畑のつぶやき

畑や田んぼの作物の生育や農作業の報告
農家の暮らしの日記
田畑を取り巻く自然の移ろいの描写
食、農への思い

大豆定植

2008-07-31 20:41:13 | 農作業
7月31日  のち 

午前中は草処理マルチの畝間の草取り。
夕方には、二回目の大豆の定植。少々のお湿りと、気温も少し低め(といっても、30度は越えているが)だし、曇り気味なので、苗のダメージは少なそう。苗もちょうど良い大きさ、一回の水かけで済みそう。

過酷な畑土に移された大豆


植え付け作業、全景


欠かせない水かけの道具一式




草処理マルチ

2008-07-30 20:58:29 | 我が家の畑
7月30日  ときどき 

昨日のちょっとしたお湿り後、気温はいくらか低くなった感じだ。今日も田んぼの水入れや、畑の草取りにと、動き回ったが、それほど汗はかかないで済む。このくらいで、過ぎてくれればよいのだが。

実況の写真でもわかるが、透明マルチの効果はかなりのものだ。マルチを張って、一月位。マルチの張っていない、畝間の草は、ヒユナなどを中心に、大きいものは30cm位になっている。
しかし、マルチの中は見事に草はない。梅雨明け後の炎天下では、地面の表面は50度を超える温度だ。ましてや、マルチの中は、ゆうに60度を越しているだろう。そんな温度の中8~9時間毎日浸かっていれば、地表の草の種は、茹だって死んでしまうだろう。木の下の木陰になるところは、マルチの中もびっしりの草が、芽を出している。が、その草もここの処の暑さのせいか、少しづつ枯れ始めている。

マルチの中は草がない


2008-07-29 19:13:25 | 暮らし
7月29日  ときどき  いちじ 

昼食後、横になり、うつらうつらとしていると、突然、ゴロゴロ、、、ドーン。雷の音。外は真夏の太陽が照りつけている。はるか北の空が少し薄黒くなっているだけ。しかし、雷の音は大きい。すぐ側だ。「雲もなく、雷だけなんて、珍しいね」などと話しながら、また肩透かしを食うのだろうと、うつらうつら。
「降ってきたよ、車の窓は」と連れ合いの声に、目覚める。2時少し前。大粒の雨がぽつぽつと。空も曇ってきている。それほどの降りにはなりそうもないが、外に出ると濡れるくらいの雨量だ。3時位までは、事務仕事。
小振りの様だから畑に。時々、ワイパーを動かすくらいの雨。結局、二時間弱、の降雨で、約10mmの雨量。田んぼには役に立たないが、畑の表面を濡らし、一息つくくらいは役立った。本当に20日ぶりくらいの、たまる雨だった。

畑の畝間の草取り。午前も午後も。
今日は久しぶりにこれから、サッカーを見ながら、早めに一杯やろう。

60日雛

2008-07-28 21:04:06 | ニワトリ
7月28日  ときどき 

今年のニワトリ、コクシジウムで、30羽も死なせてしまったことは、以前報告した。三割近くの減少は、卵の「生産」に支障をきたす。友人に、雛導入の時、30羽余分に取ってくれるように、頼んでおいた。それが、今日到着した。
我が家では、初めての、60日齢雛だ。今まではずっと、初生雛から、育雛してきた。養鶏場での育雛は、当然現在の工業的養鶏に適するように、育てている。平飼で、粗食と自然の餌に慣れるようには育雛していない。我が家での育雛との違いがあるのかどうか。明日、早速、青草をやってみよう。

午前中は、草刈機の刃を研いだり、道具の修理など。
午後は、畑の農道部分の道普請。大きく凹んで、雨水が溜まって困っている所に、土を運んで埋める。夏の土が乾いているうちに、しっかり、固めておかなければならない。少しばかり、畝間の草取りをしてくる。

今日到着した雛


3月の雛、もう、140日齢になった。そろそろ卵も産み始めるだろう。
広い成鶏舎に移してやる。




誕生日 ?

2008-07-27 19:29:48 | 暮らし
7月27日  いちじ 

相変わらず、雨は降らない。予報では、いくらかは、おこぼれを頂けるようなのだが、雨雲は、はるか北の空をお通りのようだ。
今日は、連れ合いの誕生日だ。5月から昨日までの、歳の差三才が、再び四歳になる日。若かりし頃は、よく話題にしたりしたものだが、今はそんなこともない。
「どうする?」と言ったら、巻物の寿司と云うから、注文する。今日は、それを肴にこれから一杯だ。
と同時に、今日は、三年前に死んだ父親の命日でもある。連れ合いは、父親の命日はけして忘れないと言っている。昨年、三回忌をやったから、今年は特に法事はない。だが、仏だけはお参りしておくか。また、余計なことだが、二番目の弟の誕生日も今日。忙しい日だ。

鶏舎の鶏糞の片づけ。廃鶏に出した鶏舎に、若い鶏をそろそろ移動させなくてはならないから。

稲作

2008-07-26 20:22:29 | 米作り
7月26日  ときどき 

稲作について、一言。米は日本全国、どこでも作られている。けれど、田植え、稲刈りは、各地域でかなりのずれがある。しかも、南(西)が早く、北(東)が遅い、ということもない。
一般的に、稲の生育と気温の関係から、田植えが5月、6月で、収穫期は、9月から10月である。しかし、品種改良にもよるが、一部地域が、早場米地域として、8月の収穫ができる。九州、四国の一部と、関東では千葉県の一部が早場米地域だ。最も早いのは、宮崎、鹿児島だと思う。(沖縄は除く)
暖かい所が、早く採れるとは限らない。稲の授粉時の気温が高すぎると、(要するに、穂の出る時に、)花粉は生きられず受粉できない。真夏の出穂は稲にとって危険なのだ。なぜ、梅雨明けの気温の高い時に受粉できるかというと、早場米地域は、たいがい、気候が、海洋性気候で、内陸気候のように最高気温が極端に高くない、そういう地域だと思う。
田植頃の、一定の気温の確保、出穂から実りまでの条件に合う気温。それが早場米地域の条件だ。早場米のメリットは、秋の台風シーズンの前に収穫が終わることだ。(市場流通米では、いち早く、新米と、はためかせるから)それ以外は、かなり無理をした作り方だと思う。

今日は、この処の暑さに疲れ、出荷を手伝うだけで、あとは何もしなかった。


水かけ

2008-07-26 14:16:15 | 我が家の畑
7月25日  ときどき 

昨日に続き、少し残っている大豆を植える。水かけも同じように。
同時に、昨日植えた苗には、二回目の水かけを行う。大豆は丈夫な作物。この水かけで、まず確実に根付いてくれる。
夕方も、5時を過ぎると、ようやく、日差しも弱まる感じだ。6時過ぎ位から水かけ。水のせいばかりでなく、吹く風も涼しく感じる。1300Lの水かけは、やはり8時近くまでかかった。
午前中は、大豆が足りそうもないので、追加の種まき。床土を作りトレイに入れて、種まき。覆土して、たっぷりとかん水する。6トレイ作る。連結ポットに茶豆、黒豆を播く。これで、今年の大豆は良しとする。例年より少ないが、味噌には間に合うだろう。

大豆定植

2008-07-25 14:27:58 | 我が家の畑
7月24日  いちじ 

だいぶ遅れてしまった大豆の定植。
19日に植えようと思ったが、隣のおばあさんが亡くなって中止。葬儀後は、急な梅雨明けで、田んぼの水入れにてんてこ舞い。トレイの中で、ひょろひょろに伸びた大豆。しかし、空からの畑に、植え付けるのだから、この炎天下では、植える先から、枯れてしまいかねない。
植え付け時間を、夕方4時頃からにする。午前中は、植え付け後の水かけの、ポンプやタンクの準備をしておく。トラックにタンクを三つ。水汲みポンプと、水かけ用のポンプ。タンクに水を満杯にしておく。1300Lだ。
3時を過ぎても、日差しは弱まらない。畑に出かける。草は強い。こんな天気でもしっかり芽を出している。管理機で耕し、除草を兼ねて植え溝を作る。
4時過ぎ、連れ合いが苗を持ってきて植え始める。空からの畑は、土の塊ががちがちで、まるで石ころの中に大豆を植えているようなもの。このままでは活着しようがない。やはり水をかけることにする。
水かけは、涼しくなった6時頃から。暑い昼間では、すぐ蒸発してしまう。夜間なら、いくらか長いこと土を湿らせていてくれる。1300Lの水かけが終わったのは、8時少し前。ホースを片づけて帰ると、8時を過ぎている。体を洗って、ビールを飲むと、バタン、キュウ。


夜回り

2008-07-23 21:39:30 | 暮らし
7月23日  ときどき 

今日も、田んぼに水を入れながら、畔の草刈。朝から強い日差し、気温も高い。昼に上がってくる時は、全身汗でびしょびしょ。全部着替えて、シャワーを浴びる。しばらくは、一日、二回のシャワーが必要になる。
午後は、1時から3時位が最も強い日差しになるから、仕事に出るのは、3時ころになる。昼食後は、昼寝をして、ゆっくり過ごす。
今日は、夕方6時過ぎ頃に、水を入れれるようになった田んぼがある。本当は、明日、入れたかったのだが、これからは、競争になる。うまい具合に、入れれる時に入れておいたほうが良いので、入れ始めた。
堰から水路に落とした水を、水路をせき止めて、田んぼに入れる。これは、皆一斉にはできないから、順番になる。この天気だと、多くの人が順番待ちになるだろう。
田んぼに水がいっぱいになるには、5~6時間かかるだろう。7時位に一度帰り食事の支度。8時頃、様子を見に行き、風呂に入り、夕食。軽くビールを飲み、これから、ひと眠りするつもり。夜中に起きて、水を見にゆくつもり。昔はよくあった、夜回りの水入れ、水番だ。久しぶりのことだ。