畑のつぶやき

畑や田んぼの作物の生育や農作業の報告
農家の暮らしの日記
田畑を取り巻く自然の移ろいの描写
食、農への思い

再開

2014-08-31 19:26:42 | 農作業

8月31日(日)  

昨日の雨は、午前中に上がっていたし、今日は、曇りの予報。稲刈りの再開を決める。

全開刈り終えた田んぼに置いたままのコンバインを次の圃場に搬送。午前中に刈り終える。コンバインに3杯と少し。乾燥機に移しながら、昼食。朝、握っておいたおにぎりをほうばる。天気は、今日の日中は持ちそうなので、次の圃場も刈ってしまうことにする。乾燥機を通風運転にし、トラックで、コンバインを搬送。再び、刈取り。不定形で、小さい田んぼもあるので手間がかかり、5時近くに、ようやく終わり。次は、この地区の受託の稲刈りなので、コンバインは、置いておく。またも雨の予報なので、しっかりシートをかけて、帰宅。

コンバイン3杯今日のモミを乾燥機に入れて、乾燥運転。5時半だった。タイマーで、5時間を設定。その時点で、水分を測定し、再設定をするつもり。また、夜に何度か、乾燥機をチェックする作業だ。


四日目

2014-08-30 18:43:55 | 農作業

8月30日(土)   のち 

目が覚めたのは、まだ真っ暗な3時ころ。外からは、本降りの雨のたたく音。今日もダメだ、この雨では、刈れるようにはなるまい、と再び眠り込む。次に目覚めたときは、うっすらと明るくなった、5時過ぎころ。雨音はまだ続いている。相変わらずの本降りだ。この雨では、畑仕事も、ままならないだろう。起きる気にならず、そのまま布団の中で、雨音を聞いている。6時をだいぶ回ってから起床。

雨は、9時過ぎまで続き、弱まり、時々、パラパラするような、相変わらずの空模様になる。こんな天気だからと、出荷を手伝う。昼近くには、空も明るくなる。もう降らないだろうという空模様。しかし、稲刈りには向かない。稲は露を持ったままだろう。

午後は、秀畑の草刈りをしようと、モアを用意する。耕していないので、この雨で、草が再び伸びてしまい、耕すには、刈ってからのほうがよさそうだ。というわけで、畔もそうだが、畑の中の草刈りだ。モアだと、きれいには刈れないが、草が細かくなるので、鋤き込みやすくなる。4時過ぎまでの作業。

ハウス内の春菊。ポツポツと発芽してきた。いつまでも被覆しておくと、もやしのようにひょろひょろになる。全体に発芽はしていないが、太陽シートを撤去する。

 


パラパラ

2014-08-29 18:00:21 | 暮らし

8月29日(金)  

カウントされるような雨は、夜中に1㎜ほど降っただけだが、一日中、どんよりした空が続く。そして、ほとんど、弱い雨がパラパラしている。フロントガラスに、ポツポツとするくらいだが、時折、ワイパーのスイッチを入れようかと思うほどにもなる。そんな一日だった。

田畑を一回りしてくる。稲刈りはとてもできる状態ではない。稲の葉には、水滴が止まり、稲穂もしっとり濡れている。雨量は少ないから、田面は少し濡れている程度で、全く問題ないのだが。畑は、たっぷりとはいかないが、潤いを得て、穴あきマルチの畝に蒔かれたニンジンの種は、発芽を始めている。二週間ほどかかる、ゆっくりとした発芽だが。熱処理マルチの畝間は、ヒユナがいっせいに発芽し、伸びたものは、10㎝ほどで、生き生きとしている。

何かをやらなければと思うのだが、外に出ようと思うと、パラパラとテラスの屋根のビニールトタンをたたく雨音に、気勢をそがれる。何をするでもない雑用と、書類整理などをしているうちに、夕方になる。風呂を焚きに表に出ると、今も、ポツポツ。薪を濡らすほどではないが、焚き付けの新聞紙には、水滴がにじむ。

稲刈ができない天気になり、3日目。予報を見る限り、まだ、3日も続きそうだ。こんなに長く、稲刈りを中断することは、過ってないことだ。


季節変り

2014-08-28 17:44:53 | 暮らし

8月28日(木)   いちじ 

一日中、雨がパラパラとしている。ほとんど濡れるほどではなく、止んだり降ったりの繰り返し。時折、ちょっと強まることもあった。

午前中、ハウス内。草を取り片づけ、小型管理機で耕す。からからに乾燥しているので、土は固く何度か耕し、春菊の種蒔をして、たっぷりと水をかけ、太陽シートで被覆。発芽を促すため。

午後は、ゆっくりと休養日とする。

今朝は、この夏初めて、朝に洗濯機を回さなかった。一日に、2回、3回と作業着も含め着替えをするから、すぐに洗濯物の山ができ、洗濯機を動かさない日はなかった。しかし、昨日ぐらいから、昼に着替えをする必要がなくなった。全く汗をかくことなく、1日が終わったのだ。天気予報でも、一気に10月の気温になったといっている。起用も肌寒いくらいの気温だった。季節の変わり目を感じる。

この天気はまだ数日続き、晴れるのは、来週になってからとのこと。待ち遠しい。まだ稲刈は、たっぷりと残っている。


大変だ

2014-08-27 17:37:24 | 農作業

8月27日(水)   いちじ 

午前中は、出荷の手伝い。午後から、患者会のボランティアで出かけるというので。午後は、籾摺り。

最初に刈り取った乾燥機一杯のコメ。具合の悪い機械で、どうにかこうにか乾燥を仕上げたが、これが、乾燥のしすぎとなってしまったようだ。米袋をあけて、何点かサンプルを測定したが、全体的に、1%ほど水分が少ない。標準は、14.5~15%に仕上げる。我が家のストック用なら、あまり問題ないのだが、米屋さんに販売しようというものだ。確認しようとコメ店に行き聞いてみる。胴割れさえしていないなら、引き取るというので、一安心。

昨日の乾燥は、初めてのことでもあり、かなり慎重に、何度も夜中に起きて、機械の様子を見、都度、水分計で測定。これが結構大変だ。主導で籾摺りする、ハンド籾摺り機で、少量の玄米にし、測定用の皿にピンセットで米粒を拾い入れる。約20~25粒。そして、測定機にセットし、ハンドルを回し、米粒をつぶして、測定。その水分量から仕上げの水分を引いて、運転タイマーをセットする。慎重にやるから、どうしても、時間を短めに、温風も低めにするから、どんどん時間が伸びてしまう。結局仕上がりは、午前中の遅めになってしまう。

大体の感じがつかめたので、次回以降は、もっとうまくできるだろうが、なかなか大変なことだ。米つくりは、すべてにわたり、機械化されているので、ひとつ機械が不調だと、身動きできなくなってしまう。

今後のこと、どうしようか、じっくり考えなくてはならない。


認知症(機械の)

2014-08-26 19:03:58 | 農作業

8月26日(火)  

午前中は、昨日残った田んぼの刈取り。コンバインのタンクに2敗と少し収穫し戻ってくる。そのまま格納庫に車ごと入れて(雨が心配なので)、昼食。午後は、乾燥が仕上がった乾燥機内のモミの籾摺り。その後、今日の分を乾燥機に入れて、乾燥運転。

ところで、乾燥機に、異常が起きる。モミの水分を測定しながら、自動で、感想を進める仕組みだが、その水分を測定するセンサーを制御する、基盤部分の異常だ。測定された水分を正しく認識できなくなった。まるで、でたらめな水分を検知し、表示する。だから、乾燥機の温風の制御もいい加減になるし、まだ乾燥が終わらないのに、低水分と認識して、乾燥を止め、機械を停止してしまう。基盤を交換すればよいのだが、古い機械で、製造が中止され、部品がないという。とすると、乾燥機自体を買い替えなくてはならない。それには、100万を超す経費が掛かる。さてどうするか。

もし、どうにもならないのなら、買い替えるしかないのだが、タイマー運転をしながら、自分で、水分を測定しながらなら、乾燥運転は可能だ。かなり頻繁に機械を見なくてはならないし、夜中にも、何回か、起きて、点検、調整をしなければならない。

実のところ、昨日のモミも、ちょっとおかしいと思ったから、夜中の2時に、行ってみたら、乾燥が終わらないのに、機械は停止していた。なんとかだましだまし、乾燥を仕上げ、今朝、農機店に連絡、点検してもらったら、基盤の異常という診断をもらった。

とにかく、今年は、なんとか、この機会を使うしかないと判断した。農機店から示された、乾燥機は、私のように、自給用のもち米を少し作る、というような少量の乾燥はできないものだった。米つくりをする限り、正月の餅用のコメは作り続けたい。そのためには、今の乾燥器も残すしかない。となると、どうするか。今年はやるしかないが、来年以降は、規模を縮小し、自給プラス、直接販売の分だけの米つくりで行くか、乾燥機を入れて、今の規模を続けるか、どちらかの道を選択するしかないだろう。


稲刈

2014-08-25 19:10:35 | 農作業

8月25日(月)  

予報は、時折、小雨が降るような一日。しかし、空は、曇りながらも、明るく、降るような感じはしない。雨雲の予報も、確実にかかるという感じではない。稲刈りをすることに決める。コンバインを運び、軽トラックにグレンコンテナを積んで、圃場に向かう。基盤整備をしていない変形の田んぼ。強湿田で、暗渠排水もないから、早めに刈ってしまうことにした。コンバインのタンクがいっぱいになると、軽トラのコンテナに入れる。3回入れたら、家に運び、乾燥機に入れる。コンバインのタンクに8杯ほどで、乾燥機がいっぱいになるほどの量だ。最初の田んぼを刈り終ると、ちょうど6杯だった。コンバインを走らせて移動して、次の田んぼに向かう。軽トラで家に向かい、乾燥機に入れながら、遅い昼食。朝、用意しておいた、おにぎりをほうばる。2時をだいぶ回った時間だが、空は、真っ黒い雲に覆われ始めてきた。これは、やばいかなと、雨雲予報を見るが、どうやら、雨雲ではなさそうだ。しかし、昼食は、ゆっくりとはせず、立ち食いで終わらす。

次の田んぼ、コンバインに軽油を給油し、作業を始めるころには、明るくなり、少しだけ、日差しも出る天気。よかった。コンバインに2杯分刈り取り、今日の作業は終わりとする。半分近く刈ったかな。残りは、二日目に。

乾燥機に入れ、乾燥運転を始めてから、圃場に戻り、コンバインにシートをかける。万一降られてもと、二重に覆っておく。


変り目

2014-08-24 18:21:11 | 暮らし

8月24日(日)  

天気が変わり目を迎えたようだ。明日から、本格的に稲刈りを始めようと思っていたが、果たして、どうなるか。今日も、すっきりしない天気で、弱い雨がぱらっとするような天気で、明日から、3日間は傘マークがずらり。しかも、はっきりしない雨で、時々小雨という、稲刈りをしようかしないか迷うような天気が続くようだ。降ってしまえば、あきらめは付くのだが、降るか降らないかはっきりしないのが、一番困る。刈取りを始めたら降られるの、もっと困る。乾燥機は、ある程度の量が入らないと、うまく機能しないし、半端な残りは、刈取りの能率をえらく悪くする。

しかし、こればかりは、自然相手のこと、どうにもならない。先は長いと、じっくり構えているしかない。

田畑を見て回ったり、家の周りの草刈りなどを少し。あとは、天気のように、すっきりすることなく、どんより過ごす。


2014-08-23 18:28:06 | 暮らし

8月23日(土)   いちじ 

目が覚めて、雷の音を聞いたのか、雷の音で、目が覚めたのか。真っ暗な、3時半ころだった。かなり遠くのようだ。稲光が、窓外を明るくするようなこともなかったと思う。雷雲は来てくれるのか、はたまた、肩透かしを食うのか。けれど、降ってほしいと念じながら、うとうとしている。ぱらぱらと、大粒の雨がとたんをたたく音がしてくる。降ってきた、と喜んだのは良いが、どれくらい降るのわからない。雨雲レーダーだと、パソコンの電源を入れる。かなり大きな雷雲が通過するようだ。数時間は降る予報。軽トラの窓は、大きく開け放ったまま。締めなくちゃと、外に出る。家に入ると、裸の上半身は、タオルのお世話になるほどに濡れている。

10日ぶりくらいの、濡れるほどの雨に、喜びながら、まだ暗い、と布団に横になる。目が覚めたのは、6時をだいぶ回ったころ。弱くはなっているが、雨音は続いていた。その後すぐに止んでしまうが、庭には小さな水たまり。畑が濡れるほどの、数㎜くらいは降ったようだ。この雨は、もう一度、昼から2時間ぐらいも、降ってくれた。

宮畑。モアでの草刈り。昨日までは、カラカラで、土埃を気にしてやれなかったが、少しのお湿りのおかげで、やれた。大豆畑の中の草取りも、大きく伸びたヒユナだけだが、一通りとり終える。機械での中耕は、大豆が大きくなりできそうにない。しかし、草自体も、大豆の日陰で、生育が抑えられるので、もう一度、拾い草をする程度で、済みそうだ。

午後は、あまおとをききながら、昼休みを伸ばし、結局だらだらと夕方を迎えてしまう。


新米

2014-08-22 18:25:42 | 農作業

8月22日(金)   いちじ 

猛暑は続く。昼休みをしている、2時から3時にかけてが、もっとも、暑さの天井のようだ。今日も、動き出すのは、3時過ぎてから。

前の日には、明日は、こんな予定で動こうかなどと考える。昨日も、もち米は刈り終えたので、明日は、少し畑仕事をしよう。秀畑は、まだ片づけも済んでいないので、やってしまおうか、と決めていた。そして、夕方に、もち米を籾摺りしてしまおう、と。

しかし、開けて、今日。朝から日差しは強く、気温もぐんぐん上がる。カラカラの畑では、砂埃もひどいだろうし、びしょびしょの作業着はすぐ泥だらけになってしまうだろう、などと想像すると、やる気は、すぐにしぼんでしまう。どうしよう、そうだ、とにかく、籾摺りを先に済ませてしまおう、と安易な方を選んでしまっている。

そして、午後は、猛暑。3時を過ぎてからは、田んぼの状態を見て回ろうと、これまた、易しいほうへと、舵を切ってしまう。稲の様子を見ないと、今後の予定を立てられないからと、言い訳を作り。夕方には、雲も出てきて、日差しを遮り、いくらかは涼しく感じる。開け放った窓からは、気持ち良い風、車を走らせて、一回り。帰ってくると、5時を回る。もう、夕食時のビールがちらちら。仕事にはならない。

今日の作業は、結局、もち米の籾摺り。新米を保冷庫に入れてお終い。