査。ともに、少しばかりの異常が出た。CA19-9の数値が高く出た。この数値が、異常に高く、膵がんの可能性ありということで、精密検査を受け、早期発見につながった。手術後、翌年にもこの数値が高くなり、そのときは、CTでも疑いがあり、消化器内科に回り、胆管結石の内視鏡手術を受けた。CTの画像でも肝臓内の胆管に影があり、胆石の疑いが指摘された。さらに、肺に小さな影が見られ、悪性の可能性があるから、短期経過観察を進められてもいる。そんなこんなで、次回診察は、ひと月ほど早め、9月となった。血液検査と、エコー、肺を主に、CT検査も組まれた。

主治医の見立てでは、再発や転移ではないだろうが、早めに様子を見るとの診断だ。6月に入るころから、なんとなくみぞおちのあたりに違和感を感じてもいたが、こんなちょっとした症状でも、画像や検査数値の変化がみられるとは、感心する。大きな手術で、消化器系が普通でないのだから、なんだかんだと、不具合になるのだろうが、高齢化が、それを後押ししてくるのだから、大変だ。自分の体を客観視して、いろいろ見てみるのも、まあ、一興かもしれない。

取り立てて不安もないが、暑い夏が、さらにうっとうしくなりそうだ。】

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これからは

2023-01-19 16:58:17 | 膵臓癌

1月19日(木)  今日もどんよりとした、寒い一日。

ガンの治療を受けてから、3年の経過は、もう3年もたったのかという感じだ。サバイバー生存率でもはっきりしているが、経過年数がたつほどに、生存率は上がっている。4年では71.8%、5年は78.8%となる。術後の抗がん剤治療が終わり、以後は治療ではなく、経過観察に移るときに主治医に言われたこと。最初の数年、特に一年が注意が必要、と。その間に転移や再発が見られなければ、その後は、安心できるでしょう、と。その、注意すべき、前半、3年間が無事に過ぎてくれた。サバイバー生存率も、3年をピークに、以後は、増加率は少なくなる。当たり前のことで、年齢もプラスされ、体力的にも弱っていくのだから、受け入れるしかない。

72.68歳。これは、高齢社会白書かで発表された、男の健康寿命です。一人の人として、制限なく自立して生活できているじょうたいです。その平均年齢が男の場合は、73歳前に終わるのです。今年4月の誕生日には、満75歳になります。運転免許証も返納せずに、少しではあるが、経済活動もできて、生活できています。日本社会の平均を超えて生きていることになります。だから、生存率がどうのこうのに、一喜一憂することなく、これからを、淡々と暮らしてゆきたい、と思っています。

身体が動き、計算もできる状態なら、できる範囲で、農業はやりたいし、できたものは、食べてもらいたい。それが生業として、経済活動にもなる。けれども、無理はしたくない、苦痛なことはしたくない。楽しくやりたいし、うれしく感じたい。また、農業以外のこともやりたいと思うことがある。趣味はあまりない。人とかかわるようなことにもあまり関心はない。今のところ、やたらめったらと、中古文庫本を買いあさり、読みまくっている。パソコンでは、エクセルの参考文を積んである。農業を生業にと、移住してきたときに段ボール箱に詰め込んだままの未整理の本。今更読み始める気持ちはないが、ちゃんと整理したい。そして、これまでの生き方を、一度見つめてもみたい。そんな、もろもろを。

健康寿命に何年プラスできるのか、サバイバーとして、何年積み増しできるのか。

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サバイバー

2023-01-18 17:26:26 | 膵臓癌

1月18日(水) 寒く、雨もぱらっと

ガンと診断されてから3年以上経過したわけだが、ガン治療で、一般的な指針として、5年相対生存率がある。国立がん研究センターの統計数値で見てみた。統計年度は若干のずれもあるけれど、大まかな傾向はわかると思う。

膵臓の場合のそれは、8.9%(男=以下同じ)で、ほかの部位のガンと比べ極端に低い数値だ。ちなみに、胃(67.5%)、大腸(71.7%)、前立腺(99.1%)。

私の場合、病期はⅠ期との診断だったが術後の病理検査の結果、リンパへの転移が一か所あったため、Ⅱ期に変更されたが、早期発見の幸運のため、病期別の生存率はかなり高い数値でもあった。ガン治療の研究も急速に進んでいる状況も見聞きしていたので、あまり悲観することなく、やることをやってみようと、治療にむかえた。膵ガン専門医にも恵まれて、術後もそれなりに順調だった。

タイトルのサバイバーとは、診断から一定年数後に生存している者、という意味。サバイバー生存率も統計として発表されている。一年サバイバーの以後5年後の生存率は19.9%。二年サバイバーは41.6%。三年サバイバーは58.8%である。

5年後には10人に一人弱くらいしか生存していないだろうという数値が、三年生きていると、5年後には10人のうち6人ほどが生きているという統計上の結果である。数字のマジック的に言えば、生きて歳を超えるほど長生きできるという楽しさに笑えてくる。

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3年経過

2023-01-17 17:56:41 | 膵臓癌

1月17日(火)  いちじ  

昨日、3か月の検診。血液検査、造影剤CT、診察で、通院。結果は順調で、今のところ全く問題はない。腫瘍マーカーも低く安定しているし、ほかの検査項目も全く問題はない。CT撮影でも異常は見られないとのこと。秋に内視鏡手術で、膵石の除去をやったが、その後は良好のようだ。

2019年10月、膵がんと診断され、あくる2020年1月切除手術を受ける。がん診断から3年3か月、手術からまる3年経過した。術後経過観察の5年間の半分が過ぎたことになる。内臓手術としては、かなりの大きな手術だったがゆえに、ある程度の影響や、副作用的変異はしょうがないだろうと思っていたが、案の定それはあった。手術の翌年には胆石手術をやったし、昨年は膵石の手術だった。しかし、どちらも、内視鏡での手術ゆえに、絶食、点滴のみで、短期間の入院で済み、心身のストレスも小さくて済んでいる。

今年の誕生日には、75歳になるという、高齢化に伴う体力の消耗を考えると、病人とは思えないぐらいの、老化で済んでいるといってよいだろう。

年末には、小作料の支払いに行ったが、来年もよろしくお願いします、とのあいさつで、今年も、約5反の田んぼと、5反の畑の耕作は続けることになった。

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16日ー退院へ

2022-11-16 06:26:00 | 膵臓癌
14日、朝から、絶飲食で、午後遅くに内視鏡術。麻酔が効いて何もわからないうちに終わっていたが、ものの30分くらいか。膵管内に石がないのを確認し、膵管から空腸への吻合部が詰まったり狭すぎたりしていないことを確認し、ステントを除去して、術部の周囲から鼻を経由してドレンチューブを設置し、終了した。勿論、本人は全く意識外のこと。後での説明や、カルテ記載から知ったことだ。その後は半覚睡状態で部屋に戻され、ウツラウツラと何となく朝まで。
15日の朝も絶飲食は続き、点滴生活。何回かの採血。血液検査は問題なく、昼から常食が再開。点滴もおわり、夕方にはチューブも引き抜かれた。同時に、問題無さそうなので、退院しますか? ということで、今回も早期退院。三泊四日の入院生活も、昼前の退院となった。
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再々入院

2022-11-13 20:03:00 | 膵臓癌
午前中、チャチャの遺体を埋葬。庭の脇の柿の木のそばに埋めてやる。
昼食を早めに取り、病院に送ってもらう。今年3度目の入院。今回も同じように期間は、長くても1週間ぐらいなものだろうが、内視鏡での、胃から膵管に入れてあるステントを撤去する手術だ。前二回と同じように点滴、麻酔で行うのだろうから、慣れているとはいえ、それなりの準備は必要なのだろう。
相変わらず、コロナ禍は続いているから、2週間前からの検温記録と入院前の抗原検査が必要で、手続きには時間がかかり、病室に入って一休み。今日は、夕食は食べれて、え!、いいのだろうかとおもいつつ、一夜めをむかえている。
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10月17日ー経過観察

2022-10-17 21:48:00 | 膵臓癌
丸3年になる。消化器外科の診察日。血液検査とエコー診断。いずれの結果も、特に問題なし。癌と診断され治療を始めて、3年が過ぎようとしている。手術は2020年1月だから、癌細胞を摘出してからも、そろそろ3年だ。何もなく来たわけではない。21年には胆石を内視鏡手術でとった。今年、22年は膵石除去手術を受ける。胆管、膵管と腸の吻合部は人工的につながれているのだから、人間の体としては自然のままではないから、石ができやすい体質になったり、詰まりやすくなったりもするだろう。それは、体にメスを入れた結果としてしょうがない。
その治療は、体にメスを入れることなく、内視鏡でやるから、体への負担も少なく、入院も短くすむ。絶食、点滴と不自由さを経ることになるが、まあ、一週間か10日位の休養ぐらいに考え、小説を詰め込んだバックを抱えていってきます、くらいに考えている。そんな入院だが、場合によっては、重篤な副作用や後遺症の可能性はある。幸にして、私の場合は、この3年間は、最良の経過と結果で乗り切れている。今後どうかはわからないが、なんとなく、色々はあるだろうが、
こんな感じで過ごしていけそうだ。
そんな気持ちでいる。
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休養

2022-10-05 20:07:00 | 膵臓癌
退院許可が出ての入院なので、何も予定はない。食事は普通食。夜中に、点滴も終わって、早朝には針も抜いてもらった。久しぶりで、シャワーも浴びる。気の向くままに、本を読んだり、ゴロゴロしている。ただ、絶食続きの後での、しょくじで、昨夜からの下痢が1日続いた。ようやく落ち着いたのか、夕食後は気配はない。病院事務から、おおよその入院費が示され、明日午前中の退院が確定した。

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順調

2022-10-04 19:33:00 | 膵臓癌
昨夜はそのまま熟睡。4時頃目覚めて便所へ。飲水大丈夫の看護師さんのメモ。冷蔵庫からペットボトルを取る。
早朝の採血。まだしばらくは絶食で、点滴が続くと思っていたら、昼食時、常食のご飯が、おかずは焼き肉。点滴は今日いっぱいは続けるが、食事は普通食の許可が出たとのこと。
4時前、主治医が説明にくる。膵石除去術は予定通り順調に採れたこと、血液検査の結果も問題ないので、明日、明後日にも退院して大丈夫、と。で、6日午前の退院を決める。思いのほか早くてよかった。が、胃と膵臓をつなぐチューブを取るために、もう一度、短期入院が必要とのこと、だった。年内にもう一度の入院とはなるが、とりあえずは退院で、やり残したことを少しはやれるだろう。
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ERCP

2022-10-03 21:23:00 | 膵臓癌
9時になろうとしている。先程、術後の採血が終わったところだが、まだ、水も飲めないでいる。この血液検査の結果によることになり、待ち遠しい。
ひたすら、点滴チューブをつけたままベットの上で待ち続けた。予定よりかなり遅れ、15時、ようやく術衣に着替え、内視鏡室に。15時30分、麻酔剤投与ですぐ意識が薄れていった。ぼんやりと意識が戻り始めたのは、チューブが抜かれようとしている施術終了間際だった。『上手くゆきました。石は採れましたよ。』とぼんやり聞いて、ありがとうございました、と答えて、壁時計で5時少し前なのをみて、割と早かったなと思った。ストレッチャーで部屋に帰ってきた。ベットに移った。麻酔の朦朧さは続き、喉の渇きを意識しつつも、夢うつつで半睡している。
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