畑のつぶやき

畑や田んぼの作物の生育や農作業の報告
農家の暮らしの日記
田畑を取り巻く自然の移ろいの描写
食、農への思い

法要

2010-10-31 17:16:06 | 暮らし
10月31日(日)    いちじ  

台風一過とはいかない。少しは晴れ間もあるが、基本は曇り空。めちゃくちゃの10月の晦日。その最後の日も、夜には降りだし、まとまった雨が、明日の午前中まで続くという。秋晴とはほど遠かった今年の10月。今日で終わるが、最後も雨で、締めくくり、11月も、雨で開けることになる。その後の天気は、晴れが続く予報だが、はたして。
所で、昨夜の台風。結局、あのまま、勢力圏を狭めながら、離れて行ってくれた。よって、台風の被害は、全くなかった。ただ、10月の多雨と、日照不足が、畑の作物に、かなりの爪痕は残してくれたと思う。
今日は、寺の前住職の13回忌の法要。精進落としで、昼を済ませて、帰って来て、一休み。酔いを少しばかり覚ませて、家の周りを一回りした所。
前住職は、私より、6歳ほど年上で、移住以来、同じ集落の先輩として、いろいろと付き合いがあった。若くして、リンパ腫で亡くなった。当時は、寺の行事には、父が出ていたので、私には、住職としての付き合いより、集落の様々な行事における付き合いの方が多かった。彼には、後継者がいなく、以後、寺の住職は、他寺の住職の兼務となり、今に続いている。
我が家でも、父が、5年前に死に、寺の裏山の墓地に、納骨したので、寺とのつながりは強まり、今に至っている。しかし、これからの、墓、寺、に付いて、今までの通りでよいのか、どうか?。
今までも、それとなく思ってはいたが、考えをまとめてみるのもよい頃に、なってきたようだ。

台風接近

2010-10-30 18:53:41 | 暮らし
10月30日(土)  

当然、雨が降っている。
こんな天気だから、二人で、出荷作業。午前中には、ほぼ終わらせる。
台風接近中で、時間がたつほどに、風雨は強くなるだろう。と云うことで、宅配の集荷ドライバーに、早めに集荷できる旨、連絡する。何時もは、夕方5時ころの集荷で頼んであるから。
午後は、インターネットを接続し、台風情報を確認しながら、ネット販売店で、資材の金額確認。屋根や、外壁のトタンは、調査して置いた金額から、積算をする。機械などの入口は、本当は、シャッターが最適なのだが、それでは金額が高くなる。取り付けや、調整も難しい。吊戸なら、私にでも取り付けることができる。しかし、きちんとしたものは、特殊な材料が必要となる。ホームセンターなどでは、購入できない。建築金物店に注文しなくてはならないだろうと、思ってはいたが、インターネットで、調べてみると、あった。メーカーのカタログも、ダウンロードできる。そのカタログを見ながら、ネット金物店で、ネットウィンドショッピング。何店舗かのぞいてみて、低価格、購入のしやすさなどを調査する。これも、実際の金物店よりは、かなり安く入手できることを確認する。
台風は、いよいよもって、近づいている。夕方早目には、外を一回り。被害が出ないように、点検しておく。
今から、一時間位の間が、最も近づくはずだが、案外静かだ。進路を少し東に変えたようだ。このまま進めば、暴風域は、かすめる程度で済みそう。ほんのちょっとした、自然の気まぐれで、被害が大きかったり、なかったり。運としか言えないのかな。

日記

2010-10-29 18:31:50 | 農作業
10月29日(金)  

昼ころに、一時的に太陽は顔を出したが、曇り空の一日。
庭の水溜りは、乾く暇がない。畑も、たっぷりの雨を吸って、飽和状態に近いだろう。だから、畑に出かける気にもならず、一日、納屋建築。
屋根の工事にかかる。鋼材の梁に、束を取りつける。束を挟んで、母屋と合掌を兼ねる材木を取りつける。母屋は、トタンを取りつける垂木を受けるもので、その役割と、屋根を支える合掌の役割とを兼ねさせる。ここまでできると、かなり全体の感じが判るようになってくる。柱の、三通りまで、完了。あと二通り。とにかく、雨の多い秋。屋根のトタンを張ることを優先したい。
今夜遅くからは、再び雨。そして、遅れてやってくる台風が、すぐそばまで、近ずいている。進路予報は、かなり近くを通りそう。たいしたことがなければよいが。

ネット店舗

2010-10-28 17:39:01 | 暮らし
10月28日(木)  

夜明にはまだ降っていなかった雨も、7時過ぎころから、小雨。午後には、雨音も聞こえる位に降ってくる。気温は上がらず、真冬でもこれ位の気温の日もある、そんな寒い一日。昨夜から、居間のストーブを点ける。暖を取らなくてはならない季節になってきた。
作業場で、米の精米などはやるが、殆ど、部屋で過ごす。
納屋建築の、材料を、ネットで、調べてみる。屋根のトタンや、外壁用のトタンなど。近くのホームセンターなどより安く購入できるものなどもある。便利になったというか、既存の販売方の解体と云うか。ホームセンターができ、一店舗で、あらゆる種類の品物が入手できるようになった。このために、昔ながらの、金物屋、種苗店、建築材料店などは、よほどの独自色を出さなければ、やっていけない。加えて、ネット販売店。品物を陳列するスペースはいらない、仮想店舗。品物を直接動かすことなく、販売してしまう。様々の経費が必要なくなり、安くもなるはずだ。

今日の七十二候
霎時施(しぐれときどきほどこす)  時雨がときどき降るころ
暦の云う通り、寒い雨が降っている。

生育不良

2010-10-27 18:52:00 | 農作業
10月27日(水)    いちじ  

予報ほどには晴れない。気温もぐんと低くなり、肌寒い。冬、間近の感じ。今朝、日の出前、濡縁に温度計を出してみる。8℃。もう、一ケタの、最低気温を記録する。今年の冬は、寒くなるとの長期予報だ。
ヤマイモの収穫。出荷作業。
午後、畑に行き、ダイコンや、葉物類にべた掛けしておいた、不織布を、すべて除去する。雨が多かったせいで、不織布が、畑の表面に張り付くようになった所もあり、そんな所は、草が突き破って出ている。葉を食べる虫たちも、不織布の下で、かなり活発に活動している。べた掛けが、奴らを保護してしまい、密度が高くなっているとも、考えられる。なまじ、掛けているより、撤去した方が、肉食の虫たちが、奴らを退治してくれるかもしれない。それと、秋も深まってきた。虫たちの活動も、気温とともに、鈍くなってくる。
それにしても、見事なものだ。白く覆われていたときは、それほど目立たないが、じかに見えるようになると、その葉っぱの穴の多さ。ほとんどがレース状に喰い荒されている。
猛暑と畑の乾燥で、種まきが遅れた。その上、異常なほどの、害虫の多さと、活動の持続。やっと、秋になったと思ったら、雨また雨、曇り空。生育の遅れが顕著な所に、今度は、急な寒さが襲ってくる。畑の野菜たち、どう育っていけばよいか、迷っていることだろう。

リサイクル。

2010-10-26 18:25:20 | 農作業
10月26日(火)    いちじ  

雨は、朝には降りやんでいた。予報は、曇り。しかし、庭は水溜りと、グチャグチャ泥だらけ。畑も作業はしずらいだろうと、納屋建築を一日続ける。午前と午後、一時的に、通雨のように、小雨が降るが、作業を中断するほどではなかった。
出入り口のサッシを取り付ける。4~5年前に、解体現場から、もらってきたアルミサッシを保存しておいた。一度取り付けたものを、外したものだから、少々傷があったり、曲がったりしている。それを直しながら、取り付ける。少し時間はかかるが、取り付けてしまえば、ちゃんと機能する。廃品のリサイクルで、充分役に立つ。
柱として使っている角材も、5年ほど前に、農協の払下げで、安く購入したものだ。農協の倉庫で、米とか、肥料類を収納するときに、コンクリートの床に直に置かないために、使っていた角材。その払下げを、50本ほど、購入しておいた。古い鶏舎に入れておいたので、トタン屋根の破れから、雨漏りして、一部腐ったようなものもあったが、ほとんど使える。新しく購入するより、6~7割安い価格だ。
リサイクル品を使い、自分で建築することで、建築費も、3割位で、上がるはずだ。

儲け日

2010-10-25 18:11:08 | 農作業
10月25日(月)  

こう云うこともある。雨は、暗いうちに降りやんだようだ。起きるころには、上がっている。今夜からはまた雨予報だが、日中は降らないという。一日、儲かった。雨だったら、何をしようかと思っていたのだが、外仕事ができる。しかし、雨後ゆえ、畑仕事はしんどい。納屋建築にかかる。
昨日に引き続き、最後になる4番目の柱を組み、建てる。筋交を入れ、振れ止めを付ける。これで、1番目から5番目まで、すべての柱が建ち、筋交や、振れ止めでつながり、小屋の全体が組みたてられたことになる。屋根のもやを除いて、小屋の構造が、組み立てられた。ここまでできると、あとは、重機を使ったりする必要はなくなる。よほどのことがないと、ゆれたり、つぶれたりはしない。こまごまとした、作業の積み重ねで、完成に持っていける。
時間が余ったので、人間が出入りする、入口のサッシを取りつける準備にかかる。

全体の柱、梁が完成



基礎がない所が入口になる
その手前の、仮の筋交がある所に、両開きのサッシを取りつける予定。

天気予報

2010-10-24 18:25:18 | 農作業
10月24日(日)    のち  

もう、天気は下り坂。夜には、雨が降り始める予報。
しかし、実際の天気は、昼前ころに、小雨が降り始める。地面を濡らすほどに降り、その後、降りやむ。と思ったら、雨上がりは、一時間ほど。また、濡れるか濡れないかくらいの小雨が降り始める。結局、この雨は止むことなく、5時少し前から、本降りとなる。
雨は夜からの予報だったので、朝から、納屋建築を始める。小雨が降ってはきたが、道具類を出し広げるので、いちいち、作業場に片づけたりは無駄になる。天気予報を信ずれば、たいした雨にはならないだろう、と、納屋建築を続行する。電気を使う道具だから、雨は大敵。濡らすことはできない。うっすらと濡れる程度の雨なので、シートを被せての作業。使うたびに、シートから出し、使い終わると、シートの下に。少々手間はかかるが、5番目の柱を組み終わらす。引き続き、建てて、仮筋交を取りつける。外壁になる所なので、中の柱も3本立てる。筋交を加工し、さあ、取り付けようという所で、雨は本降りになる。あわてて、道具を片付けるが、その間に、びっしょり濡れるほどに、降られてしまった。
明日も雨の天気になりそう。何をしようかな?

霜降

2010-10-23 18:16:23 | 農作業
10月23日(土)    ときどき 

予報は、秋晴。しかし、思いのほか雲が流れ、太陽を隠す。すっきりと晴天とは言い難かった。太陽が隠れると、肌寒さを感じる。カレンダーは、「霜降」。そろそろ、霜が降りてもおかしくない日付と云うことだ。「秋気が去って冬の兆しあり」とある。
七十二候も
霜始降(しもはじめてふる)  初霜が降りるころ
季節らしい気候になってきたということか。

出荷手伝い。
ソラマメ育苗作業。
270ポットほど作る。全部で、550ポット位。
納屋建築

ポットを並べ、ソラマメを播種した所。
ポット中央の緑色のが、種。青色なのは、種子消毒してあるから


並べて、不織布でくるむ



ソラマメ育苗

2010-10-22 18:13:07 | 農作業
10月22日(金)  

どんより曇り空で、肌寒さを感じるような一日。
ソラマメの育苗の準備。赤土にクン炭などを混ぜて、育苗用の培土を作る。その培土を、ポリポットに入れて、苗箱に並べる。たっぷりと水を掛けて、ソラマメの種を播種する。種は大きいので、指でつまんで、ポットの土に突き刺す。三分の一くらいは、表面に出ているようにする。
播種した苗箱は、地面に直接並べず、パイプなどで、棚を作り、その上に並べる。ナメクジや、アブラムシの害を受けないように、全体を、不織布でくるむように覆っておく。発芽するまで、ある程度日数がかかるので、再度、散水し完了。
280ポット、約半分終わらす。
合間を見て、明日の出荷用のヤマイモの収穫。整理を行う。砂地がかった畑だが、この間の雨や曇りで、土が湿っており、イモ肌に付き、なかなかとれず、きれいにならない。