畑のつぶやき

畑や田んぼの作物の生育や農作業の報告
農家の暮らしの日記
田畑を取り巻く自然の移ろいの描写
食、農への思い

また、雨

2012-11-30 17:58:44 | 農作業

11月30日   のち 

午前中は、薄日が射したりもして、暖かい。さつま芋掘りでは、シャツ一枚でも暖かい。最後に残った一畝を、頑張って掘り上げる。腰は、パンパンとなるが、とにかく終わった。100kgには欠けるが、今年も、全体的に収量はよかった。整理して、コンテナに詰めて、車に積み終わる前に、昼のチャイムが鳴る。もう一度来るのは無駄だから、全部終わらせ、遅めに帰宅。

昼飯後は、横になり、腰を伸ばし、少しでもと、腰枕で、矯正。ゆっくり休んでから、作業場に積んであるサツマイモを整理。種芋と、貯蔵用と、年内出荷用に分ける。寒いので、閉め切って作業している。ラジオを聞きながらやっているが、外の方で、何か音がしてくる。少しは風も出てきたようだが、風音だけにしては、と窓を開けると、地面は濡れ、水溜りに、小さな雨粒が跳ねていた。

弱い雨だが、まだ降り続いている。思いもかけない、予想外の雨。イモ掘りを終わらせてしまって、よかったと、ホッとした。


熟睡

2012-11-29 18:15:23 | 農作業

11月29日(木)   いちじ 

すっきりとは晴れないが、暖かな一日。さつま芋掘りは、シャツ一枚。午後には、連れ合いも着てくれたので、200kgほど掘り上げ、大まかに整理して、コンテナに入れる。軽トラックの荷台に積み込むと、暗くなる。さすがに、一日、スコップを持っての作業で、腰が痛いのを通り越す。

昨日の続きだが、猫って、本当に体が柔らかい。熟睡しているソラの身体は、いかようにもなると云う感がする。安心しきって、熟睡している時は、本当に無防備だ。

    

    

    


いたずら

2012-11-28 18:34:28 | 暮らし

11月28日(水)   いちじ  いちじ 

連れ合いが、午後出かけるので、午前中に終えたいと云うので、出荷作業。患者会で出かけるが、野菜の注文があり、持って行きたいので、、それまでに、箱詰めすることに。じゃあ、出荷作業は早めに終わらせ、午後は、サツマイモの収穫をと考える。昼ごろには、雨になるかもしれない、との予報だが、降ってもパラパラ程度だろうと。朝方には、陽射しもあったので、洗濯物は外干しとした。しかし、昼近くにはパラパラと来る。午後もこんなものだろうと思っていた。

出荷も終わったので、ゆっくりと昼休みをしていたら、雨音のするほどの雨。しばらくは続き、庭には水溜り。畑に出かける気持ちはなくなり、サトイモの整理や、雑用で、時間をつぶす。

この間、寒くなってきたので、ソラは、ストーブの前の指定席か、人の膝に飛び乗り、眠ることが多くなった。こないだも、膝の上でよく寝ていたもので、ちょっとアルコールで、気持ちもよくなったので、いたずらする。

    

    

うるさいなーと云う顔をした

 


イモ掘り

2012-11-27 18:09:17 | 農作業

11月27日(火)   ときどき 

日は射すが、土は水分で飽和状態。午前中は、機械の点検や部品交換などの修理をして、様子を見て、午後畑に行く。秀畑で、サツマイモの収穫。マルチを張ってはあるが、その下の土も、しっとりしている。イモ肌に土は付着する。

秀畑は、我が家より東にあり、依り海に近いから、いくらかは暖かいと思う。しかし、霜は降りたらしく、葉っぱが霜やけを起こしている。強い霜が来る前に収穫してしまいたい。最優先の作業にしなくてはならないが、丸丸二日はかかるだろう。

午前中、我が家の脇の畑のサトイモを、少しだけ掘ってみる。こちらは、サツマイモと違って、水が必要な作物。夏場の、暑さと雨不足で、茎葉の育ちが悪く、不作だろうと思っていたが、その通り。よくできるときの半分位しか、イモが付いていないし、小さい。この先も、夏の雨不足は、常態化しそうなので、用水を使えない畑では、夏を乗り切ることが、難しくなりそうだ。


刃物は要らぬ

2012-11-26 17:45:15 | 暮らし

11月26日(月)  いちじ 

朝には上がっていたが、夜中に降った雨は、大きな水溜りを作っている。朝のうちこそ、薄日も射したりしたが、すぐに降りだした雨は、午後には、大雨となった。その上、風が強くなり、今は、ヒューヒューという風の音が、雨戸を揺らしている。

何をするともなく、一日が過ぎてしまった感じだ。やりたい作業は、たくさんあるが、これではどうにもならない。やる意欲も無くなってしまう。よく、「〇〇殺すに、刃物はいらぬ、雨の三日も降ればよい」、などといわれる。田んぼの場合はいざ知らず、畑は、本当にそうだ。特に、粘土質だったり、水はけの悪い、畑だから、なおさらだ。根菜類が多い、この時期、グチャグチャの畑では、たとえ、雨が上がったからと云って、すぐに収穫とはいかない。気温も低くなり、土の乾きも遅くなる。べったりと泥の付着した根菜類は、始末に悪い。サツマイモや、サトイモの収穫には、気乗りがしなくなる。

少し、安定した天気になってほしいものだ。


衆議院選挙

2012-11-25 19:05:04 | 暮らし

11月25日(日)   いちじ 

晴天の朝。しかし、庭は水溜りが大きい。グチャグチャした庭で、なんとなく、畑に出かける気分にならない。洗濯をしながら、ゆっくりと新聞に目を通す。頭を抱えながらも、振り切って、外に出るが、出荷用の精米などで、済ませてしまう。午後は、集落の行事ということもあり、気を抜いてしまう。

祭典の会計報告を終え、地元の料理屋で、懇親会。まだ、明るいうちに帰り、風呂釜に火をくべながら、キーボードに向っている。

地元の消防団の幹部が話してきた。先日、東北の被災地を視察してきたと。もう十数年以上、消防団の役員をやっているが、例年の視察は、半分慣行だったが、今回は、そんな気分になれなかった、と。それに反して、今この時に、政権選挙などと、全く、訳が判らないと、一滴も酒を飲まない彼が、となりにすわり、途切れることなく、話し続けた。おかげで、喉を潤すことはできても、胃に放り込む間もなく、合いうちを打ち続けざるを得なかった。

前回は、選挙の大義はあった。政権交代だったが、私は、自民党の政権に終止符を打つ、ことの意味が大きいと思っていた。その後は、バラ色ではなく、混乱だと思うが、まだその方がましという選択だと思った。新しい方向に進むには、それはつきものだと思った。しかし、多くのマスコミも、そして、世論と称するものも、新しい政権の、ちょっとしたつまずきを、今までと同じように、たたいた。その結果が、一年ごとのトップの交代と、変わることのない支配機構の延命と、再活性をもたらしたと思っている。

だから、今回は、選択のしようもないほどの、価値の細分化と、独裁とも言える権力の集中での、現状打破を望まざるを得ない状況だ。現状の継続にはうんざりだ。しかし、自民党政治の再現は二度と許したくない。大阪発の第三局は、不気味な不安要素を抱えている。冷戦時代から続く革新政党はどちらも賞味期限切れでゴミ箱行きだ。もう一つの第三局「B」といわれる流れぐらいが、無難と思わないでもないが、こちらは、古い政治屋グループの集まりという感をぬぐえず、人気はない。

さて、どうしたものか、全く分からない。

 


もう師走

2012-11-24 18:46:52 | 暮らし

11月24日(土)   ときどき  いちじ 

作業開始の時間ころから、冷たい雨が降り始める。強い雨ではないが、気温が低いので、寒い。

ハウス内で、出荷用のニラを取っていると、携帯が鳴る。母のショートステイ先だった。「先ほど、御迎えに行ったのですが、どなたもいらっしゃらなくて」。エッと思って聞くと、今日からのショートステイなので、迎えに行ったのだ、と。

こちらから、折り返し連絡すると云って、書類を調べると、こちらは、25日からになっている。間違いない。日曜日で、人出が無いから、家族送迎でと、ケアーマネジャーから言われてもいたので、忘れようもない。その後、変更になったが、こちらには、連絡しないままだったのだろう。たまにこんなことはある。同じ集落の人で、連れ合いの仲間たちの一人。

もう一度、迎えに来てくれると云うので、急いで、ベッドに入っている母を起こして、着替えさせる。着替えなども、バックに詰め込み、迎えを待つ。明日、送ってゆかなければと思っていたのに、今日に迎えに来てもらい、一日助かった。

出荷作業を終えて、母の部屋のお掃除。

次回出荷は、11月の最後。もう師走の出荷となる。年末年始のご連絡を作成する。一年の過ぎる速さに唖然としながら。寒い雨上がりの日のちょうどよい時間つぶし。


雨休

2012-11-23 18:48:06 | 暮らし

11月23日(金)   いちじ 

雨のため、外作業はせず、作業場で、ヤマイモの整理を終わらせる。小さめのイモは、種芋用とする。ショウガも整理し、種生姜を用意する。これらは、サツマイモの貯蔵時に、一緒に、来春まで、地中深く埋めておく。

その後は、明日の出荷用に、イモ類を計量し、包んでおく。ちょくちょくと雨が降るので、身体を休める時間が多い。なんとなくダラーっとする感じだ。


高齢者医療

2012-11-22 19:15:41 | 介護日記

11月22日(木) 

朝には上がっていたが、強い雷雨だったようだ。この私も、夢現に雷音を聞いていた。予報は、昼ころからは晴れると云うことだったが、一日太陽は顔を出さなかった。

午前中は、私の歯科予約があり、午後は、母の病院。両方とも、中途半端な時間だったので、まとまった作業はしなかった。出荷用の米の調整や、ヤマイモの整理で、お茶を濁す。夜間の雨で、畑も濡れているだろうし、こんな天気なので、連れ合いも、髪を切りに行くとか云っていた。

所で、母の病院でのこと。この所、疑問に思っていたことを医師に聞いてみた。

母は、認知症かもしれないと、診察を受けたのは、もう7年ほど前。父の死後すぐのころだった。連れ合いが、総合病院に連れて行き、診断を受け、アルツハイマーの症状が判り、アリセプト錠を処方され、飲み始めた。以後、介護関係の都合もあり、依り家に近い病院に変えたが、処方は続いている。そのほかにも、血圧を下げる錠剤も服用している。数年前に、あまりにひどい夜尿症と、多尿のため、いろいろと調べて、抑鬱剤が、高齢者の夜尿症に効果がみられると云う情報を得て、トフラニール錠を処方してもらい、現在にいたっている。

アリセプトも5㎜錠だったが、途中10㎜に変更された。これに関しては、一年ほど前に、年齢(当時で、93歳)からみて、10㎜を続ける意味があるかと、質問したところ、5㎜に変えてみましょうか、ということだった。

今回は、年齢的なことも考えて、三種類の薬を飲み続ける意味があるのか、効果はあるのか、絶った場合、何か変化はあるのかと、質問してみた。

答えは、トフラニールの場合、飲むのを止めてみても、構わないでしょう。何か様子に変化があったら、再開すると云うことにすればよいでしょう。アリセプトは、飲むのを止めても、変わりはないでしょう、という答えだった。それで、血圧の薬だけは、直接体の変化にかかわる薬なので、続けることとして、他の二種類は止めることにした。

このような措置は、医師の方から、提案されることは、まずないだろう。患者側から、質問してみない限り、必要でもない薬、効果もはっきりしない薬をずっと飲み続けることになる。

こんな現象も、高齢者医療の行き詰まりの一因でもあるだろう。


インフルエンザ

2012-11-21 19:13:17 | 暮らし

11月21日(水)   いちじ 

ほぼ快晴の好い天気。気温は少し低くなり、空気は、ひんやり。

午後、インフルエンザのワクチンの接種に行く。今年で、三回目だそうだ。ひょんなことから、かかりつけの病院を持ち、主治医のような医師とのかかわりをして、まる7年になろうとしている。この間、自分の体の状態を定期的に点検している。大腸や胃の内視鏡検査。血液検査。必要と思った時の、画像検査などだ。胃や大腸の小さなポリープの摘出はしたが、他は全く問題はない。いたって健康そのものだ。しかし、還暦も過ぎたことだし、車も車検があるように、自分の体の状態を知っておくことも、悪くないと、続けている。

今の主治医は、三人目だが、最初に世話になったのが、総合診療科の医師で、専門が、感染症だったから、以後もその流れの中にいる。それで、毎年、この時期になると、インフルエンザの予防接種を勧められる。最初のうちは断ってはいたが、60歳を過ぎてから、まあ、50%以上ぐらいは、効果があるようなら、と勧めを受けることにした。もうこの歳になったら、少しぐらい副作用にあっても、それほど大事ではないだろう。万一、インフルエンザにかかり、他の人たちへと広げることになるよりは、良いだろう。そんな気持ちになっていた。

あまり、人の多いところにはいかないし、これからの季節も、田んぼや畑との付き合いなのだから、感染する確率は、ごく少ないとは思うのだが。

午前中は出荷作業。午後は、接種を挟み、ショウガ収穫、ダイコン間引き。ショウガの収穫も完了。