畑のつぶやき

畑や田んぼの作物の生育や農作業の報告
農家の暮らしの日記
田畑を取り巻く自然の移ろいの描写
食、農への思い

夏の終

2015-09-29 17:41:44 | 暮らし

9月29日(火)   いちじ 

秀地区の田んぼの草刈り。モアと、刈払機、両方で2枚の田んぼの草をきれいに刈り取る。来年からは、耕作はしないが、今年度は、中山間地の耕作者にはなっている。草刈りと、秋田の耕起をして返却するのが通例となってもいる。その上、今度の日曜日は、共同作業で、草刈りをやることになっている。私は、寺の施食会があり、参加できない。それで、せめてと、自分の交錯している田んぼだけは草を刈っておこうということで。水路や農道側だけを刈るというのも半端だし、気分もよくないので、刈るところは全部やっておくことにした。ほぼ一日がかりだったが、すっきりした。気分良く、欠席できる。

秋もだいぶ深まったと感じるようになった。咲き誇っていた彼岸花は、色あせ、花が落ちてしまっているものもある。今日からは、風呂を沸かそうかなと、今朝の洗濯は、浴槽の溜め水を使い、浴槽の掃除もした。最初は、給湯器での自動お湯張を使う。そして、明日からは、風呂釜に薪をくべて、沸かし湯となる。今までは、シャワーで済ませていたが、これからは、湯船につかり、温まる。完全に夏は終わった。

夏の過ぎゆくのを感じるのは、まず、昼にシャワーを浴びないで済ませることから始まる。でも、シャツから一式の衣類は着替える。次に、昼には、下着だけの交換で済むようになること。そうすると、毎朝の洗濯が、ポツンと途切れる日があるようになる。でも、そんな日は少なく、雨の日も洗濯機は回っている。そのうちに、洗濯機の回る日は少なくなり、ほぼ、一日おきとなってくる。そのころになると、もうそろそろ、風呂に入りたいなあ、との思いが湧く。

彼岸を過ぎ、一週間。一日ごとに、日暮れが早くなる。秋から冬への時間の進みが、どんどん早くなってくる季節になった。


発芽

2015-09-28 18:09:02 | 農作業

9月28日(月)  

トレイに、培土を入れ、葉物を播種する。3種類の菜っ葉を、それぞれ、250本の苗になるように播く。それぞれに、4~6粒の種を落とす。発芽して、ある程度に育ったら、畑の穴あきマルチの畝に定植する。一株に数本ぐらいだと、適度に育ってくれると思う。苗床に並べる。

苗床では、最初に撒いたタマネギは、ある程度生育しているし、2回目のタマネギも発芽し始めている。先日播いた菜っ葉類も、3日目にして、発芽し始めている。変換畑の菜花はどうだろうと見に行くと、雨で、テープは溶けてなくなり、土に落ちた種は、双葉を開いていた。

寺の会計で、農協へ。ついでにと、2件に小作料を払ってくる。


花納

2015-09-28 17:39:31 | 暮らし

9月27日(日)   いちじ 

雨は弱いながらも降ったりやんだりの夜中だったようだ。しかも明け方から、朝には、少し強まり、布団の中で、雨音を聞くほどだった。幟は、びしょ濡れだろうなあ、などと思いながら、ゆっくり布団の中で過ごす。

午前中は、育苗培土を少し調合するぐらいで、祭休み。

午後は、花納。山車や、祭場の片づけ。彫刻やちょうちんなど、山車を飾り付けている品々を外し、障子紙などもはがしておく。午後には降り止んではいたが、雨でぬれた品々は、しっとりしているので、箱に入れず、格納庫の中につるし、干しておかねばならぬものもある。手際よく、1時間もすると、ほぼ片づけ終り、最後にのぼりを下ろす。雨上がりは曇り空で、風もほとんどなかったが、思いのほかびっしょりというほどではなく、半乾きぐらいになっていた。格納庫の天井近くにつるして次の集まりまで干しておく。

3時ころからは慰労会。雨の祭りも、一つのエピソードとして、語られてゆくだろう。散会後、今後の役員選出法などについて、役員としばらく話をしてから、帰ってくる。

集落の一大イベント、今年の祭りも、とにかくは、無事に過ぎた。


雨祭

2015-09-27 07:40:51 | 暮らし

9月26日(土)   いちじ 

朝は曇り空。花火が打ち上げられる。祭典の合図だ。天気予報は、午後からは晴れるという、よいほうに向かう予報。8時に集合した仲間たちは、その予報を信じて、役員の挨拶ののち、それぞれに祭の準備にかかる。

山車の飾りつけ、集会所広場の祭り飾り付け、集落の中心の山車の休憩場の準備、神社での食事場などの準備、買い出しなど、それぞれに動き出す。ここのところずっと、山車の飾りつけをやっているので、山車に彫刻を取り付けたり、天井に障子や根をはめ込んだりする。これらの一番大事な作業は、山車の格納庫の中で出来るようになっている。最後に、念のためにと、屋根に透明のポリフィルムを張り付けて、雨対策をして、山車を引き出す。

これからは、幕を掛けたり、太鼓を据え付けたり、最後の作業。その最中、ごく弱い霧雨が降っては来るが、これも今年の雨秋の愛嬌ぐらいに思い、もし降ったら、濡らしたくないとの判断で、延ばしておいた、幟を立てて、昼上がりの解散。

昼食後、さあ、これから夜までは、歩かなければならないと、半纏を羽織り外に出ると、まだ?、という感じで、霧雨が落ちている。集まった皆も、少し不安そうながらも、片方で、予報は降ると入っていないことを信じて、出発。道中囃子の笛太鼓でにぎやかに、集落を引き回す。休憩所では、その霧雨もほとんど上がり、集落の面々が、山車の周りに集まってくる。年に一度のにぎやかさか。

そして、神社へと出発。再び霧雨が落ち、心なしか強まっているように感じる。メガネに付く水滴が増えたようで、時々拭かないと見えにくい。途中の休憩所、小学校の前庭に到着するころには、はっきりと水たまりができるほどの雨量となった。

神社の前庭は、この間の長雨のせいで、ぬかるんでいるうえ、この雨で、腰を下ろして、休める状態ではないとの報告で、この場から引き返すことにするとの、役員の判断。山車を引き回す、三集落の集合、競演ののち、それぞれに、個々の祭り場に変えることになる。5時過ぎに、県道を戻り、1時間強、休みもなく、祭場に帰り着く。子供たちは元気だ。うっぷんを晴らすように、太鼓を打ち続ける。我々は、集会所に上がり、一杯飲みながらの一休み。おにぎりの軽食も出す。子供たち、子供会の親たちも、格納庫内の即興の宴会場で、それぞれに食事をとったり、飲んだり、そして、お囃子の笛太鼓。

8時半、お囃子の音も絶え、わっわれは、山車を格納庫内に押し入れ、明日の片付け、後始末を約束して解散。家に帰り、しっとり濡れた半纏を脱ぐ。


トレイ育苗

2015-09-25 17:48:00 | 農作業

9月25日(金)   いちじ 

強く降ることもあるが、弱い雨が降り続く。止み間もあるが、肌には、雨粒を感じる。

精米をしながら、種蒔。当然雨の中なので、畑ではなく、作業場の中だ。トレイに培土を入れ、中生のタマネギの種を蒔く。こんな天気だからと、葉物の種もトレイに撒く。発芽させて、ある程度育ててから、畑に定植した方が、生育もよいだろうし、虫害対策としてもやりやすい。少々手間はかかるが、全体を考えるとよいやり方といえるかもしれない。ダイコンやニンジンなど、根菜類は、ちょっと無理だろうが、ほかの野菜=ホウレンソウやチョウホウナなどもやってみようと思う。

今日は、チンゲンサイ、サイシンなどを6トレイ播く。


変換畑

2015-09-24 18:28:28 | 農作業

9月24日(木)  

朝のうちは、陽も射すことはあったが、その後は、どんより曇り空。昼からは、3時ころから、ポツリポツリとしてくるが、濡れるほどの雨にはならない。

田んぼからの変換畑の作業。施肥、鋤き込み、菜花の種蒔。不織布述べたがけ。午後も一時間ほど作業する。連れ合いが出かけているので、配達をして、その後、鶏舎周りの草刈り。

変換畑は、今年のコメの収穫のすぐ後なので、コンバインが排出した切り藁が、そのまま鋤きこまれている。シーダーテープ播種機にその藁が引っ掛かり、邪魔をするので、覆土する機能が働かない。ほとんどテープが露出している。田んぼ裏作の場合など、種蒔後の覆土は省略するので、露出したまま、不織布をかける。これからすぐにも雨になるだろうから、水溶性のテープはすぐに融けて、種は土の表面に落ちるだろうから、発芽はうまくゆくだろう。


秋分

2015-09-23 18:01:14 | 農作業

9月23日(水)   ときどき 

畑に使う田んぼの畔、法面の草刈り。ほぼ半日仕事。午後は、花畑。短いマルチを3畝張る。10メートルほどの長さなので、小型管理機で肥料を鋤きこんで、手作業、鍬を使って、フィルムの際に土をかけての作業。短い畝だと、機械でやると、最初と最後の手作業ばかりで、しかも手間を食うようなもの。鍬を使う作業は、腰が痛くはなるが、しょうがない。

夕方、寺の案内を配るため、集落を一回り。日没が早まり、夕日がまぶしかった。秋分の日。これからは、だんだん夜が長くなる。作業も早めに仕舞にして、ゆっくりする時間を取ろう。そろそろ、風呂を沸かすようにしようかと思い、風呂釜の周りの草を刈り、きれいにする。


彼岸

2015-09-22 18:35:54 | 農作業

9月22日(火)   いちじ 

午前一番で、籾摺り。9時半ころに終わる。

その後は、トラクターを家の近くの田んぼに運ぶ。ずっと田んぼとして使ってきたが、今後畑として、使ってみようということになった。この秋は、雨が多かったから、まだ、水がたまっているところもある。全部を耕すつもりはない。上の段へと法面を持つ際は水がたまるし、土も過失になる。この先、明渠にして、溝を切ろうとは思うが、まずは、比較的乾いている部分を畑として、すぐのも利用したい。ということで、どんな具合か耕す。最初はロータリーの回転を遅く、荒く耕し、二度目で、回転を速くして、土を細かくする。かなり水分を含んではいるが、十分畑として使えそうだ。

午後は、秀畑。5畝マルチを張る。今年は、太陽熱処理をやらなかったので、菜っ葉類もマルチ畝に蒔こうと、穴あきマルチを張る。種蒔は少々大変だが、連れ合いは、そういう作業は苦にならない、というので、やってもらうことにする。

今年は、彼岸花はいっせいには咲かなかった。早いものは、もう色あせているし、遅いものは、今蕾を伸ばしたところ。全体的には、やはり今が、満開。あまりきれいではないが、季節の象徴。

    

手前の白い花は、ニラの花。栽培は、道の反対側のハウス内だが、どうして増えたのか、びっしりとニラの群落が、できている。


日記

2015-09-21 18:49:20 | 農作業

9月21日(月)  たり たり

世の中、シルバーウィークとやらで、秋の大型連休中。当地も、街中は混雑なのだろうか。一日家での作業。

米類の片付けや、掃除をしながら精米。その後は、タマネギの種蒔。トレイに撒いて、前の畑の苗床に並べる。土曜の草刈りから引きずる疲れもあり、のんびり作業で一日を暮す。

夕方は、早めに上がり、10月に行う寺の施食会の案内文を作ったり、事務処理。


行燈張

2015-09-20 18:23:18 | 暮らし

9月20日(日)  いちじ 

秋晴れが安定してきたようだ。しばらくは晴天続きのようなので、畑作業を加速しなくては。午前中は、秀畑で、大根用の畝立、マルチ張。

午後は、地区の行事。次の土曜日は、祭礼。引き回す山車の準備。敷地周りなどの草刈り、屋根に載せる障子や、行燈に紙を貼り、山車の電気関係の点検などの準備。しばらくは、晴天だが、当日からは雨の予報が出てきて、心配だが、こればかりは天に任すしかない。作業終了後は、バーベキューで一杯。気持ちよく帰ってきて、一休みしたところ。

これから、シャワーを浴びて、きっと、また一杯だろう。