畑のつぶやき

畑や田んぼの作物の生育や農作業の報告
農家の暮らしの日記
田畑を取り巻く自然の移ろいの描写
食、農への思い

籾移動

2015-08-30 17:50:55 | 農作業

8月30日(日)   いちじ 

今日はどうだろうと、空を見るが、同じような空模様だ。予報も同じで、雨も降るという。様子を見て、今日も刈ろうかなと、思いながら、朝の家事をやっていると、トタンをたたく雨音。テラスの周りのコンクリートも湿ってくるほどに。葉っぱに露がつくほどに雨が降ったら、よほど良い天気で、風も吹き、露を振り払ってくれなければ、その日の刈取りはできない。ということは、今日はもうできそうもない。あきらめる。ゆっくりと新聞を読み、9時過ぎに立ち上がる。

スクリューコンベアの据え付けをしよう。チェーンでつりさげるようにして使うタイプだ。どうしようか考え、いろいろ案をひねり出すが、やはり、天井の梁からつるし、籾タンクの方は、投入口にフックをつけるように加工し、つりさげることに決める。あちこち探しまわり、必要なワイヤーやチェーンを引っ張り出してくる。ほかの必要な金具なども、以前に買い置きしたものの中から、見つけ出しておく。ここで、一休み。ゆっくり休んで、昼食も済ませ、午後から、作業開始。

籾摺り作業や、既存のタンクへのモミ搬送に邪魔にならないように、スクリューコンベアを据え付ける。作業しないときには、籾タンクの脇に吊り下げておくようにもする。その後、乾燥機の中のモミを貯蔵タンクに移動する。こちらは、既存のタンクにバネコンベアで搬送。タンク内にはいるモミを全体に広げるのは、鍬やスコップが必要で、ほこりになるので、マスクをしながらの作業だ。

ぐずつく空を恨めしく思いながら、仕事終わりと、作業場を出て、ポツポツする中を家に向かう。ちょうど、5時になるところだった。

 


強行

2015-08-30 07:28:47 | 農作業

8月29日(土) 

朝から、昨日と同じ様な曇り空が続く。予報は、雨マークも出る。昨日と同じ様な予報だ。それなら、降らない可能性もある。稲刈りを強行しよう、と決める。雨の可能性もあるので、考えていた予定を変更して、家の近場から始める。大土手の5枚のところは倒伏もしているから、何度も雨に充てると、より刈りにくくなるし、穂発芽する可能性も出る。まず、これを刈ってしまえば一安心だ。

機械を運び、刈り始める。先日の雨と、この間の涼しい曇り空で、土は湿り、水がたまっているところもあった。クローラーで走ると旋回するところは、土が削れたり沈んだりで、クローラーには、泥の塊がつく。倒伏にぐちゃぐちゃ、苦労をしながら、ゆっくりとだが、機械の性能がよくなっているので、それほどのロスなく、作業は進む。空模様は、ほとんど変わらず、時には、霧雨ほどではないが、肌に水分を感じることもあったが、水滴になることもなく、天気は持ってくれた。夕方には、残る4枚を刈り終えた。

乾燥機のスイッチを入れて、シャワーを浴びるが、そろそろシャワーでは涼しすぎるくらいだ。


無駄日

2015-08-28 18:20:36 | 農作業

8月28日(金)  

どんよりとした曇。天気予報は、弱い雨で、昼過ぎくらいから、本降りとなる。外に出ても、明るい雲と黒っぽい雲が混ざり合い、空気も、何となく湿っぽい。水滴とまではゆかないが、霧雨のように肌にも感じる。迷った結果、稲刈りは、今日もやめる。昨日の続きで、作業場の片づけ。午前中で、ほぼ、処分するものは運び出した。午後は、掃除をして、一台の貯蔵タンクの解体。ボルトナットで組んであるので、それらを外し、解体する。鉄骨を溶接して作った、下の枠は解体するには時間場かかるので、場所を取らないように、隅に横にしておく。重いので、ジャッキアップをしながら、時間をかけて移動。丸一日かかって、ようやく片付く。とにかく、これで、今年のコメ収穫作業は、楽にできるだろう。

ところで、天気の方は、一滴の雨も降らなかった。これなら、稲刈りはできたのに。夕方になり、作業場が終わったのは良いが、何か一日無駄にしたように感じて、空を、あるいは天気予報を、恨めしく感じた。


中止

2015-08-27 18:41:53 | 農作業

8月27日(木)  

稲刈を始めようか、どうしよう、と、まずは田んぼの状態を見て回る。天気は、薄暗い曇り空。雨は降りそうではないが、稲刈日和には程遠い。

田んぼも、昨日の雨が、隅の低いところなどには少し溜まっている。四隅は機械が曲がるところで、クローらが土を掘りやすい。土が柔らかく湿っていると、ぐちゃぐちゃになりやすい。家の近くで、日照りで倒伏しているところは、暗渠排水のおかげで、水は溜まっていないが、倒れた稲が湿っている。結局、そんなことで、稲刈りは中止。農機店に行き、モミ搬送の機械がどんなものがあるか調べる。手ごろなスクリューコンベアがあり、使えるので、注文。またも購入だが、あれこれ手間をかけるよりはと、決めてしまった。

作業場の中の片付けに着手。古い乾燥機を貯蔵タンクとして使うことにしたので、3台ある手製のタンクが一つ不要になる。手狭の作業場なので、撤去したいと、手を付ける。まずは、あちこちに置いてある、機械の部品など。何かに使おうとしまいこんでおいたのだが、使わず仕舞い。この先も、それほど長いことはないから、決して利用することはないだろう。すべて処分してしまい、空間を作ることから始める。それにしてもかなりの量のものが中二階や、奥の方に積んであった。しかも機械の解体した部品などだから、金物で重たい。それらを運びおろすのだから、時間がかかる。

全部片づけ終らないで、夕方。作業着はほこりまみれ。少し涼しいが、シャワーでさっぱりする。


据え付け直し

2015-08-26 18:36:38 | 農作業

8月26日(水)   のち  いちじ 

夜のうちから降り始めた雨は、午前中、一時、猛烈な雨となり、大雨洪水警報まで出たが、すぐに上がり、昼前からは曇り空。午後は、一時的に陽も射す天気。

午前中は、出荷作業。午後は、もち米の籾摺り。

乾燥機の入れ替えのために、籾摺り機の位置を変えて、据え付け直しておいたが、それが失敗。乾燥機から籾を流すが、排出パイプから流れてゆかない。距離が離れすぎたため、排出パイプの勾配が緩くなりすぎたためだ。作業を中止し、籾摺り機と選別計量機を動かし、据え付け直す。やはり、実際に作業してみないことには、わからない場合がある。これだと、古い乾燥機を利用した籾タンクにも距離が離れているため、モミが流れないことになる。何か考えないとならない。


秋の空気

2015-08-25 18:08:47 | 農作業

8月25日(火)  

すっかり秋らしい空気になる。涼しい空気は、気持ちよい。しかし、まだ8月。動いていると、肌着は汗ばんでしまう。少し太陽が顔を出すときは、やはりまだ夏の太陽だ。

午前中は、花畑。ニンジン用の畝立、マルチ張。今年は、太陽熱処理をやれなかった、やらずに済ましちゃったから、穴あきマルチの畝に、コート種子をまくしかない。草に閉じ込められるのを承知では、種蒔はできない。マルチなら、穴と処だけの草取りで済むから、大変でも、手巻きをする方がよい。

午後は、秀地区の田んぼに回り、ぐるりと張った、畔波シートを取り外し、片づける。


日記

2015-08-25 06:09:01 | 農作業

8月24日(月)   ときどき 

家の前の畑。どうにか生き残った数本とまだ小さなキュウリが、少しは秋らしくなった天気に、幾分ほっとしたように、緑を濃くし始めている。あとは、耕してあるところも、雨の後、草が芽を出し始めた。周囲の草を刈り、トラクターで、再耕起。

畝立機の幅を変える。しばらくの間、畑に放置してあったせいか、成形機の移動部分が動かず、オイルをさしたり、分解したり、手間取る。土埃などが、スライドする隙間に固まってしまっていたようだ。やはり、作業後はこまめに掃除しておかないと、あとで苦労する。


刈始

2015-08-23 19:02:36 | 農作業

8月23日(日)   ときどき 

もう一か所の畑、花畑に、トラクターを荷台に向かう。先日草刈りをしたが、この間の天気で、もうかなりの丈に伸びているところを、ロータリー耕。草の処理、マルチの撤去していないところがあるので、断片的な耕起で、手間がかかるが、昼前には、帰ってこれた。

午後は、空に黒い雲が広がったりしたが、雨の心配はないようなので、コンバインの試運転がてら、もち米の刈取りをする。大土手の5枚の田んぼの一番高いところ。周囲に民家などもあるが、山続きだ。近くに、サルやシカが出ることもある。キョンが穂を食べたらしく、かなりの穂が千切れたり、稲株が踏みつけられた折れている個所もかなりある。水不足で、旱枯れでの倒伏も見られる。収穫を速めたい理由でもある。

機械を点検し、田んぼに運ぶ。グレンタンクを軽トラに積み、刈取りを始めるのは、3時過ぎ。作業を始め、中の方に行くに従い、かなりの害があることを確認する。まあ、自給用のもち米で、贈答用も含めての収穫は見込めそうなので、しようがないかと、あきらめつつ、コンバインを走らせた。

乾燥機に張り込み、乾燥運転。タンクを片付け、コンバインも引き上げてくる。コシヒカリの収穫は、数日後、雨も予想されるので、週末ごろからか。


2015-08-23 18:55:56 | 農作業

8月22日(土)   ときどき 

田んぼがひと段落したので、畑へ。秀畑。午前中は、モア。作付けしていないところの草刈り。ちょうど真ん中辺に、、エンドウ~インゲンをやったアーチネットがあり、そこも草が伸び放題。片づけが間に合わず、そこだけは残しての草刈り。早めに終わり、帰って、出荷を手伝う。

午後は、ロータリー耕。草の根っこなどがびっしりなので、丁寧に3回くらい耕し、草の残渣は鋤き込む。秋作を急がなければ。


一段落

2015-08-22 06:49:33 | 農作業

8月21日(金)   ときどき 

ムシムシする天気は続く。田んぼの草刈り。先月の末に草を刈り、水を汲み入れた田んぼだが、一月も経たないのに、稲刈りに邪魔なほどの草丈に生育している。午前、午後、一日作業で、とりあえず、収穫前の草刈りは一段落。

この間の、雨や、曇り空で、田んぼの土は、しっとりと水分を含み、場所によっては、水がたまっているところもある。稲にとっては良い状態だ。表面も、一度固まっているので、どろどろになることはなく、コンバインがもぐることもないだろう。今後も、この状態が続いてほしいものだ。台風などによる大雨さえなければ、と思っている