畑のつぶやき

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食、農への思い

エコオイル?

2011-10-20 18:40:02 | 農作業

10月20日(木)   いちじ 

早朝、ごく弱い雨がしばらく降る。その後は曇り空。昼ころは、少し太陽も顔を出し、暖かくなる。

コンバインの分解清掃を終わらせる。オイルを吹き付け、防錆。

今年は、コンバイン用のオイルとして、植物由来のオイルが販売された。(今までもあったのかもしれないが) コンバインは、その作業性から、チェーンや、カッターなど、作業時に注油する個所が多い。イネを刈り取り、その茎葉を移動させ、籾を脱穀し、残った藁を移動させ、カッターで裁断し排出する。この全行程に、様々な形のチェーンが使われ、カッターも多い。これらの部分を適正に作業させ、維持するために、オイルを注す訳だ。このオイルは従来、石油由来のものだった。全体からみれば少量かもしれないし、広い田んぼからみれば大海の一滴かもしれないが、気になって、てんぷら油の廃油を使ったこともあったが、最近は、「しょうがない」と、既存のオイルを使ってきた。

今年、農協のコマーシャルで、(コンバイン専用オイル=植物由来のエコオイル)を見た。早速に問い合わせる。在庫してなく、注文だと云う。注文した。職員曰く。「在庫していても、買う人なんかいないよ」。かもしれない。ほとんどの場合。注油用は、ギヤオイルの廃油で、間に合わせている。注油用のオイルをわざわざ購入するなんて、しかも、金額は、かなり高い。

コンバインの格納前の、最後の仕上げに、オイルを吹き付ける。脱穀部や、籾の搬送部も鉄板だ。オイルを吹き付けておく。植物由来だと思うと、気持ちよくできる。ほんのちょっとしたことだし、神経質すぎるのかもしれないが、こうしたことの積み重ねが、環境への負荷を、減らすことになるのだろう、と、自己満足。他のことは、いい加減なのだが。

午後は、畑。マルチフィルムの撤去。

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